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ゆすりたかり福井県

 今夕NHKニュースを見ていたら、福井県が「原発の稼働 or 停止を問わず」設置原発の出力に応じて新たな県税を課すそうです。
 
 ほへ? 6月にも福井県は関西電力に対し、稼働しなくなっても原子力燃料税を「従来よりも引き上げた上で」存続させるという決断をしました。 で、さらにこれ?
 乞食かやくざか、お前ら。
 
 先日、朝日新聞が原発立地自治体代表にインタビューした記事が掲載されており、原発廃止と助成金収入の狭間で多くの首長が悩む中、福井県知事ははっきりと電力会社からの助成金がなければ福井県は成り立たない、従って今後も原発中心の県政は揺らぎない、とはっきり明言していました。
 
 それはそれで一つの潔さともとれますが、その結果、原発再起動は認めない、しかして電力会社からの収入は従来通り、あるいはそれ以上。 そんな話ありますか?
 そして電力会社は正規の負担だけではなく、寄付金という形でこれら乞食自治体に億単位の金を投入しているとの報道も先日あったばかりです。 これを読んで、ろくに乗客もいないのに、わざわざ直流電化してまで敦賀まで関西から新快速を延長した疑問が融解しました。

 さて事実上電力会社を選べない日本国民、この場合関西電力地域に住む人間が、こういうゆすりたかりの財源を有無を言わさず負担せざるを得ません。 しかし順次検査停止してゆく原発は再稼働させず、その結果、この冬も来夏も大口、家庭を問わず大幅な節電を余儀なくされつつあります。
 そんな中で、冒頭の信じられない自治体やくざのやりたい放題。
 
 こういう主張をすると「じゃ、原発を大阪湾に持って行ってくれ」という決め台詞をほざくわけですが、ああいいですよ。 稼働させない原発ならばいくらでも大阪湾に持ってきてください。 火を入れない原発を設置するだけで湯水のごとくの金が入るなら、日本最多の生活保護世帯を負担する大阪市は大歓迎です。 こんなに美味しい話はありませんって。
 
 何より情けないのは、これらの福井県のゆすり県政に他の原発立地12道県が興味を示しているということ。 こいつらなんやねん。 東京、神奈川、大阪などの都会を除いても、それ以外の自治体努力をどういう風に捉えているのかと憤りさえ感じます。
 
 恐らくは福島第一原発事故の流れから、多くの公人が原発立地地域へ言いたいことが言えないだろうという風潮を捉えた背景がある訳で、だとするならば本当に卑屈な方法であり、それが暴力団などの反社会勢力であるならともなく、全うな自治体であることがまさに原発マネーという麻薬漬けの修羅場風景としか思えません。 福島の事故を利用した、言わば火事太りを狙っていると言われても仕方がないと私は捉えています。
 
 てなことを書いて、もし福井県民(私が非難しているのは福井県という自治体ですけど)や、それに加勢する団体関係者からブーイングを受けるかもしれませんが、それを恐れてへつらい笑いをする事は私はできません。
 6月の時点ではさすがに私も少々遠慮した表現をしていました。 しかし、こうなると話は別です。 これ以上乞食のごとく金を無心するなら、それなりの働きをしろ>福井県

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社会問題」カテゴリの記事

コメント

 どうコメント返しさせて頂くかしばらく考えましたが>満足度さん
 
 「田舎のいやらしさは蜘蛛の巣のようで、おせっかいのべたべた息が詰まりそう」という岡林信康の歌を思い出してしまいました。
 私が若かった頃はまだ大阪の私が住んでいるところもこういう粘着的なところがありましたが、数十年経って、それもずいぶん薄まってきた気がします。 そして何となくそれを日本全体の動きと捉えていた節があります。
 しかし、どうやらそうではないようですね。 そんな中で地元で生きて行くというバイアスが絡むともう何も変え様が無いと絶望感に苛まれてきました。

投稿: あやおば | 2013年7月29日 (月) 15時37分

私にとっては疑問です。福井で育ってなれた人にとっては、と前置きが要りそうな感じがします。
如何にも田舎の考え方で、アウトサイダーになってしまうと一晩で周囲全員に噂の広まる様な所です。しかも、根も葉もない事も付け加えて悪しざまに言われるし、こうした圧力が原発推進という空気にあらがえない事にもつながるのでしょう。
この県では革新は期待できないと私は常々思っており、外圧しかないと思います。それは、自民党が毎回圧勝する事や県庁前で活動する反原発派を残酷に嘲笑する雑踏の人々の感じを見ても明らかです。

投稿: 満足度 | 2013年7月25日 (木) 12時13分

 あまりに短いコメントで少々怖いと思いつつ、調子に乗ってコメントを付け加えますと...
 先日の福井県へのカニカニ旅行、私は見なかったのですが、とあるTVでは福井県は県民満足度日本No.1なんだとか。

 そういわれてみれば、主な道は除雪完璧、田んぼのど真ん中にこつ然と、どえらい前衛的な建設物が現れ、それは全て公立のホールの類いばかり。
 そしてそこに至る道はいたずらに素晴らしい並木道が延々と連なっています。

 この費用って殆どが我々関西電力ユーザーが支払ってきた電力料金が原資だと思うと、単純に旅を楽しむことができませんでした。

投稿: あやおば | 2012年2月25日 (土) 06時28分

まったく同感。

投稿: | 2012年2月24日 (金) 21時24分

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