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混乱の時代へ

 経団連の会長が、今の国会議員を給料泥棒よばわりしていましたが、まさしくその通り。 彼らは政局を追うばかりで国民のことなどは何も考えていません。 ヤジを笑いながら飛ばす野党の輩、こいつらにも税金で報酬が今日も支払われているかと思うと情けなくなります。

 つくづく日本が直接選挙による大統領制でなくて良かったと本当に思います。 もしそうだったら、減税を前面に建てる名古屋の河村や、ばらまきを是とする小沢のような人物が選ばれて、さらに乱世になった場合はヒットラーのような人間が長年の自民党による愚民政策によって痴呆化した日本人によって選ばれる可能性があるからです。
 その点、小沢派から秋波を送られた我らが橋下軍曹は「国政のことですから」とひたすら逃げを打っているもは非常に賢明と言えます。 絶対的な支持率はむしろ微減なのに、相対的にまた与党に返り咲けると信じている自民党の愚。 口角泡を飛ばして菅に食いつく谷垣の党首討論を見ていると痛くて痛くて。

 一方で、ついにS&P以外にも国債のランクを下げる可能性を示す格付け会社が出てきて、国債の暴落→まさしくギリシャのようになる可能性も具体性を帯びてきました。

 そしてチュニジアを発端とする民主化の動きも、単純に喜んでばかりはおられません。
 エジプト大統領が、スムーズな政権移行が完了するまでは退陣しない、と言ったのも理解できなくはありません。 なぜなら、独裁政権が崩壊したからといって、その後に確固たる政治基盤が存在するわけではないからで、その点でいわゆる軟着陸をめざそうとする考えは、冷静に考えると誠に理に叶った政権移行プロセスだからです。
 もちろん、リビアでは徹底的にカダフィ体制を破壊しないと凄惨な報復が予想されるだけに、こちらはチュニジアやエジプトのような悠長なことはやってられないようです。

 それらの結果、石油価格は高騰の兆しが現れていますし、もともと存在していた食料価格の高騰も合わさって、世界の政治不安定は今や世界中の懸念と期待を集める中国でも不穏当な動きが見え始めています。
 中国のバブル崩壊の時期を予想する動きがここ最近にして非常に盛んになっている中、何かが引き金になってドミノ倒し的に世界中が混乱の渦の中に巻き込まれても不思議ではないと思う今日この頃です。

 その行き着く先が、一つの国家内での不幸で収まれば良いのですが、グローバリズムの流れはそれさえも全ての国家を巻き込む仕組みを構築しているわけで、終末論など全く興味がない私でさえどす黒い雲の襲来に怯えざるを得ないというのが正直なところです。

 過去の歴史を鑑みると、こういうドツボの中から起死回生を計る代表的な方法は戦争。 さらには火事場泥棒的漁夫の利を得ようとするであろう死に体国家、その代表的なのが北朝鮮。 まさしく大混乱時代。

 そんな中でも、我らの先生方は次の与党を握るのは我々だ、と政局奪取に奔走され続けるんでしょうね。
 こんな政治に誰がした。

 平成元禄平和ボケ。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 とにかく自民党独裁与党政治を終わらせたい一心で、消去法的ながら民主党を応援してきた私ですが、さすがに今回の前原の辞任劇で心が折れた気持ちがします。
 別に前原がどれだけ素晴らしい、というわけではなく、小泉的な庶民ウケ(要するに男前、はっきりした物言いなど)で、民主党が国民の心を引き留める最後の切り札であったのは間違いなく、それに期待できなくなった今、最も言いたくないことですが、民主党政権も終わったかもしれません。

 あとはさらに消去法的な思考として、とにかく自民党だけは与党に返り咲かせない、という一心で次回国政選挙(っていつだ??)に臨むしか無いのかなぁ... ほとんど玉砕精神みたいな気持ち。

 しかしもっと情けないのは大敗した直後は「責任野党」なんて言ってたのに、解散総選挙しか唱えない自民党のバカども。
 間近に迫った我が市の市長選挙で、自民党候補が「生まれ変わった自民党」というコピーを多用しています。 まぁ、そうですね、あれだけ「野党は反対反対ばかりで...」と見下していた連中と今や同じになったわけで、確かに生まれ変わったのは事実ではあるわなぁ、と宣伝カーの声を疎ましく感じています。
 解散総選挙して自分たちの時代が再来するとでも思っているんでしょうか。

 毎日新聞に「自民党は増改築を繰り返し続けた住宅で、民主党は仮設住宅」という表現が乗っていましたが、ほんに希望無き政所です。

投稿: あやおば | 2011年3月10日 (木) 02時15分

問題は、第4の権力と言われるマスコミにもあると思います

今回の前原氏外相辞任に関しても、企業舎弟からの献金問題を
隠す意図で、外国人献金を理由にしたみたいです

呆れるのは、記者会見でそれを問う質問が出たのに、それを
追う報道機関がないところです

元よりこの↓ような話も出る輩ですから墓穴を掘ったのは
いかしかたないのですが(政治部含む)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1102/24/news002.html

(本当は関西から真っ当な政治家が出てもらいたいのですが)
(ちなみに「京都 焼肉 じゅん」で検索できます)

雑誌で読みましたが、世論調査も当てになりませんし↓
http://www.news-postseven.com/archives/20100930_1847.html

自分たちの都合のいいようにミスリードする報道と
それを真に受ける人達(政治家含む)

これからは、FacebookやTwitterなどで情報武装してかないと
いけないと思います

投稿: t2 | 2011年3月 7日 (月) 23時42分

国債格付けってそれを理由・口実に融資や金利の引き上げに繋がることがあるので、機関としては無視できないそうです。

私も以前から日本の政所は官僚がやっているという認識でしたが、それももう限界というか行き詰まりが明らかです。 それでもそれぞれの官僚の縄張りを無理矢理でも(時には結果論的に)調整していたのが政治屋だった面があったのですが、それにももう私は絶望的になっています。

橋下の手腕は一定の評価をしていますよ。 先日もダムの建設を正式に中止したし、財政も改善され、昨今のばらまき小沢派や無責任減税河村からの誘いにも乗っていない慎重さ等々。
なのにふざけて軍曹って呼んでいるのは、幼稚な人間性を尊敬できないのと、庶民を動かすやりかたが旧独逸の元軍曹を思い起こさせるからです。

投稿: あやおば | 2011年3月 1日 (火) 17時16分

S&Pの国債格付けって信用出来るんですかねぇ・・・(笑)
アメリカがはAAAだし、もうすぐ経済破綻でギリシャの二の舞って言われているスペインは日本より上のAAですよ?
ココの国債の格付けを信用してる所って少ないんじゃないでしょうか。

あと原油価格ですが、すでに1年以上前から高騰が続き、価格は倍以上になっている筈です。
でも何故かガソリンの価格は高騰はしてないですよね。
はい、思いっきり円高の上、暫定税率が維持されているので価格に反映されにくいからです(笑)

まぁ、どこの政治屋が頭を取ろうと、日本は官僚は方向を決めているんだから、誰がやっても同じです。

おばたさんは橋下をあまり好きじゃなさそうですが、官僚支配を終わらせるという事を望むなら、橋下くらい強引に潰さないと既存のシステムは潰せないんですよねぇ・・・

ただ、潰したあとどう作り変えるかが最大の問題ではありますが(笑)

投稿: いんて | 2011年2月25日 (金) 10時10分

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