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40年前に聴いたビートルズ

 続いても「謎の円盤UFO」ネタ。
 前回ペーストした番組タイトルバックの背景に写っているヘソ出し女性。 別にウケ狙いではなくてシチュエーションはフォスター大佐が任務終了後に立ち寄ったホームパーティ(第10話)。 
 そこでBGMとして流れていたのがビートルズのゲットバック。 もちろんカバーではなくオリジナル音源。 これは全く記憶が残っておりませんでした。
 
 考えてみると、この番組が日本で放映されたのが1970年10月、ゲットバックが収められたアルバム、レットイットビーがイギリスで発売されたのが1970年5月。 イギリスではその五ヶ月間に放映されたはずですが(アルバム発売前にアップルレコードが番組に売り込みに来ていたらさらに面白いけど)、ごく自然に「たまたまビートルズの新譜が出たからそこからダンサブルなのを選んだだけ」という感じで流れているのが、むしろ感動的です。
 
 というのはそろそろ公開になる村上春樹の「ノルウェイの森」の映画で「Norwegian Wood」の使用を英アップルが認めたのは異例のことで、それだけ映画の完成度が高い、というような広報アナウンスを聴いたことがあり、確かにビートルズが超偉大になってしまった今ではそうかもしれないけど、当時は大人気のロックバンドの一つに過ぎない扱いだったことが窺い知れます。

 さて、その時の私はこの曲をどう聴いていたか。 100%間違いなくビートルズだとは気付いていなかった、否知らなかったはずです。
 というのは、生まれて初めて私がビートルズというアーティストを意識したのは1970年、姉が高校で頒布購入した名曲集みたいなLPライブラリでのイエスタデイ。 これに感動して本物ビートルズのEP版を購入したのが明けた1971年2月(どうしてここまで明確に記憶しているかというのは結構痛い経緯があるので割愛)ですから、1970年秋の謎の円盤UFOでかかったゲットバックがビートルズだということに気付いているはずがありません。
 
 が、先のフォントの話と同じく、その後私はビートルズにハマり、いまでも何曲かは楽譜を見なくてもピアノで弾けるくらいですから、やはりこの番組には相当な影響を受けたといることに間違いはなさそうです。
 
 話は飛びますが、先日バーに来た友人の話では、このゲットバックでRodesソロを弾いた(レットイットビーではハモンド)ビリー・プレストンはビートルズのアルバムで唯一メンバー外のプレーヤーとしてクレジットされたのだとか。 そういえばホワイルマイギタージェントリーウィープスのエリッククラプトンでさえクレジットされなかったんでしたっけ。
 まぁ、ビリー・プレストンやジミー・スミスくらい弾けたらねぇ... 人生変わってたでしょうねぇ...
 
 バイオリンなんて習わずに、素直にピアノ習っとけば良かったぜ...

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コメント

久しぶりにこの発言のきっかけとなった"UFO"のオープニングを見ていて、突然気がつきました。
私は40年前にこの番組でビートルズのゲットバックは恐らく聞いていません。
なぜなら、このシーンは日本語の字幕スーパーがついており、これは本放送時にカットされて日本語吹き替え処理がされていなかったことを示しているからです。
単純に尺に収めるためにカットされただけなのか、それともやはりビートルズの日本での放映権の関係なのか不明です。 じゃ、このデジタルリマスター版のDVD販売やCS, CATVでの再放送はOKなのかな??

投稿: あやおば | 2011年11月11日 (金) 23時37分

ご推察通り、創刊号は購入しました。
というか、テレビCM経由ではなく、バーのお客さん(あぁ、マニアはマニアを呼ぶのである)から聞いたのが最初の情報です。

さて、これをずっと最終号まで買うかどうかは真剣に悩みますね。 という話は近いうちに新規の発言で書かせて頂きます。
なんせ今日は一週間で一番ヘビーな金曜日なもので。

投稿: あやおば | 2011年7月 1日 (金) 02時25分

うちはテレビがないので知らなかった
のですが、既にガンガンCMが流れてる
のでしょうか?

今回「ジュリー・アンダーソン
SF特撮DVDコレクション」と
いうのが発売されるみたいです?

先生は、既に購入済みとか?

私も興味はあるのですが、今秋からの
STARWARS や PINK FLOYD を考えると
まったく余裕がなく、指を咥えるのみです


今日知ったのですが、サンダーバード
1号~5号は、それぞれ数字の1から5
までをモチーフにしてたんですね

何十年もわからなかった自分の鈍感さに
今日はあきれてしまいました

投稿: t2 | 2011年6月29日 (水) 16時21分

あ〜、日本でもごく普通に挿入歌としてテレビが使ってたということですね。

そう言われてみれば、非常に希薄な記憶ながら、オブラディ・オブラダを使ってた番組があったような。
中山千夏主演の変なドラマ「お荷物小荷物」だったかなぁ?

プロレタリアートの生まれである私と、私の姉がバイオリンやピアノという優雅な楽器を習うことができたのは、婿養子夫婦であった私の両親が、日頃あれこれ威圧的だった私の祖父母に対し、孫を利用した密かなる抵抗だったそうです。
家族って複雑ですわ。

投稿: あやおば | 2010年12月 5日 (日) 02時12分

私も最初にビートルズを認識した曲は「イエスタデイ」です。

ウチの両親はNHKのテレビ銀河小説を毎日見ていたのですが、その時やっていた「早春の光」というドラマのOPと挿入歌として使われていました。
まぁ小学生の私にとってはショックなストーリー&歌詞の意味は判らなくても直感的にこの曲はこのドラマにピッタリの物悲しいメロディって事で記憶していました。

イエスタデイはポールのソロギターもイイですが、バックに流れる弦楽四重奏がなんとも言えない雰囲気をかもし出していてバイオリンしたいと思いましたが、貧乏&音楽に疎い我が家では・・・(笑)

その後数年経ってから、ビートルズを聴く事になりますが、その前にKISS(特に地獄の軍団)にハマったりとか、今思うと洋楽にかんしては節操が無かったですね(笑)

投稿: いんて | 2010年12月 3日 (金) 12時33分

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