« 天ぷらに挑戦 | トップページ | 小さな年末を心に(?) »

2011年末、改めて国政へ絶望

 ずっと書くのをためらってましたが、八ヶ場ダム建設続行の決定を聞いて、もうどうがんばっても現政権への期待を維持することができなくなりました。
 
 この政治カテゴリーをたどってもらえばおわかりのように、私はアンチ自民の立場もあって、民主党政治に対して多くの不安や不備を知りつつも、それでも何とか50年に及ぶ自民党政治の垢を落としてくれると期待していました。
 しかし、普天間基地は沖縄外に出せず、子供手当は廃止(高速道路無償化については期待していなかったので評価外)、これぞ新しい政治の形と喝采した政治仕分けも結局うやむや。 結局増税しか無いとはわかっているけど、国家公務員の報酬、人員削減は手つかずで、結局自民党時代と何が違うのか見分けがつきません。
 しかし、このような暗黒の日本に導いた基礎を築いた自民党時代には戻りたくないし、う〜〜、と頭を抱えていたら、昨夜のNHKでまるで今の私の疑問に全て答えるかのような番組をやっていて、そのタイミングのあまりの良さに薄気味悪さを感じた程でした、
 
 その番組名は「証言ドキュメント 永田町 権力の漂流」。
 この番組、二年前に「永田町・権力の興亡」というのをやっており、今回もそのスタイルを継承しています。 で、感心するのは、登場する政治家が非常に素直に心情を吐露していることで、よほどプロデューサーが各政治家たちから信頼されているのでしょうか。
 
 そしてこの内容が、まるで来る次回国政選挙における民主党下野の分析をするかのようで、タイムスリップしたのか?と頬をつねりたくなるような内容。 いえ、本当に末尾に今後〜選挙結果までの新カットを入れればそのまま「永田町・権民主党政治の敗北を検証する」が完成します。
 奇妙なのが、民主党をここまで導き、ここまで混乱させた、鳩山、小沢、管の語りが全て「終わっちゃった感」に溢れていることで、恐らく彼らも次回選挙で民主が敗北するとわかりきっているんでしょう。

 とはいえ、アンチ自民としてむかつくのは、復興予算や、財源確保の増税、公務員経費節減など、全てにわたって低能な野党よろしく反対しかしない自民党。 こいつらがもう少し野党時代を大人として対処していれば、さすがの私でも次回選挙で投票しないでもないものを。
 その原因もこの番組で語られおりました。 要するに現自民党の最大派閥は「落選派」という笑えない冗談があるくらいで、今の自民党はとにかく国民よりも何よりも、一刻も早い総選挙で彼ら落選議員生活を守らなくてはならないのです。
 そう、そこに国民は不在で、国会議員というめちゃくちゃ美味しい仕事に就くものの生活を守る労働組合状態です。 そら彼らの野党体制に国民が視線に入ってないはずです。
 
 まぁ、いいんですよ。 (私も含めた)そんな低次元の政治揶揄が無数のメディアで繰り返されているような平和な喜劇時代がいつまでも続くのであれば。
 もし今日にでも日本の国際の格付けがどこかの機関によってなされたりしたら、怒濤のような日本売りが始まっても誰にも止められません。 でも彼ら国会議員はそれでも自分たちの給与と年金は守りつつ、明日も陣取りゲームに奔走し続けるであろうことが、この番組で一層確信できました。
 
 小沢へのインタビューで、このような国難の時に何故(管降ろしの)権力闘争ですか?という質問があり、それに対して小沢は、このような時期であるからしっかりしたリーダーを得る必要があるのです、海外ではみんなそうです、と言ってましたが、ほんまそうかいな。
 資格停止を食らって、地元に湯水のごとく流れ込む復興予算(プラスどさくさまぎれの予算)が思うように取れないから焦ってるんとちゃうの。 で、それは自民党議員がさらに切実な問題でしょうけど。
 
 ということで、来年早々に日本がギリシャ並みの経済混乱に陥る不幸に一票。

|

« 天ぷらに挑戦 | トップページ | 小さな年末を心に(?) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 天ぷらに挑戦 | トップページ | 小さな年末を心に(?) »