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54歳の時計物語(1)

 金土日と毎晩子供時代からの友達を中心に呑んでいました。 いや、さすがに月曜日はフラフラ。
 で、暫くここの更新が滞っており、お詫びも兼ねて大ネタ連載。 かな?
 
 簡単に書くと、要するに生まれて初めて十万円以上の時計を買った、というお話です。
 
 ことの発端はほぼ半年にも及ぶ前、母親が私を呼びつけて封筒を一つ手渡しました。 曰く「形見分けである」とのこと。 今から遡ること数十年前、母親が銀行を定年退職で辞めた時、長年の夢であったオメガの時計を約十万円程で購入。 まぁ、それからまた一本それくらいの腕時計を買っているんだけど、それらは全て当然ながら女性ものばかり。
 つまり、このままでは母が死んだ後、私にあげる時計が無い、ということで封筒内には十万円が入っていました。
 
 いえいえ、それどころか放蕩、浪費、親不孝の責めを負うべく、私があの世に昇った暁には親戚縁者の前で土下座のあげく、先祖に袋だたきにされても文句は言えない跡継ぎですから、そんな勿体ないものはとてもじゃないと固辞したのですが、それはそれ、私の粋を通させろ、とのこと。
 
 さいですか...
 
 小生意気な本によると、男は死んで息子に受け継ぐ時計を中高年で買っておかないといけないとかなんとか。 いえ、私もこのブログ右上にリンクされているプロフィールにあるように、百数十万の腕時計に一目惚れしたこともあります。
 しかしプラチナボディだったその時計は、ステンレススチールになって「たったの(!?)」23万円になりました。 私は以前からこの百数十万の腕時計のことを、たまたま街で見かけて一目惚れした美人がヤクザの女だったようなもの、と形容しており、それが約五分の一の値段になったことでちょっとヤバ目ながらその妹で我慢しようとその時心に決めました。
 とはいえ、その妹を身請けするにもまだ十数万円足りません。
 
 てなことで少しでも加算するお金を貯めるうちにも時は経ち、一方でいつまでも与えたお金で買った時計を見せに来ない息子に、母は姉との会話でどうやら私がその十万円を使い込んでしまったのではないかという説になりつつあるとの噂を察知。
 いや、なんでやねん、そんなんめっちゃトホホな息子やんか。わて。
 
 母も八十歳を超えいつまでも元気である訳も無く、仕方ないな、足らずはちょっと無理して工面するかぁ、とヤクザの女の妹の腕時計サイトを訪れました。 
 ところが、なななんと、その妹分も販売中止になっておりました。 いえ、面白おかしく書いていますが、本当はこの事実を知ったときにはかなりショックを受けました。 ほんと、大声上げて天に向かって泣き叫びたいくらいに。
 ああ、許しておくれ、妹分。 あっしの甲斐性がないばかりに、お前を身請けできなかったよ... あっしが色男だった故に金も力も無かったよ... ウルウルウルウルウル。
 
後半へ続く♪
Tenshodo00

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