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そうだ、2011年春のアニメの話を忘れていた(2)

 さて、次に目が離せないのがNHKの「へうげもの」。
 NHKのアニメは時に凄いものがあって、巌窟王やSAMURAI7など、特にビジュアル的に実験的要素の強い作品は良い刺激になります。
 残念なことに歴史音痴な私は今ひとつこの古田織部を取り巻く時代が分からないのですが、それでも思わず引き込まれてしまうのが絵のうまいアニメならでは。 そうそう、こういうのはいつもプロダクションI.G.なんだよね〜、とクレジットを見たら違う。 あれ?

 この「へうげもの」もう一つ残念なのが音楽の担当。
 初期の印象的なオープニングはcro-magnon(ザ・クロマニオンズとは別物)だったのですが、何回目かの放映時に突然別の曲に差し替え。 不思議に思って調べてみると、メンバーの一人が麻薬で捕まってしまったようで、ついでにグループも解散してしまいました。
 私は彼らの音楽には、fm-cocoloの夜中のステプロで山下達郎のWindy ladyのカバーを聞いたのが最初の出会いで、iTunes Music storeで即買いしてしまうほど惹かれ、折角期待していたのに...

 ま、それは残念ながら、アニメはそれとは関係無くなかなか面白い内容で、要するにいつの時代にもモノに拘るオタクがいたということで、同時に現代のモノオタクへの鎮魂歌にもなっているという作品です。
 一方で単なるギャグではなく、所々の時代の狂気や私欲や陰謀などを描くときはまた違う表現で表されていて、そう言うときにこの作品は何か違う、と感じさせてくれます。

 時代劇は大河ドラマを筆頭にうんざりしていますが、それ故にNHKには時代劇そのものへのアンソロジー的センスを持ったクリエイターがいるのかも知れない、とこのアニメや、SAMURAI7などを思い出して想像することがあります。

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