40年前のデザインインパクト
わざわざケーブルテレビのコース変更をしてまで録画し続けた「謎の円盤UFO」デジタルリマスター版の放送、無事終わりました。 ありがちな録画ミスもなく、なぜか本放送再放送を通して見る機会がなかった第22話「シャドーはこうして生まれた」も初めて見ることができます。
そして、ふと気がついたというか思い出したのが、自分のデザインセンスの多くがこの番組から影響を受けていたということです。
多数あるフォントの中で何がデザイン的に一番好きかと問われたら、私はユーロエクステンデッドを選びます。 このフォントについてはずいぶん前にここにつらつらと書き込んでいまので、ユーロというフォント名でピンと来ない方はこちらでご確認下さい。
ただ、この文章中にもなぜこの文字が好きなのかは書いていません。 というか分かりませんでした。
ところが謎の円盤UFOにふんだんにこのフォントが現れていたのです。
エクステンデッドではないレギュラーやボールドなどバリエーションは様々ながら、おそらく私は小学校六年のときにこの番組を通じてユーロフォントファミリーを知り、それ以来ずっと意識の中に住み着いていたということがわかりました。
※Wikiでは番組使用フォントはMicrogrammaだとありますが、Euroも作者は同じAldo Novareseが1962年に発表したので微妙なところ。
未来感や人間観など多くの影響を受けたことは先にも書いてある通りですが、まさかデザインセンスまで影響を受けていたとは、よほどこの番組に惚れ込んでいた証拠でしょう。
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コメント
うわわわ、すごいです、あなたのページ>ネットに書かれていないことを綴るさん
触発どころか、リンクをたどってあっという間に小一時間そちらのサイトで私が遊ばせてもらいました。 いやぁ、知らないことがいっぱいあるってことはすごいことです。
EuroとMicrogrammaの差、イギリスで謎の円盤UFOの研究が進んでいること、そして光メディアの外周に0.1mmのリブが付けられていること等々、知って感動しました。 これからもお互い頑張りましょう!
サンダーバードの実写版には賛否ありましたが、UFOも最新技術でリメイクしてくれないかなぁ...
投稿: あやおば | 2014年1月28日 (火) 01時47分
こちらに触発され、「謎の円盤UFO」のフォントについて書きました。記事中でリンクさせていただきましたので、よろしければご覧ください。
投稿: ネットに書かれていないことを綴る | 2014年1月28日 (火) 01時18分