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なんと共産党が会派トップだったとは

 先日ポストに共産党の広報チラシが入っており、4月の市議選で「引き続き」吹田市議会は共産党が36議席中8人でトップだと言うことが分かりました。 テレビや新聞ばかり見ていると国会の趨勢をそのまま市政にもイメージしていたので、しかも引き続き、とあることから私のなんと認識不足だったことか。 恐れ入りました>吹田の共産党
 
 とは言っても二位は公明党で7議席ですから、まさしく紙一重のリードではあります。 しかしさらに興味深いのは三位以下にはもう政党名がないと言うことで、3名(!)の自民党はと言うと無所属の2名と組んで維新倶楽部たる、いかにも烏合の衆っぽい会派を設立して会派四位を確保せざるを得なかったようです。
 
 先日紹介した新書「世論の曲解」にも記述がありましたが、自民党は国政の与党であり続けたからこそ圧倒的な強さを保持できたわけで、野党に転じた途端に有権者は薄情なほどあっさりと見限る傾向があるそうです。 かつては革新系知事が続いたこともある吹田市ですから、もともと共産党系が強かったとは言え、公明党と三つどもえの争いをしていた自民党が会派名から消えたというのは、小さな出来事ながら象徴的な事例のような気がしました。
 
 この8名の市議の内、一人は私の子供達がお世話になった保育園の保母であり、特に下の娘の担任でもあったこともありました。(要するに保育園そのものが共産党のメッカでもあったわけで、断続的に延べ数年、赤旗を取らされたこともあり)
 そこから私が感じた共産党の感想は、条件闘争ができない硬直した勝利 or 敗北という前時代的な考え方、言い換えると世渡りの下手さというのがあり、それが国政ではいつまで経っても大きな支持を得られない原因の一つかと思われます。 しかしこと地方政治の場になるとこの馬鹿正直さがありがたく、また、基本的に政党助成金を受け取っていない強みから、正論闘争になると別次元の強さを発揮する点で、非常にありがたい存在といえます。
 例えばこのチラシに「国保料や住民税などの減免制度を利用しましょう」なんて囲みがあるのも、よくよく考えれば財政悪化へのベクトルなのに?と思ったりもしますが、これもいかにも、な訳です。
 
 彼らを公の場で嘘つき呼ばわりした橋下知事も恐らく苦々しく捉えているだろうと思われるのが南千里にある千里救命救急センター
 ここは医療ドラマの舞台になってもおかしくないほどアクティブな病院で、ここのドクターカーの爆走(交差点でタイヤを鳴らしながらすっ飛んで行く)のおかげで多くの北摂市民の命が助けられました。 正直、ここのドクターカーが来てダメだったら仕方ないか、的な信頼感があるのも事実です。
 
 んで、ここの補助金3.5億円を今年度から廃止したのがアドルフ橋下軍曹。 もともと府で運営していたものを府下の恩賜財団に移管、それも五年経ったので補助金をいきなり全額廃止したそうです。(これについて府(知事)側の詳細な主張はさっき探した限りでは見あたらなかったので、この辺りの正確性には欠けるかも知れません)
 
 とにかくこの補助金復活を党是として掲げているのが共産党な訳で、それが筆頭会派というのは市民としては心強いのは事実です。 特に箱もの優先的だった前市長が選挙で敗退(まぁ、新しい市長も、反対派に言わせるとスキャンダルてんこ盛りって噂ですから、そのうち火が噴くかも知れません)し、何かと新しい動きがしやすいときだと思うので、興味深く見守りたいと思います。

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女性の服装が羨ましい

 昨日は今年一番の暑さを感じました。
 基本的に暑さは苦手じゃないので、うわごとのように「暑い暑い」とつぶやくのは趣味でないにもかかわらず、朝学校に着いた途端に汗が噴き出て「暑い暑い」。 ユニクロ企業コラボTシャツの上に同じくユニクロのリネンシャツを着ていましたが、これを脱いでもまだ「暑い暑い」。
 
 さらに理不尽なのが男性の服飾ルール。
 今年はスーパークールビズとかでビジネスシーンの半パンも認められている企業が多いというのに、うちの学校は禁止。 二年前、半パンを履いて登校したら呼び出されて注意された経緯があります。
 家では既に雨で気温が特に低い日以外は半パンデフォルト。 基本的にスキニーなジーンズが多い身としては暑いのですよ。 肌にまとわりつくのですよ。
 
 その点、何が羨ましいと言って、女性の服装。
 襟ぐりの大きなTシャツ、半パン、ショートパンツはもちろん、スカートという最終兵器がある。 しかもそれを誰も咎めない。(だったらスカートを履いたら?とかいう面倒くさいコメントはつけないで下さい)
 
 インドがイギリスの植民地だった時代、バーミューダパンツにロングソックスが立派な正装だったのをご存じないのか、と叫んでも仕方ありませんが、15%節電だ、知事の警報だとかの事態に、もっと柔軟な発想をして欲しいんですけどねえ...
 それ以前に教室のエアコン設定温度が24度。 節電以前に寒い。 特に多くの女子は両腕を抱えて寒い寒いの連発。 この学校、入学式卒業式にはど〜んと日章旗が掲揚され、当然君が代斉唱。 学内にはチームマイナスなんとかのポスターが何年も前から張り出されて、つまりお上の聞き分けは最高なはずなのにエアコン24度。 ???
 集中制御なので教室単位では温度設定の変更はできませんが、そこは勝手知ったる非常勤。 管理棟のパネルをちょこちょこといじって26度に変更。
 
 東大の消費電力量がハンパではないというのが報道されている中、程度の大小はあれど、専門学校、大学の消費電力は比較的大きい傾向にあるのは間違いなく、もう少しトータルに考え直さないと単なるお題目に終わりそうな昨今の省エネ旋風。

(これを書きがてら作ったひじきと厚揚げの煮物が旨い...)

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クリエイターグッズ衝動買い

 自分仕様携帯ストラップのクリップがかなり痛んできたので、新しいのを求めて学校帰りに三ノ宮の東急ハンズに寄りました。
 
Starpigs 店に入るとき、入り口で何かやっているのに気付き、帰りに改めてそちらの方を見ると、写真にあるスタバのパロディイラストが大きくプリントされているのが目に入り、思わずふらふらと立ち寄りました。
 家に帰って調べたりしたら、SHU matsukuraというイラストレーターの作品で、ワゴンで販売していたのも彼本人と思われます。
 
 残念ながら彼本人のページはあまりコンテンツが多くなく、代わりに彼のファンのブログを紹介させて頂きます。
 
 娘用にもう一つヘッドホンをつけて音楽を聴いているrockなブタと合わせて合計二つ購入。
 600円くらいかな〜と思ったら、二つで1050円。 まぁ、仕方ないよね、この手の創作物で食っていくのは大変だもんね。 卒業生にもこういう絵を描いて何とか飯を食えないか試行錯誤しているのもいますから、そこは納得です。

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久々に感銘を受けた新書

 ガメこい(「がめつい」の関西最上級)同居人が洗剤ほしさに、またまた数年ぶりに新聞を毎日から朝日に切り替えました。 私としては愛するいしいひさいちの漫画を毎朝読むことができて大歓迎なのですが、なぜか日曜日に毎日で読んでいた書評コーナーが懐かしい。
 
 そんな毎日の書評コーナーで見つけたのが世論の曲解という光文社新書。
 積ん読状態だったのを、バーに持参してヒマなときに読んでいたらやっと読了しました。
 
 まだ自民党から民主党への政権交代の興奮が収まらない頃の本ですが、アンチ自民という立場を他に置いても、またその後民主党が失政を重ねている今でもなお、非常に感銘を受けました。
 
 政治にしても原発にしても圧倒的多数の人々はその現場にいるわけが無く、報道という間接的手段を通じて物事を知ります。 当然それらは編集され、あるいはジャーナリズムという手法で筆者の主張を経て、我々のところに届きます。 と同時に世論というものがこれまたメディアを通じて届けられ、さぁ今起こっていることはこういうことで、これらは今後こうなるでしょう、こうなるべきです、という起承転結を持った物語であるかのような印象を受けます。
 
 加えてこれに最近はインターネットがメディアに加わり、これまでのマスコミのあり方に疑問を持っていた人々はインターネットの情報こそが真実である、という主張が声高に聞こえている気もします。
 
 そんなこんなをこの本の筆者は冷静に数字を見ることで見極めろ、と訴えています。 理系の人かと思ったら法学畑の人らしく、なるほど旧来の大学研究者らしく丹念に資料を掘り起こして分析することに徹底した結果かと思うと同時に、こういう地道な作業を横着せずに経ることでいい加減なひな壇評論家の戯言に惑わされずに済むのかとも気付きました。
 
 とはいえ、この客観的な数字という資料を眺め直して思考を進める作業、自分(私)が行わなくてはならないとなるとやはり難しいのは事実。 願わくば政治の節目節目にこの筆者による整理の結果を出版して頂きたいと思う辺りがバカの証拠か、と自分が情けなくもなり。
 
 末尾(P277)に書かれている「この本を読了した皆様には、どの評論家がマシで、どの評論家が廃業すべきか、判断して頂ければと思う」とあり、非常に理性的で論理的ながら、ところどころに流れる好戦的な香りが結構気に入ったと同時に、まさしくこの点がこの本の魅力を最も明確に表していると思います。
 
 また、現在の状況を考えるにP267の下りが非常に参考になります。
 「(自民党は)結局、民主党政権の失政を待つしかないだろう。もちろん、ただ待つだけでなく、そのときに受け皿となるべく、党を刷新し、人を入れ替え、有権者が投票したくなる政党として存在している必要がある。もっとも二大政党制というのは片方の大政党が与党である間、もう片方がその失政を待つ制度だと考えれば、本来の政党の役割を果たせば良いだけのことである。それが自民党にできるかどうかは、ともかくとして」
 
 本の前半には、なぜ自民党が小泉時代の勢いを失って民主党に与党の座を奪われたかの解説があり、データ的根拠無く「この方向こそ正しい」「あいつが戦犯だ」などと「科学的思考不在」で党の進む方向を間違ったことが原因だと分析しています。
 それを考えると、これだけの民主党の失政があっても、次回選挙で自民党の盛り返しはあっても与党になる可能性は低そうであることも客観的に分析されているので、私としては一安心。
 が、それは同時にだれもが安定与党になれない政治の場となることを予言しているわけで、震災復興という大儀があってもこれだけ与野党が国民のためにまとまれない国会を見ていると、さらなる混迷の政治が待っているだけという気がします。
 
 あぁもう少し民主党がまともに政治を進めていれば...

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絶対どっかで見てるやろ

 最近週末に雨に見舞われることが多く、これは私のバー通いに大きな影響を及ぼします。
 春くらいまでは不思議に週末は降らなかったのが、今は逆。

 何が大変かといって、帰りの足。 自転車がなければ、つまり自転車でバーに行くことができなければ、帰りは電車。 でも終電は0:30前なので、ちょっとでも閉店がもたつくとアウト。 次はタクシーだけど、コストもさることながら、捕まえるのに苦労すること。 雨の終電後にタクシーが捕まえにくくなるのは全国共通の事象かと。 傘を差して歩いても25分。
 ところが最悪なのが雨中の自転車。 個人的に傘を差して自転車に乗るのが嫌いなので、雨の日は乗るなよ、置いて行けよ、なのですが、途中に降り出した場合はどうしようもない。 とてもブルー。

 具体的に説明しますと、まずは土曜日。
 マンションベランダから手を出して雨が行ってきも落ちていないのを確認。 一階に下りて自転車のペダルに力を入れた途端にポツリポツリ。 たったの10分持ってくれ、という願いも虚しく、路傍の水たまりには派手な波紋が一杯に。 道中1/3のあたりで一旦家に帰ろうと実際にUターンしましたが、それさえも耐えられないほどの大雨。 ああああ、もう思考回路短絡、このまま行っちまえ、と再度Uターン。 裏の裏は表。
 しかしますます酷くなる雨脚。 途中長い間待たされる信号では、袖をまくった腕に当たる雨粒の飛沫がはっきりと見えるほど。

 結局店に着いたら、上着代わりに着ていたGシャツはぐっしょり、下に着ていたTシャツと、腿がべったり濡れたジーンズも全て店のエアコンで乾燥させる始末。
 その後、常連さんと、な〜んてね、と言うくらいに雨が上がり、まぁ無理して自転車で来た甲斐があったと思ってたら、シャッターを閉めた途端にポツリポツリ。
 家に着く頃には本降り。 嘘やろ。

 日曜日、晴れではないけどずっと曇り。
 なのに帰ることにはポツリポツリ。 なんで?

 そして月曜日(今週はイレギュラーで金土日ではなく土日月に店に出ました)。
 夕方には道路は完全に乾いていたのに、閉店直後にポツリポツリの雨の印。 うそやろ〜。 自宅に近づく頃には大粒の雨粒に加えて雷のオマケ付き。

 そして家に帰って暫くしたら嘘のように雨が止む。

 知ってんねんぞ、絶対どっかで見てるやろ〜。

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ここの鶏唐揚げが止められない

 恒久的なダイエット生活を続けているために、いわゆるグルメ情報ってのは殆ど掲載することができません。
 
 が、ここ鳥安商店の唐揚げは是非にお勧めしたい。
 油を使っているものの、牛肉や豚肉よりもヘルシーとされ、筋トレのタンパク源としても定評ある鶏肉ですから、まぁ良しとして下さい。
 
 私はプールからの帰り、100g辺り150円のシンプルな唐揚げを200〜300g買って帰り、風呂上がりのベランダビールのつまみにその中から数個食べることが時々あります。
 そしてさらに最近はまっているのが写真にある紅生姜と一緒にあげたタイプと海苔と一緒にあげたもの。 価格は少しだけ高くなって100g辺り170円。 色は毒々しいですが、つまみとしては大げさに書くと涙が出そうなほど美味しい。
 
 その美味さ加減は、私から見ると北摂の巧いもの巡りをしているとも思える友人夫婦の家に招かれた時に、土産代わりにここの唐揚げを持って行った逸話あり。
 宴会が終わってみんなが帰った後、ぽつんと残された粗末なビニール袋に入れられたこの唐揚げを不審に思いつつ主人が一口かじり、「旨い」とつぶやいて、そこからまた飲めた、という逸話があるくらいですから客観的に見てもまず間違いはないかと。
 吹田ローカルにさらに突っ込ませてもらうと、300m程離れた鳥○○という店がなぜか有名なのですが、味と言い、店員の横柄さと言い私としては全くこの鳥○○を薦める気にはなれません。

Toriyasu
 
 さて、写真の包み紙に書かれている「暮らしの店 大松デパート」というコピーについて蘊蓄を垂れさせてもらうと、何を隠そうこの店の入っているビルはJR吹田駅前初のビル型大型ショッピングセンターだったのです。
 多分私が小学校のときだったから40年前にこのビルが完成し、近代的な販売設備にみんなは狂喜乱舞したものでした。
 ところがその数年後、角を曲がったところにサカエというスーパーが開店し、なんと吹田駅前で初のエスカレーター付店舗、開店セール時のインスタントラーメン一袋10円が今でも記憶に残っています。 おかげで独立系スーパーだった大松はあっという間に衰退し、今では1Fで最も大きな面積を占めるのは100円ショップ。 あとはこの鳥安商店も含めてどこの駅前地方都市にもある雑居ビルと化してしまいました。
 
 余談ながら、この大松デパートを駆逐したサカエもやがてダイエーグループに飲み込まれ、ディスカウントストアになって、挙げ句は少し離れた駅前ダイエーと立派にタメを張るローカル食品スーパーの雄、サタケ本店になる為に解体されてしまいましたから、皮肉と言えば皮肉なものです。
 
 そんな今ではどうでも良い駅前雑居ビルの1Fに店を構えるこの鳥安商店、従業員は年寄りばかり。 後継者らしき若者を見たこともありませんから、恐らく今後はそれぞれの寿命と共に自然閉店になる可能性大です。
 
 最後にブラタモリ的な補足を加えますと、この店のジジババと商店街のリーダーが先日店横の通路で話をしているのを傍受。 ババ曰く、このビルの下の地下室は凄い広いのだとか。 お〜、そう言えば確かにここの地下には広大な食料品売り場があったっけ。
 探検してみたいぞ...

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福井県原発燃料税の疑問

 あまり全国レベルでは報道されていないようですが、福井県が原発の運用に対する税制を改正するそうです。
 簡単に言うと、現状では原発で新たな燃料棒を使用する度に一定の納税義務が生じるようになっているのを、燃料棒の交換に関係無く、つまり炉が停止状態でも税収を確保するという案です。
 う〜ん、なんでしょ、このニュース。 正直言って納得できない。
 
 昨今の原発停止→再稼働拒否の流れの中、でもこれまでと同額の(厳密には約12%の税率を15%に引き上げ)銭は取るという風に取れるからです。
 
 別の話として大阪府知事に福井県知事がよこした公開質問状には、原発の存在は既に地元経済と雇用にかけがえのない関係を構築している、というような主張がありましたから、恐らく今後も福井県に限らず、原発立地自治体は日本国が滅びるまで補助金と税金を収入原資にしてゆくつもりでしょう。
 いえ別段これを非難するつもりはありません。 二年前に書いたように、140年前から始まった地方の衰退を防ぐための方策として原発誘致は非常に重要な選択肢です。
 
 ネット上では「嫌なら原発が出て行けばよい、という立地自治体の脅しだろう」という意見があるなか、恐らくそうなったとしても、今回福島で原発が完全停止しても使用済み燃料の冷却を含めた保存の問題が浮かび上がってきた以上、そして仮にそれらを完全に他の場所に移したとしても、そして建屋を完全解体しても、(仮にそれが許容範囲内であっても)残る微量の放射能を根拠に半ば慰謝料的に永久に自治体は電力会社と国に金を要求しつづけると思います。
 
 たまたま私は大阪府民ですから、先日来から福井県の声として「文句があるなら大阪湾沿いに原発を作れ」と言われると非常にリアリティがあります。 大阪湾原発ができてそれが事故り、今回の福島の風向きと同じと仮定すると、私の住んでいる土地は間違いなく避難指定地域となってしまいます。
 そのリスクを常に背負って生きているんだから、原発所在地へのせめてもの感謝の気持ちとして電気料金であれ税金であれ、何らかの形で表して当然だろう、という福井県の主張は素直に理解できます。
 
 しかし日本人はお互い様の範囲内であれば非常に道徳的に譲り合ってゆけるものも、西洋的な理路整然とした契約論的関係になった途端に感情的になることが往々にしてあります。
 つまり、んじゃ、日々迷惑をかけていることに対し金銭的な負担はいたしましょう。 である以上は四の五の言わずに原発を再稼働させてよ、という世論もまた避けられないと思うわけです。
 幸いにして、まだ今のところは全国の原発所在地に対して反論がしにくい雰囲気が残っておりますが、今回の福井県の主張、そしておそらくそれに追随するであろう他道県の動き方によっては、「なんだ福島の犠牲を体よく利用した地域エゴか」という声も露わになってくる可能性があります。

 そうなるべきだ、というのではなく、少なくともそういう議論がニュートラルに行える環境は守られなくてはならないというのが本旨です。 税金であれ電力料金であれ、原資は我々国民一人一人のお金なのですから。

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回送223系 4+4+4=12両

 先日の金曜日、バーからの雨の帰り道、0:40頃JR沿いに歩いていたら下り外側線で223系全開。
 何となく見ていると、編成が4+4+4=12両、言い換えると4×3=12両。 営業編成ではあり得ない編成でした。

 考えるに、米原や野洲に溜まった4両編成を集めて三本分、翌朝の土日新快速終日12両に備えて西明石か網干に向けて回送しているのだろうと想像しました、

 ところが平日の月曜日、23時頃にも同様の4×3の12両の下り回送223系を目撃。 なんだ、日常茶飯事なんじゃないの。
 これも例の併結面の前照灯ONのお陰かも知れません。 でなければ、漆黒の中で気がつかなかったと思います。

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そうだ、2011年春のアニメの話を忘れていた(3)

 切りがないのでそろそろこの話は終わりにしましょう。
 
 意外な掘り出し物というか、なんだこれ、ってのが「変ゼミ」。
 この三文字を授業中にポロッと言った途端に、男子学生が急反応。 「先生、変ゼミ見てるんですか。 それだけで尊敬できます」とか。 なんのこっちゃ。
 まぁ、時に気持ちの悪い内容があって、正直なところ軽い吐き気を催すときもあります。
 こんな番組が地上波で流れる時代なんだ、という感想は放浪息子と同じなんだけど、なんというかサブカル具合では変ゼミの方がもっとシンプルで強力でした。
 親の立場として考えると、こんなものがなんのガードもなく地上波で見られると言うことに一瞬憤りを感じますが、考えてみるとここで述べられていること(さすがに具体的な事象については巧妙にぼかしたり湾曲な表現が用いられていますけど)は、そこそこ歳というかその方向の知識がないと意味不明な表現でしかありませんから、むしろ子供達に見せたくない!と焦る必要もないのか、ともふと気付くと、急にこのアニメを気軽に見ることができるようになりました。
 
 月並みなまとめをするなら、こういうアニメが地上波で放映されている限りは日本は平和であると言うことなのかも知れません。
 
 他には「デッドマンワンダーランド」。
 内容的にはこの手の世紀末的なストーリーには全く興味がありません。 ただ唯一後ろ髪を引かれたのがエウレカ7の残像。 絵もそうですが、何よりエンディングのニルギリス。 それだけ。 逆に言うとそれがなければ魅力がない番組なのかも。
 
 補欠的に触れるなら最後に「電波女と青春男」。
 オタクお約束満載なので、あ、こりゃダメだ、録画予約から落とそう、と思った瞬間に丹羽真の自転車前カゴで髪を振り上げる姿に少々惹かれました。 しかし内容的にはダメダメ、と思っていたら、今度は実はエリオの奇行がリアルな社会で周知の事実であったことが判明。 おっと、ならばどうなるの?という興味を押さえきれずに結局ずるずる見ています。
 
 あ、最後の最後、PSと言えるのが銀魂。
 あれほど熱狂していた息子や娘ももう単行本を買うこともなくなり、私ももう無いだろう、と思って斜に構えていたのですが、やっぱり面白い。
 特に先日放映された「いつまでもあると思うな以下略」なんてのは完全にリアル社会を笑いものにするパワーがハンパなく、マスコミ界のNGワードたる東日本大震災さえBeep音に紛れてネタにしてしまおうという強者ぶりに脱帽です。
 とはいえ、その後の四天王とかのシリーズになると、この作品の宿命的な欠点とも言える物語運びのリズム感の悪さが出てしまってがっかりするのですが、なんだかんだ言っても目が離せないシリーズです。
 
 こんなもんかな〜。 疲れた...

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そうだ、2011年春のアニメの話を忘れていた(2)

 さて、次に目が離せないのがNHKの「へうげもの」。
 NHKのアニメは時に凄いものがあって、巌窟王やSAMURAI7など、特にビジュアル的に実験的要素の強い作品は良い刺激になります。
 残念なことに歴史音痴な私は今ひとつこの古田織部を取り巻く時代が分からないのですが、それでも思わず引き込まれてしまうのが絵のうまいアニメならでは。 そうそう、こういうのはいつもプロダクションI.G.なんだよね〜、とクレジットを見たら違う。 あれ?

 この「へうげもの」もう一つ残念なのが音楽の担当。
 初期の印象的なオープニングはcro-magnon(ザ・クロマニオンズとは別物)だったのですが、何回目かの放映時に突然別の曲に差し替え。 不思議に思って調べてみると、メンバーの一人が麻薬で捕まってしまったようで、ついでにグループも解散してしまいました。
 私は彼らの音楽には、fm-cocoloの夜中のステプロで山下達郎のWindy ladyのカバーを聞いたのが最初の出会いで、iTunes Music storeで即買いしてしまうほど惹かれ、折角期待していたのに...

 ま、それは残念ながら、アニメはそれとは関係無くなかなか面白い内容で、要するにいつの時代にもモノに拘るオタクがいたということで、同時に現代のモノオタクへの鎮魂歌にもなっているという作品です。
 一方で単なるギャグではなく、所々の時代の狂気や私欲や陰謀などを描くときはまた違う表現で表されていて、そう言うときにこの作品は何か違う、と感じさせてくれます。

 時代劇は大河ドラマを筆頭にうんざりしていますが、それ故にNHKには時代劇そのものへのアンソロジー的センスを持ったクリエイターがいるのかも知れない、とこのアニメや、SAMURAI7などを思い出して想像することがあります。

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そうだ、2011年春のアニメの話を忘れていた(1)

 週三日のバーテンダーをするようになってから、明らかにここの更新が疎かになっています。
 ただしこれは夏にはもう終わることが決まったので良いとして、改めて気がつくのは文字を書く作業って、インターバルが空いてしまうとますます書けなくなると言うこと。 これはつまらない。
 加えて情けないのは、連日書いているときには次々と浮かんでくるネタも枯渇気味になります。

 う〜、とここは敢えてネタを考えてみると、おお、2011年春のアニメの話を忘れていた。

 BDRの新番組自動録画機能で次々録画が始まる中、結局今でも定期的に見ているのはやはり数本で、まずは「あの花」(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない)。
 メンマのキャラクターは私にとっては単に「面倒くさいキャラ」でしかありません(この手の蒼井優的というか森ガールは私は大嫌い)。 が、それでも毎週見ているし、多分全話終了時にはBDに残す程気に入っているのはやはりいつも通り絵の(特に背景の)美しさ。 あとは何より鳴子があまりに黒子似だってことです。
 もともと電磁砲で主人公よりも黒子の方が好きだった私としては、あの平面ボディがまるで3Dになったかのような鳴子にハマらないわけがありません。
 でも作画監督やキャラクターデザイナーは共通性無いんですね...不思議。 鳴子のあの微妙に屈折した表情の描き方は絶対に黒子に共通している何か(誰か)が絶対あるはずです。

 さらにエンディングデザインも印象的で、例の十年前に解散して今年予告通り再結成ライブを行うという伏線付のZONEの歌。 最初背景はグレー(巧みな美術処理のお陰でシルバーにも見える)の多数の花が回転しながら降り注ぎ、そして曲のブレイクの後に今後は一斉にその花びらが色づいて空に上って行くという設定は痺れます。

 ま〜、絵の美しいアニメは七難隠しますよね〜。
 一足先に終わったインフィニットラクティスなんて、内容は完全にオタク男向けに作られたハーレムアニメなのに、絵が美しければ鑑賞に堪えるという。

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PPC Mac受難の時代

 先日ぱらぱらっとwebをめくってたら、Sound it!の最新バージョン(6.0)が出る、とのニュースを見かけました。
 私は大昔、Sound Editという当時はマクロマインドという会社が作っていた波形編集ソフトを愛用していました。 「〜について...」のメニューから出せる偽爆弾(当時のMacOSでは頻発してユーザーを悩ましていた)と、それに耳を傾けるビクターのHis master's voiceパクリの犬など、そのユーモアセンスも大好きでした。
 しかし会社がマクロマインドパラコンプになって、マクロメディアになって、そしてAdobeに買収されるのを待つまでもなくいつまでも姿を消したのでした。
 
 もともとそれほど頻繁にサウンドは系編集をするわけではないので、そのままずるずると来ているうち、十年ほど前にRolandのUSBデジアナ変換アダプターを買ったらバンドルされていたのがこのSound It!(3.0)だったのです。
 このアプリケーション、完全日本製のようで、画面はいかにもウィンドウズ向けデザイン然としていて垢抜けしないし、動作速度も遅い。 どうしても使わなくてはならないときだけいやいや立ち上げているような存在です。
 
 が、冒頭web記事を読んでいる内に、対象OSがIntelのみに絞られいることに気がつきました。
 もしや、と思って一つ前のバージョンである5.5をメーカーサイトで確認したところ、こちらはまだPPCをサポート。 あまりのんびりしていると入手が難しくなるのは確実です。
 ということで取り敢えずamazonで8千円弱で入手。 最も期待していたマルチCPU対応は(少なくともPPCでは)なされておりませんでした。 がっかり...
 
 さてこの話、AdobeはCS5から、本家本元のMacOSですら10.6からPPC非対応。 別に珍しいこっちゃ無い。
 さらにMSのExcel X for MacはいつのまにかG5+10.5の組み合わせで動かなくなりました。(これがG4だと全く問題なく動く) 慌てて新しいoffice for mac 2011を調べたら、案の定こちらもPPC非サポート。
 どうしても、というならoffice for mac 2008をamazonやオークションでわざわざ探さなくてはならないという現状。
 
 いっそIntel Macにそろそろ乗り換えたら?と思うも、特に事務所のPowerMac G5 quadはすこぶる快調で今のところなんのトラブルの兆候もありません。 学校の複数台の結構新しいIntelMacを使っていて、特に早いとか使いやすいだとか羨ましくも感じないのが困りもの。
 
 さっき調べたら最初にIntelベースのMacが出たのは2006年だったそうで、iPod nanoのときにもぼやいた二世代前のWindowsであるxpは2001年の発売。 アップルももう少し過去の資産を使えるようにして欲しいんですけどね。(OSとCPUの話がごっちゃになってるけど)
Soundit55

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嘘をついてはいけません

 取り敢えず予想通り不信任案が否認されました。

 今後のことはまたまた深い茨なので今は敢えて書かないことにするとして、またまた笑わせてくれた政治家が今度は与党にいました。

 鳩山元首相、自分が今回の騒ぎを収めたと自負しているらしく、三つの条件の解釈を巡って岡田幹事長との意見の差を聞いた途端、記者の質問を遮る勢いで「嘘です。 人間、嘘をついていけません」。
 お〜、そうだそうだ。 いつになく分かりやすい日本語で、確かにその通り。

 そして昨年の今頃、首相辞任の後で政界を引退すると言ったのはあなただったような記憶が。 そんな人に人の道徳を説かれても。

 「人間、嘘をついてはいけません」

 こういう、自分は戦後の政治混乱を乗り越え、今の日本社会を構築してきたと信じ込んでいる脳が縮小しだした老人、なんとか強制的に引退させる方法って無いんでしょうかね。
 いえ、彼だけでなく会社など公的な地位にある年寄り全員に対する不満です。

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東電の嘘、谷垣の滑稽

 時間がちょっと前後してしまいましたが、先日の「原発の海水冷却中断はなかった事件」。 久々に政治ネタで大笑いさせて頂きました。

 マスコミは「またやっっちまったぜぃ、菅のバカ」という調子、予算委員会で追及する谷垣の表情の色つや良く、嬉しそうだったこと嬉しそうだったこと。
 そりゃ、もしあれが本当だったら放射性物質を大量にばらまいた水素爆発も防げた可能性も高まっただけに内閣にとっては致命的なミスでした。

 菅は「海水注入をしていたことすら知らなかったので、それを中止するさせることはあり得ない。」
 谷垣は質疑後のコメントで「首相は嘘に嘘を塗り重ねている」と強い語調。
 ネットには「また言った言わなかったですか」とあきれムード。

 しかしてその実態は発電所所長が独自の判断で海水注入を継続。
 分母がそもそも無かったわけで、追求した政治屋、全員赤っ恥。
 この所長、菅は事故の初期段階から東電の頭を越えて信頼を置いていたと言うことですから、奇しくも助けられたと言うことにもなります。

 親分が恥をかかされた自民党は「この落とし前は(東電に)取らせる」とヤクザ本性丸出しのコメント。 あれ? でも今の原発体制と東電の体質を築くのを助けたのは明らかにこれまでの自民党だったわけで、そんな偉そうなことが言えるのかどうか。
 考えてみればこの茶番劇が今回の不信任案提出という暴挙に出させた一つの原因かも知れません。

 いやぁ、笑いました。 でも一番愉快だったのは官邸のドアを閉め切って大笑いして転げ回った(かも知れない)菅でしょうねぇ。

 が、笑ってばかりもいられない。
 恐らく処分は穏便になるだろうとは言え、所長は上部からの決定を無視したわけで、サラリーマン社会ではあり得ない見事な命令違反。 今回はたまたま吉の目が出たが、と懸念する声も当然理解できます。
 そして、信頼を置いていたにもかかわらず最初に海水注入を開始したことを知らされなかった官邸。
 いわゆる文民統制が取られていなかったことは事実で、あれだけの被害を広げた福島原発事故ではありますが、そんな中でもまだ幸運な偶然が起こったということに感謝せざるを得ません。

 以前、当時の民主党の前原前代表が偽のメールを信じて国会で自民党を追及、それがやがて失脚に繋がったことがありました。 そこでふと考えるのは、国会の追求ってその程度のレベルの情報で口角泡飛ばしてるの?という素直な疑問。
 たいしたことね〜な〜。 ほんと。

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谷垣の愚

 いやぁ、まさかと思いましたが自民党と相変わらずの金魚の糞・公明党が中心となって内閣不信任案を提出しましたね。 当然裏には政局混乱しか能がない小沢絡み。 ほんとにこの人達なにやってんでしょうか。
 
 昨日の党首討論では谷垣「ただ一言、総理、辞任して下さい」。 それしか無いんか>無責任野党自民党。
 恐らく不信任案が可決されることはないでしょうが、そうであっても民主党は造反議員をどうするか決断しなくてはなりません。
 追放処分にすれば小沢や鳩山など現在の民主党にとってやっかいな一派を一掃できますが、数の安定を保てなくなります。 しかしてそれを恐れて軽い処分にとどめれば反主流派の反省どころか増長を招き、どちらにしても党内混乱。
 何より造反しようとする民主党員は今後の復興予算に絡む美味しい汁を手放すわけがないので、小沢を筆頭に与党から外に出るはずがありません。
 逆に敢えて一旦外に出て自民・公明と手を組んで新たな与党として君臨する計画もあるそうです。 しかし子育て手当ひとつとっても真っ向から対立する彼らが単に天下取りだけのために手を組むというのなら、もうそれは国民に対する立派な犯罪と言えます。
 
 一方で民主党の結束強化には、不信任案否決でも結局、管首相の退任しかないとか言う与党関係者も居て、万が一の不信任案可決も含めて、どれもが相当時間の政治空白を生じることは明白です。
 
 そんな時間が今の日本にあるのか?
 大震災の復興や日本全土に及ぶその影響、財政の一体改革の行方を注視する国債格付け、等々。
 
 そもそも党首討論で全く評価されずに呪文のように繰り返される菅への無能シュプレヒコールですが、さんざん批判を頂いたIAEAでさえ、原発事故後の現場作業員の復旧作業と住民避難には前向きな評価をしていたわけで、さてそれはどう捉えるのか。
 
 考えるに谷垣は焦っているんでしょうね。
 さぁこれから菅降ろし、民主党降ろしという流れが確かにあった中、突然の震災で政局戦争を仕掛けられない雰囲気になりました。 そして突然の浜岡原発停止命令という菅の意外なクリーンヒットで、リーダーシップの点を敵に稼がれてしまった、と。(話は逸れますが、この時点でもかつて原発推進策で甘い汁を吸い倒した原発族がこのご時世にもかかわらず改めて動きを活発化させている自民党ではこの決断は絶対に下せなかったでしょう)
 
 そんなこんなで党内での求心力を失いつつあるのは谷垣も一緒で、小沢という時代遅れのヤクザの存在を頼りに、どう転んでも現体制を崩すことができる今回の不信任案提出に走ったのでしょう。
 もちろん、首相が誰であれ民主党政治が安定的に続くわけもなく、なんにせよ日本のお先は真っ暗とは言わないまでも険しい山道。 なのにわざわざ崖崩れを起こそうとする政治屋達。

 国民は誰も得をしません。

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