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ゆうきまさみ30周年

 昨日、恒例となっている月一の歯医者の帰りに郊外の本屋に。
 時間に余裕があったのでぶらぶらと回っていたら、ゆうきまさみの「鉄腕バーディー EVOLUTION 第六巻」が目に入りました。 そして帯には「漫画家生活30周年記念 初版限定『画集別冊ゆうきまさみ』付き」とな。
 ほう?と手に取るとちゃんと上製本ハードカバーの画集がカップリングされています。
 
 ゆうきまさみ、超人Rで初めて知ったんだけど、そのときはあのドタバタぶりが理解できませんでした。 その後のパトレイバーで再度彼の名前に気付いたのはアニメでの話で、その後慌ててコミックを古本で全巻読んだ次第です。
 
 そして最近はアニメのバーディ。
 内容はコミックとは別物になっていますが、基本的な設定は全くかけ離れているわけでもなく、第六巻だけですが、楽しめました。  当たり前だけど絵は20年分きっちりと進化し、しかして彼独特のドタバタ逆的なエッセンスはそのままです。
 そしていつも感じるのは彼の作品の低エロ度。 以前にも書いたように、特にバーディは絵そのものはプリプリなのに、粘っこい嫌らしさを感じないのはこれは漫画家として一つの新たな才能ではないかと思います。
 実際、↓掲載した写真だけを子供達に見られたら少々こっぱずかしいのに、ヘアヌード掲載のおっさん週刊誌を目撃されるよりは余程清々しいものがあります。

Yuukimasami

 変なところに話を繋ぐなら、絵的には先日久々に再放送していた「BSマンガ夜話」で大友克洋が当時のニューウェイブとしてデビューし、士郎正宗もその流れの中にある、なんてことを言ってましたが、ゆうきまさみも各所に同じ香りがするのに気付きました。
 年代的にも同じ人たちなんでしょうね。 絵も、特にサイドストーリー的なドタバタ部分で類似性を感じる部分さえあります。
 
 で、付録の画集、こう言うのを見ると本当に絵がうまい人が羨ましくなります。
 ラフなデッサンでも鉛筆の使い方が絶妙で、迷い線すら最後には陰のグラデーションに見せてしまう画力には感服します。
 この中の「じゃじゃ馬グルーミング」と「パンゲアの娘KUNIE」ってのは残念ながら知らないんだけど、「パトレイバー」部分の恐らく単行書表紙などにも使われたはずの水彩画見るとさらにその画力に感嘆してしまいます。
 
 それはそれとしてアニメ版のバーディー、続きはないのかなぁ...

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アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

 大友克洋、痕跡を残した上で訂正しました。

>>大友は映画を漫画に持ち込んだ人ですが、ゆうきはアニメを漫画にした人って感じがする

 これ、名言ですよ。

投稿: あやおば | 2011年2月 2日 (水) 02時43分

大友克彦じゃなく大友克洋ですね(笑)

私はゆうきまさみに大友克洋の香りは全然しませんが・・・(笑)
士郎正宗は確かに大友に影響されまくってます(笑)

大友とゆうきの年は3つしか変わりませんが、大友克洋は73年にはプロとしてデビューしてましたし、ゆうきまさみを最初に見たのはアニメ雑誌OUTの紙面でマクロスのパロディ漫画書いていたのを覚えていますから、多分82~83年頃ではないでしょうか。 
当時はそんなに絵は上手いとは思いませんでした。

その頃大友はすでにAKIRAの連載スタートし83年には童夢で日本SF大賞を取っちゃってます。

大友は映画を漫画に持ち込んだ人ですが、ゆうきはアニメを漫画にした人って感じがするんですよね。

投稿: いんて | 2011年2月 1日 (火) 18時08分

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