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おもろい若者が出てきたぞ

 先日NHKの爆問学問を見ていたら、加藤嘉一なる人物が出ていました。 何でも、いま中国で一番人気のある日本人なんだとか。 
 
 いやぁ、おもろい!!!!>こいつ
 
 私は中国および中国人嫌いであることを既にここで何度かはっきりと書いております。
 そんな偏狭なことでいいのか、と若い頃は悩んでいたのですが、たまたま30歳前後で読んだ邱永漢の本(多分「中国人と日本人」という題名だったと記憶しています)に、中国は肥溜め、中国人は蛆虫、という表現があったのを境に、はっきりと変わりました。
 この本を見つけたのは日本人向け書店とはいえ、その中国人の国である台湾でした。 一瞬、おいおい、こんな本、ここで売ってて良いの?と脚が軽く震えたのを今でも覚えています。
 この概念には付則があって、中国を一旦出た中国人はその限りにあらずということで、あぁ、絶対的な中国人は素晴らしい人も多いんだけど、中国から出ようとしない人はどうしようもないんだ、と妙に腑に落ちました。
 以来、私の中国および中国人観はそこに落ち着いたまま。 漁船衝突事故にしても新幹線脱線にしても、スポーツの世界であっても「だって蛆虫なんだもん」で終わり。
 
 一方で、こういう世界観で良いのかなぁ、というカウンターパートも私の意識には存在します。 と言っても今更中国に行って自分で調べる気もないし、友達を作りたいとは思えない。 人を嫌いになった後に好きになるというのは、その逆に比べて非常に難しいと感じるのは私だけではないでしょう。
 
 そんな中でできたのがこの加藤嘉一なる若者。 若干26歳。 何よりそのはみ出しっ子ぶりが素晴らしい。
 「(日本で)いじめられただろ」「いじめられましたよ」
 爆笑問題とのこの会話だけで、彼がいかに日本社会に馴染めなかったのかよくわかります。 恐らく都会の個性的な家庭に育ったんだろうと思ったら、上記リンクにあるwikiによると静岡県見延市の農家の出だとか。 う〜む、最近の農家はなかなかアバンギャルドじゃのう...
 
 何より偉いのは彼が北京大学留学時代に徹底的に中国語(北京語)をマスターしたこと。 見識も理想も喧嘩もネイティブな語学がなければ机上の空論でしかありません。 そして大学を経ずに高校卒業後に中国に渡ったのも彼の世界形成にとっては良かったのかもしれません。 結果として日本と中国の両方を理解しかつ批判できる思考が形成されたのだと想像します。
 
 何より興味深いのは、なぜ彼が中国で大人気を得たのかというところです。
 そこに透けて見えるのは中国人もこのまま嫌日でいいのか、と考えている人が少なくないということです。 これは嫌中の私がわざわざ加藤嘉一の名を出してここで記事にしていることと全く同じです。
 中国共産党が悪いのかなんなのか、犯人探しは別として、凝り固まりつつあり、そしてマスコミ報道のみではそれがますます堅牢になろうとする互いの反目感情を、もしかしたらこういう遊撃手が風穴を開けてくれるのかもしれない、と感じました。
 
 ということで、そのうち彼の著作でも拾ってみようかと思います。(とりあえずはこないだ酔ってポチッとなしたS.Jobsの自伝を読まなくてはならないのです)

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来たわよ来たわよ、フィッシングメールが♪

 昨日、授業の休み時間にメールチェックをしたら、何といま巷で噂の銀行キャッシュカード系フィッシングメールが来ていました。
 いやぁ、嬉しいの何のって、@niftyの迷惑メールフィルターのお陰かどうか、今までこういうのが受信トレイに入ったことがなかったし、それ以前に自宅にも事務所にもいわゆる振り込め詐欺系の電話すらかかってきたことがありませんでした。
 「いやぁ、そんな交通事故起こすような息子は大阪湾に沈めてください」「そらえらいこっちゃ、一億円振り込みますけん、なんとか孫を助けてくんしゃい!!」とかいろいろ対応を用意していたのに、です。(ちなみにこれは「発信者番号非表示拒否」という電話機備え付けの機能がかなり有効に働いたと思われます)
 
 てなことで、ちょうど学生たちにも良い教材だ、と授業を中断してレクチャー。 と、そのまえに私でもわかる範囲のことを調べてみました。
 
 まず、何より平和だったのは最初にこのメールを受信したのが@niftyのwebメールであったことと、初期設定でhtml表示しないという設定にしていたことで、詐欺サイトへのリンクが無効になっていたことです。
 次に、何よりメールの題名の頭にabc00000という@niftyの私のIDが冠されていたこと。 そして差出人も私。 そんな古典的な形態の偽メールも今時珍しい。 
 そして改行コード部分に"ckdb8d"という変なコードが紛れていて、いかにも海外犯風。 さらに最近では逆に怪しまれる重要度"高"表示。
 
Fishing
 webメールであることと、Mac OSであることも加えて、敢えてhtml表示に切り替えてサイトを訪れてみました。
 本来のSMBCのサイトからコピーされてきたビットマップ画像で挟まれたメイン部分は、テキストフィールド以外全て「絵」であり、日本語もWindowsライクなジャギー文字でMacのブラウザではあり得ない奇妙さ。 おまけに細かく見ると「第二暗唱の入力」の「二」が明らかに「一」あるいは「三」からピクセル編集した形跡がありますから、これも外国人によるコーディングと推定できます。
 
 ヘッダーを全て表示させると差出人は"btm01@btmtrade.com"で、どうもまともな韓国系の貿易会社の様子。 とてもこんなアホなフィッシング詐欺をするとは思えないので、恐らく盗まれたメールアドレスか、単純なアドレスからこれさえも詐称でしょう。
 ついでにプロバイダーも韓国系のgautech.netというところで、先の三菱重工系といい、衆議院会館といい、中国系ウジ虫ハッカーがんばってるやん、と思ってたら、韓国系もまだまだ健在だったんですねぇ...
 
 あれ?ちょっと待って。 誘導される"eatuo.com"というサイトのネームサーバーがLookUpで"3322.net"と出てきました。 おっと、ここは中国系ですね。 もちろんここはただのDNS業者(英文ページがないので詳細不明)でしょうが、やっぱり中国系の臭いがしますか?
 傑作なのが誘導先サイトのWhoisは、登録者名が"ONLINENIC, INC."でこれはカリフォルニアにあるドメインネーム屋で、犯人が"eatuo.com"という自サイトを登録するときに勝手に利用されたのだと思います。 まぁ、唯一犯人につながる糸口はこの業者への登録情報ですが、coドメインと違ってcomは登記謄本なんてチェックしませんから多分たいした情報は残っていない可能性が高いです。


 素人分析はここまで。
 でも思うに、だれが犯人であろうと、この程度の仕組みに騙されてカード全情報を送信する方がどうかしてますよ。 この程度の滑稽さ、幼稚さに気がつかない人は、即刻銀行のオンライン取引などやめて、それでも心配ならキャッシュカードも破棄して平日9時3時の窓口取引に徹するべきでしょう。
 デジタルデバイドに文句言う以前に、自分の全財産抜き取られたんじゃどうしようもないじゃないですか。
 
 なお、この件についてはつい数日前のNHKニュースで流されていたのと全く同じーケースと思われますのであくまで関係者の研究目的のために誘導先のURLを一部加工して掲載しておきます。
 加工の意味さえわからない方はもちろん、自己責任が取れない方は決して安易に接続しないでください。 私は一切の責任を負いません。
 
 ttp://smbc-jp.eatuo.com/reg.aspx

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ペンタブレットでお絵描き

 今タブレットと書くとiPadとかになっちゃうので、わざわざ本来の「グラフィック」あるいは「ペン」を頭につけないとややこしいことになりそうです。
 
 一ヶ月ほど前、教室に学生向けのポスターデザイン募集のポスター(?)が貼ってあるのが目に入りました。 内容的に面白そうだな、と感じた、というより実はこのときに大まかなアイデアがポコンと浮かんだので学生とは別途、個人として応募することにしました。
 あらかたのデザイン作業を終え、最後にどうしても手書き風イラストを描かねばなりません。 と言っても、きっちりとしたデザインをまずスケッチブックにやってから、ってのではなくて、いわゆる落書き風なのでIllustratorのブラシ機能+ペンタブでなんとかする予定でした。
 
 ところが私が持っているペンタブは、はていつのものでしょうか。 ケーブルはADBで、接続されているマシンはOS9が走るPowerMac 7600、インストールされているIllustratorはVer.10。 一応昔のデータを読むために置いてあるのですが、さすがにこれではまずかろう。
 創作活動に金をケチってはいけない、と学校の帰りにヨドバシにでも寄って最新のWACOMのタブレットを買うぞ、と決心しました。 が、学校で訊くと、備品があるということ。 先ほどまでの潔い決心はどこへやら、それを鞄に入れて借りて帰ってきました。
 
 幸い、PowerPCでもまだ動くドライバがあって、自宅のPowerBook G4でも事務所のPowerMac G5でも全く問題なく稼働。 で、全体から描いたイラストのみ抽出したのが下記。

Illust

 ペンタブ初心者ゆえに、いまひとつスマートに描けていませんが、個人的にこういう気の抜けたようなイラストは好きで、結構サラサラ描けたりします。
 中央のインチキなN.Y.のイメージはIllustrator CSのいつだったかのバージョンで実装された「透明」というマスクの一種をかけております。 CS嫌いな私ですが、嫌でも新しい機能について行かねば飯の食い上げにつながりますからねぇ。 でも、端から見たら遊んでるようにしか見えないんだろうなぁ... 
 
 さて、月末までに応募しなくては。

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IndyCarsとmotoGPでの死亡事故

 レースに事故はつきもので、ファンにはそれを正直期待している部分がないとは絶対に言わせませんが、IndyCarsとmotoGPで連続して死亡事故が起きると、やはり暗い気持ちになってしまいます。
 
 motoGPの中継の前日、たまたまCATVでダン・ウェルドンが死亡したレースの再放送を見てしまい、個人的にはCARTが終わって全く興味を失ってしまったアメリカンレーシングシーンとは言え、そこに落ちた影に暗い気持ちになってしまったのに、さらにmotoGPのマルコ・シモンチェリ。
 
 ダンのケースは、人道的配慮からか、最後まで詳細な映像解説がなく、なんとなく狐につままれたような感があったのに対し、マルコのほうは中継映像に彼のヘルメットのみがコースサイドに転がっていくのがはっきり映っていました。
 さらにニュースサイトではエドワーズとロッシが彼をまさしく踏みつぶして行く画像が早々に公開されていて、暗澹とした気持ちになりました。
 
 エドワーズがしばらくの間コースサイドに放心状態で座り込んでいたのは、彼が負った怪我(肩の脱臼)よりも、シモンチェリにとどめを刺してしまった自責の念からに違いありません。(もちろん彼のせいではありません) 転倒は免れながらも残る当事者であるロッシも、いわば同郷の弟分のような存在であり、ショックは隠せないでしょう。
 
 才能がありながらも、最高峰クラスに上がってからは一瞬の早さを見せながら結果を出せなかったシモンチェリ。 それがやっとこの数戦で表彰台というはっきり目に見える結果を出せるようになり、その頂上に登るのも遠くない、と言われだしていた矢先のこの不幸だけに、何と言うか人の運の皮肉さを感じざるを得ません。 スタート前、嬉しそうにアピールしていた彼の新しいwebサイトも今ではシンボリックなコンテンツ一枚が表示されているだけです。
 これで残るF1でも不幸があれば、ほんと今年はモータースポーツにとって厄年としか言いようがありません。
 
 何よりダン・ウェルドンとマルコ・シモンチェリの冥福を祈ります。

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侮れないExcelのグラフィック

 少し前から月2回社会人、それも恐らくは60歳前後と思われる紳士にホームページにまつわる技術を教えています。
 このおじさん、これまで全くwebとは関係なく、突然異動で広報部門に回され、それも単なる監督ではなく実際にサーバー内のコンテンツを編集しなくてはならなくなったそうです。
 サラリーマン生活に縁がない私は素直に大変ですねぇ、と言ったら「いや、これがサラリーマンですわ」と、特に恨みっぽくもなくあっさり言われたのには、少々感心しました。 なるほど、これはこれで腹をくくっていらっしゃる。

 それはさておき、このおじさんの会社、DreamWeaverもFireWorksもPhotoShopもなく、ホームページビルダーがメイン。 グラフィックは?と訊くと、前任者はGIMPを使っていたということ。
 うひゃ〜、GIMPって使ったこと無い、と思いつつ、可能な限りは対応しなくてはならないので、事務所のWindowsマシンにGIMP2をインストールして予習。
 感想は「PhotoShopのようでPhotoShopでない、ベンベン♪」。 まぁ無料ですから文句は言えませんわなぁ。

 んで、この会社のwebに貼付けてあるバナーや地図を適時編集しなくてはならず、バナーについてはエクセルに貼付けて一種のデータベース化されている、と聞いて、とりあえずその内の数種類を持参してもらいました。 う〜ん、確かにExcelのシートに無造作にバナーが多数貼付けられています。

 この時点で私の頭には、先に聞いたGIMP使用という言葉が前提にありました。 ですからExcelからこれらのバナーをコピーしてGIMPに持ち込み、当然ながらレイヤーなんてのは存在しないので、バナー内の文字はグラフィックとして編集することにしました。
 ことろがこのコピー作業で、時々バナーの一部しかExcel上で選択できないトラブルに見舞われ、二人で「う〜ん」と頭を抱えるはめに。 「おっかしいですねぇ」とExcel上でごそごそやっていると、なんとそのグラフィックはデータベースとして保管されていたのではなく、Excel本体のグラフィック編集機能で作成されたことがわかりました。
 つまりはExcel上で矩形(角丸も簡単)を組み上げ、テキストもそのままオブジェクトとして保持されているため、コピー変更も(GIMP上でのビットマップ編集に比較して)めちゃくちゃ簡単。 おまけにビジネスソフトならではのクリップアートも充実していて、その仕組みがわかっておじさんと大笑い。

 ただし、どちらにせよ最終的にGIFやJPEGにGIMPで書き出さなくてはならないため、とりあえずその会社のデータの仕組みを説明した後、ExcelからGIMP経由でweb用に書き出す方法をお伝えしてその日の授業は終わりました。

 情報不足だったとはいえ、グラフィックを生業にしている故に、かえってこういうビジネスソフトのグラフィック機能については無知なもんだと改めて反省しました。

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写真スライドショーで今更どたばた

 数週間ほど前から、閉店する前のバーの写真百枚ほどをどうやって公開するかで結構悩みました。
 いえいえ、写真のスライドショーです。 20年前からMacroMedia Directorがあれば簡単にBGMとセットして作ることができた代物。 なのに今になって結構悩みました。
 
 ポイントはBGMと、写真のトランジション(移り変わり時のエフェクト)。
 写真だけのスライドショーならCD焼込みソフトを使って(ほとんど今では忘れられた存在の)フォトCDにすれば、パソコンでもDVD/BDプレーヤーでも簡単にスライドショーが楽しめます。 ところがこれはBGMは非対応です。
 んじゃwebかい、と思って調べてみると、JavaScriptなどで結構スライドショーを実現できるのに、こちらもBGM非対応。 あとは名前こそBGM付スライドショーではあるものの、出力されるファイルはNTSC SDのビデオフォーマットになってしまうものばかりでした。

 見せたい写真は長時間露光ものが殆どで、場合によっては明るいものと暗いものを分けて撮影したものをPhotoShopで合成し、さらに縦横最大800pxに縮小してあります。 そこまで苦労したものをビデオ出力では見せたくないのです。
 
 基本に戻ろうと写真を取り込んだMacのiPhotoを開き、スライドショーを作成。 そこから「共有」しようとしたらビデオ品質のQuickTime。 ファイルメニューの「書き出し」は写真品質のQuickTimeですが、こちらは最大が640px×480pxで、任意の大きさに指定できない。 う〜。
 なんでかなぁ、そんな独善的なソフトじゃないのにiPhotoは、と数日かけてあれこれいじっていたら、スライドショーなぞを作成せず、アルバムの状態から「書き出し」を選べば、あ〜ら不思議、詳細なダイアログが出現して、任意のピクセル数で、当然BGMも埋め込んでトランジション込みでQuickTimeファイルに書き出せることが分かりました。

 ただQuickTimeファイルですから、WindowsユーザーにはQuickTimeダウンロードの手間を強いることになります。 ところがflvだとかあれこれ互換性の高いのを探しても結局SDビデオ出力しかありません。 Adobe Media Encoderを使えばHDクオリティのビデオ出力も可能ですが、これだと再生できる環境が限られます。
 
 んで、こういうプラグインもの(embedもの、objectものとも呼ぶ)のをwebページに貼ると、プラグインの無い環境では自動的にダウンロードを促すメッセージが出るなど、結構お約束が多いものです。
 ただし、これはQuickTime Playerから「web用に書き出し」という機能を使えばスタイルシートや親切な解説をつけて一つのフォルダーにおさめてくれることを発見。
 ファイル参照がQuickTimeの概念になれないとちょっと戸惑いますが、それもちゃんと解説付きで、調子に乗ってiPhone版も書き出しました。
 
 残念なのはPC版で再生されるQuickTimeコンテンツがストリーミング向けのファーストスタートになっていないことで、回線品質によっては数十秒待たされることです。 これは上記iPhotoから書き出すときに選択肢が選べなかったのが原因です。 QuickTime Playerから再書き出しすると品質が落ちるし(と、ここまで書いて、コンテンツ外部依存のQuickTimeに再書き出ししてやれば品質が落ちずにファーストスタートが可能なんじゃないの?と今気づきました)。→この件、10/22にコメントにて追記
 
 ま、何はともあれ、最終的な仕上がりはこちらからpc、iPhone版を選んでご覧になることができます(著作権の関係で早々に削除する可能性あり)。 住所とか丸わかりだけど、もう営業してないからいいよね。

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@niftyからのプロバイダ変更

 自宅の通信環境をBフレッツからプレミアム(ともにマンションタイプ)に変更したついでにプロバイダも@niftyから変更した後日談です。
 
 最初に決定したのはプレミアムへの変更。 そして仕事の関係で、自宅にも固定IPが必須であることが前提条件。 NTT西日本からの最初の営業電話で確認すると、@niftyはBフレッツからプレミアムに変更するに伴ってIPアドレスが変更されるということ。 これは困った。
 
 というのは以前、事務所の回線をADSLからネクストに変更したときにも同じことが起き、@niftyに確認すると実際に工事が終わってみないとどんなIPアドレスが配給されるか分からないということでした。 仕事の関係上、もしあらかじめ新しいアドレスが分かっていれば、関係部署に事前にその認証作業をお願いして切れ目の無い移行ができるのにもかかわらず。
 さらに実際の移行も若干ドタバタし、もともと固定IPが欲しいという顧客はそれなりにクリティカルな条件を抱えているからこそなのに、あぁ@niftyって顧客の気持ちがわかってない、と失望したのも覚えています。
 
 そこでふと思い出したのがバーで使っていたISP。 これがInteLinkという格安固定IPサービスを売り物にしていて、同じ固定IPサービスで比較しても@niftyの大凡半額。 最初は安かろう悪かろうだろうと覚悟していたら、実際にはごくごく普通の使い心地でした。
 これがバー閉店後も解約していなかったので、もしこれが自宅で使えたら、とInterLinkのサイトで調べたら、ネクスト(何と、贅沢なことに、あのバーはネクスト接続だったのでした)からプレミアムへ変更してもそのままのIPアドレスで使用できることが確認できました。
 
 てなことで、自宅の回線変更が完全なるシームレスで無事終了したというわけです。
 感想としては先日も書いたように、もともとトラブル気味な状態が続いていた@niftyのDNSから解放されて快適快適。 速度も事務所の80Mbps台には及ばないものの70Mbps台の下りを確保。 心配なのは会社が小規模であることによる安定性と災害時の冗長性確保ですが、全く何もない現状でも遅い@niftyもはたしてこういう状況で安心とも言い切れませんから、ここは目をつぶりました。
 
 あと、何が起こったのか、iPod touch・Mac共にradikoがまたまた関東エリア認識となってしまいました。 まぁそれはそれでいいんだけど、J-waveの0時前後の番組がダサくなっているのにちょっと失望。 丁度一年前にも似たような現象になり、このときは数週間で解消したんだけど、今回は回線とISP同時変更だけに、さてどうなるのやら。

 念のために書き添えますと、@niftyから完全離脱するつもりはありません。 このblogはもちろんのこと、地味な部分ながら迷惑メールの判別機能が超優秀だからです。 だからこそ何十年も同じメールアドレスをメインとして使い続けることができる訳で、この性能の高さはMac純正の"Mail"の迷惑メールブロック機能など足下にも及びません。
 
 ということで、最終的には事務所のISPもInterLinkに変更し、昔から使っている@niftyのアドレスを上記blogとメールサービスを引き継ぎながら最低価格のプランに乗り換えようかと画策中。
 そりゃ@niftyも縮小するはずだ...

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フレッツ・プレミアムの面倒臭さ

 二ヶ月ほど前に、現在Bフレッツの自宅回線を光プレミアムに変えないか、との連絡がNTT西日本からありました。 事務所は光ネクストに換えて電話代(音声+ファックス)が節約されましたので、VoiPの災害や停電時の不安がありつつも、そろそろ自宅もプレミアムにしてもいいかな、と考えるように。
 
Flets_premium プレミアムは二年ほど前に知り合いが経営するパソコン教室で導入・セッティングし、そのとき何よりも三つの接続機械(VDSLモデム - CTU - VoiPアダプタ)+それぞれのACアダプターという使用者のことを考えないデザインに呆れ、それでもさすがにそろそろ何とかなっているかと思ったら、相変わらず何も変わっていないのだとか。
 ん〜、壁掛けにするとかしないと、これまででも目一杯だった配線が火を噴くんじゃないかと本当に心配になってきました。
 
 日本の電子機器で思うのはなぜACアダプターはデザインしないのかってこと。 アップルのノートマシン用やiPod用のそれを見ると、単に中国で作らせてるからとか、汎用を使うのが経済的だからってのは理由にならないと思うんですが。
 
 マンション棟内設備の更新もあり、冒頭のセールス電話から開通したのは結局昨日。 さて案の定、工事終了後の接続ができません。
 今回はこの回線変更にあわせてプロバイダも@niftyからInterLinkへ乗り換えたため、余計に原因を絞り込むのに時間がかかりました。
 結局は冒頭の自分の記事を参照して思い出し(自分のblogというのは備忘録として非常に有効です)、従来の家庭内ネットワークと、VDSLモデム以下ではネットワークセグメントが違うわけです。
 最終的に従来からのAirStationからのPPPoE接続をやめ、上流(CTU)にPPPoEをさせたあと有線でDHCP配給、それを再度AirStationから無線でDHCPという方法に落ち着きました。 あまりスマートとはいえないものの、これならばこれまで実行していたセキュリティ設定など、従来家庭内で接続している端末の設定なども含めて何も変更しなくて済みます。
 
 なお、こういうときにもL-09Cでのインターネット接続が別途可能なので、特に慌てることなく情報収集が可能。 その結果、無事新しいプロバイダー経由で接続終了、家庭内の各マシンからの接続も確認。
 
 webのブラウジング速度は明らかに向上。 これはフレッツからプレミアムになったからというよりも、ここ数ヶ月@niftyのDNSサーバーに問題があって、アドレス解決に非常に時間がかかるようになっていたのが、プロバイダを変更したことで解決した結果です。

 これにて一件落着な訳ですが、にしてもプレミアムのこの面倒臭さ、なんとかならないもんでしょうか。 ネクストはこの点、CTU以下がワンボディなため、LANアドレスの問題が無く、事務所もバーもあっというまに接続できたことに比べるとあまりの差があります。
 おそらく、こうしてプレミアムの営業活動を強化し、在庫のハードを全部掃いた後にこっちもワンボディになるんだろうなぁ...
 
 プロバイダを変更したことについてはまた後日。

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三週連続結婚式

Stained_glass 今週まで三週間連続結婚式 or 二次会の連続でした。 それも卒業生ばかり。
 お祝いや会費など懐は結構大変ですが、こんなにめでたいことはありません。 一応担任を持っていた頃の生徒たちとはいえ、いち非常勤講師としてはながら大変光栄なことじゃありませんか。
 
 二週間前は5年前に卒業した男子学生で、彼と彼の友達たちとは当時タバコでつながっていました。
 休み時間にそろって喫煙場所に向かい、あれこれ話すので他の生徒よりも深くつきあった気がします。 今では私も結婚した当人もタバコをやめてしまいましたが、喫煙にはこういうメリットがあったのは事実です。
 私が授業中に発したギャグが面白くないときでも彼らは合図ととともに嘘笑いをしてくれる、というネタも仕込んだりして、今思えばああいう明るく乾いた男子ってのはあれ以来減ってしまったような気がします。
 
 そして先週、今週と呼んでくれたのは上記男子の二年後の女子生徒。
 これはもうオタク繋がりと呼んでもいいでしょうか。 彼女たちが在籍した二年間は学園祭にしてもこの通りでして、楽しかったな、と。 もちろん本分である勉強も彼らはしっかりこなしました。
 特に彼女たちにしてみると、彼らのオタクな部分を否定しなかったということが大きなポイントだったそうです。 にもかかわらず、彼らはデザインの制作物には一切オタク臭を入れませんでしたから、そのけじめのつけ方が利発だったという印象が残っています。
 
 もちろん彼女たちだけでなく、今回の式や二次会に呼ばれた同級の男子生徒たちもそれは同じで、ただ彼らはまだ結婚するには数年を要するでしょう。 そうそう、こちらの男子生徒たちはバーにもよく来てくれましたっけ。
 
 三連続で列席した感想は、いつのまにか自分の感覚が親になってしまったこと。 いえ、娘はまだ中三ですから、どちらかというと上の息子ですね。
 特に二週間前の男子卒業生は、背格好が息子に少し似ていたので、いや、そうかぁ、こんな感じになるのかぁ、と軽く考えてしまいました。 まぁ、うちの場合は来年あたりにスペインに行くそうなので、下手すると外国人の嫁の可能性もあるのですが...
 とりあえずそのときは家内円満を演じなくてはならないんだな、うん。
 
 土曜日の別れ際「また来週」と冗談を飛ばしました。 いえいえ、次回はこの女子グループの一人で来年三月だそうです。 一種のラッシュなんでしょうね。 でもみんな幸せになってほしいです。
 二年間、毎週数時間一緒に過ごしていただけなのに、喜怒哀楽、時に涙も含めて様々な姿を見てしまった以上、その思いは余計に募ります。

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「がんばれ○○」のアホくささ

 とある地域で建設中の橋に使用される橋梁が福島県で製造されたのために、放射能が心配だということで別に新規製造を求めている団体がいるんだとか。

 アホか。

 もちろんこの橋梁は既に放射線量測定が終わっていて、いわゆる人体に影響の無い年間1マイクロミリシーベルトを下回っているそうです。 この橋に難癖つけている連中はこの橋の上で寝泊まりする気なんでしょうか。 いや、多分、放射能で異常を来す前に風邪で死ぬとは思いますが。

 他に薪だとか、果ては花火。 仮にそれがそこそこ高い値の放射線量を保持していたとしても、焼いてしまって、夜空に散って、さて誰の体に影響を及ぼすのでしょうか。

 仮にそういう阿呆どもの内の年寄りが健康診断で異常が発見され、CT検査を受けたらあっというまに安全と言われる年間1ミリシーベルトの7倍被爆(cf.朝日新聞)。
 「我々大人はともかく子供はね」と言いながら家庭用放射線量系を買った人。 実は外よりも家の電子レンジを始めとするキッチン周辺の放射線量の高さに狼狽したとか。 

 バラエティ番組消してちょっとは考えろよ>馬鹿達

 でも日本人だけじゃないです、この馬鹿共。
 「がんばれ日本」というステッカーをヘルメットやマシンにやたら貼っているモータースポーツの世界。 栃木県もてぎで行われたmotoGP JAPANは春から秋に延期したにもかかわらず、最後の最後まで来日にだだをこねていたライダー・関係者が多数いて、一時は開催が危ぶまれたとか。
 結局は開催されたけど、虚弱体質C.ストーナーにいつも世界中ついてくる嫁が来日しませんでした。 妊娠している可能性があるから、とか言ってましたが、嘘でしょ。

 阪神淡路大震災の後、しばらくの間にわか建築物診断士や地殻診断士のような素人があちこちに増え、新幹線の新横浜から品川に至る辺りの住宅密集地を見ながら「あれはだめだね」「あそこもだめ」なんてつぶやいていました。
 そんな中途半端な「えせ」科学的思考が世の中にはびこり、んで、それに対して毅然として理論的に反論することも無く「全ての方に理解して頂かなくては」ってまずは土下座する当事者たち。
 その土下座している連中もそれなりの高学歴なのに、腹の中で「まぁ説明しても分からんのやろな、アホやもんな、こいつら」と思いつつ、とにかくひれ伏すひれ伏す。

 ボケとんのか。

 がんばれ日本、ガンパレ東北、One Heart、何でもいいけど、心中とは裏腹に念仏を唱えているだけなら、もうやめろ。

 ※翌日読み直して一部訂正と、まとめ部分を書き換えました。

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S.ジョブス最後のいたずら心?

 iPhone4sが発表された日に死亡するという、なんとも演出好きのS.ジョブスらしい最後でした。 私よりたった三つ年上の56歳だったと、知っていたはずなのに、こういう時に改めていろいろと考えさせられます。
 
 さて、全く期待もしてなかったし、噂もなかったiPod nanoのOSのバージョンも1.2に上がりました。 その中で時計盤面のデザインが一挙に18種類になったのは単純に楽しめます。

 娘も色違いの同世代nano持ちなので、学校から帰ったばかりでだらり〜としていたのに、それを教えてやると飛び起きてPCに(彼女のiPodは同居人のWindows7 PC管轄)張り付きました。  しばらくいじった後、「な〜、どの文字盤にしたん?」と聞いてきたのでふと彼女のnanoのスクリーンを見ると微妙に私のと違う。
Nano_watch
 例えば上の写真で薄い緑になっている文字盤は私ではシルバー。 そして娘のはピンク。 右の方の黒っぽいベースに施されているアクセントやパイピングもシルバー vs ピンク。
 そう!ボディカラーと連動しているのです。
 
 iPod nanoって色によってモデル名が違うんでしょうか? それともシリアル? どちらにしてもハード側にボディ色を記録してある部分があり、それを読み取ってOSが表示色を微妙に変えるという手間をかけていることになります。
 
 以前、ここでも書いたかつてのアップルの遊び心、スプラッシュ画面のイースターエッグなどがどんどん消え去って行く中、久々に「どうでもいいし、無くても全く困らないけどちょっと楽しい」エンジニアの遊び心を見たような気がしました。

 ところで、iPhoneSのSはSteveのSだという噂が流れているそうで、まぁ、デマでも信じていいような気持ちになります。 このnanoの文字盤も彼得意の最後のいたずら心と思いたいもの。
 これを機会に以前アメリカで流された"Pirates of Silicon valley"というTVをどこかで流してほしいなっと。

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@nifty、どんどん縮小

 先ほど@niftyから送られてきたDM、「アット・ニフティストア 酒とグルメ館」が完全閉店するので売り切りセールをするのだとか。
 そんなサービスがあったことすら知りませんでしたが、それより気になるのはここ一年ほどのニフティのサービス縮小。 いえ、とりたてて騒ぐほどのメジャーなものではなくて、覚えている範囲ではビデオストリーミングサービス。
 今まで、このblogでごく普通にビデオをアップロードすると、自動的にニフティのYouTubeライクなストリーミングサービスにリンクしたんだけど、それが(もちろん事前に連絡はあったものの)今ではあっさりこの通り
 
 他には、webメールインターフェイスが現在新旧二つあって、その内旧バージョンが来年3月末にサービス終了を迎えます。
 通販サービスの固定コストが高いことは想像できます。 しかしビデオストリーミングは仮に新規登録を終了しても、既に圧縮してしまった過去のアーカイブが存在するサーバーを維持するのはそれほど経営にマイナスを与えるとは思えません。
 メールサービスにしても、概念として本来のメールサーバーから、どういうインターフェースでデータを取り出すかだけの問題で、特に旧バージョンを閉じたからといって画期的なコスト圧縮になるとは思えません。 恐らく@nifty全体ではもっと大規模なリストラが行われていると想像できます。
 
 フォーラム終了時に担当社員に楯突いたせいかどうか、今では全くニフティ社員と付き合いがありませんのであくまで想像ですが、サービスの大半、あるいは全てをアウトソーシング、あるいは丸投げしてしまう( or しまった)のかもしれません。 目的はもちろん富士通グループのコスト削減で、恐らく直雇いの社員の数も激減しているのではないでしょうか。

 思えば、数年前にIT系を騒がせた富士通の社長更迭劇。 それに大きく絡んでいたのが@niftyの売却でした。 @niftyのように足回り(早い話が電柱を日本全国に張り巡らせているNTT系と電力系)を持っていない一般向けISPは今後勝ち残れない、というのが以前からの定説で、そういう点では@niftyはかつてのパソコン通信の雄であったお陰で、かなり健闘したと言えます。
 しかし悲しいかな@niftyの足回りは富士通のFENICS回線をルーツとしたinfoweb。 その所有者である富士通から売却話が出るということは、魅力が無い訳じゃないけど、売れる間に売ってしまおうという話があったことも想像できます。
 
 それがうまく行かなかったから、かつてNo.1プロバイダを目指してのオールサービスから撤退しているのか、それとも既に決まっている売却に向けての身辺整理かはわかりません。
 といいつつ、いち@niftyユーザーとして別に慌てていないのは、仮にどこかに売却されたとしても最低限の接続サービスとメール程度は維持されるだろう、と踏んでいるからです。 blogは最悪閉鎖の可能性がありますねぇ... でもそのときはどこかに引っ越しできるプランが用意されるんじゃないかと思います。
 というのは、数年前までは@niftyの会員は原則として全てカード会員であることが前提で、その点ではこの不安定な経済下でも良質な会員層であることは間違いないからです。 もちろん、ここ十年ほどでどんどん退会も進んでいますが、私のように一つのメールアドレスを、ネット海の永久ブイとして浮かばせておこうと最低限のアカウントを一つは@nifty上に残そうと思っているユーザーは少なくありません、
 
 何はともあれいちユーザーとして無事にどこかの島に泳ぎ着いてほしいと願う次第です。
 あと、フォーラム関係が閉じられたときのドラスティックな処分が@nifty社員(特に富士通直系ではない、ネイティブな@nifty社員)に対して行われていないかが個人的に気がかりです。
 なんだかんだと言って、FCARにしても阪神淡路大震災の時にしてもお世話になった人が多々いますから、彼らがほぞを噛むような状況に陥っていないことを祈る限りです。

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