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まずは検査

 あれよあれよという間に決まった前立腺の精密検査に行ってきました。
 三十分ほど待った後に改めて尿と血液の検査が始まり、本来の検診が始まったのはそこからさらに一時間後。 健康のお陰で滅多に苛まれることがないとは言いながら、この病院の「待たせて当たり前」体質はなんとかならないもんでしょうか。
 
 担当医は若い非常勤ながら、机上の泌尿器系の模型を使っての説明は非常にわかりやすい。 こちらも事前にインターネットで情報を仕入れているので飲み込みも早い。
 もしかして回避できるかも、と考えていた直腸からの触診があっさり始まり、のみならず椅子の上からにょきっと突出しているノズルのような物に自分で腰を下ろしてプッスリという離れ業まで強要されました。
 
 事前に「あれは人間として屈辱的だ」と言った人もいましたが、医療ですからね。 医師や看護師も業務であるわけで、ならばこちらも必要以上に抵抗感や不快感を表明するのは無意味かと思い、淡々と対応するだけです。
 
 まず直腸から指プッスリの結果、前立腺肥大の兆候は感じられないと言うこと。
 次の椅子からノズル、あ、これは超音波で直腸の隣にある前立腺を見る装置ですが、プッスリの結果、強いて言えば一部肥大していると言えば言えなくもないが、問題になる程度ではないとの所見。
 なのにPSA 4.95は正常とは言えない、ということで、結局今月下旬に生検検査決定。 それも一泊二日。 おりょりょ、背中の脂肪種摘出でも午前中日帰りだったのに?
 なんだか、自分が考えているより周囲は深刻そうで、むしろそれが気になって精神を蝕みそうです。
 
 医師曰く、PSA 4〜10はグレーゾーンで、がんの確率は10〜20%、仮にがんであっても、推移は年単位で慌てる必要はないが、若い(前立腺がんの盛りは65歳前後だそうで)故に転移は無視できないため、取り敢えず正確な見極めをするに越したことはないと。 それはそうですね。 異議無し。
 
 生検検査は分娩台のようなM字開脚状態で局部麻酔をかけ、肛門から超音波造影装置を挿入、それを見ながら肛門と陰嚢の間に針状の器具を差し(ぎょえ〜!!)、前立腺から10箇所組織を搾取して検査に回すのだそうです。
 その結果が出るのは八月の中旬。 要するに一ヶ月仕事。
 費用は健保適用でも自費分三万円ほどだそうで、お陰で個室をあきらめて四人部屋にしました。
 いえ、今回の診断ですら7千円ほどかかりましたから、病気ってお金がかかると、改めて痛感。 取り敢えずこの生検検査入院が医療保険の対象にならないか現在保険会社に問い合わせ中。
 
 今のところは「なるようにしかならない」というのが正直な気持ちで、取り乱す暇があるなら様々な角度から冷静に今何をやるべきかを精査しなければならないと肝に銘じています。
 いえ、これは残された時間を少しでも有意義に、なんて立派なものではなく、もっと卑近に直近の成すべきこと見事こなさなければ、という程度の卑しい意味です。
 
 そうそう、私も含めて同じ境遇の他人がたまたまこの発言を読み、さらにがん告知されて全摘手術を受けたとしたら、という興味をお持ちの場合はこのblogを是非ご覧下さい。
 ついこの間のことですが、親しみやすい文章と共に、非常に有用な情報になるかと存じます。

※その後の経過・結果

検査入院よっ♪ 2010年7月28日
前立腺がん生検終了 2010年7月29日
アルコールやら血尿やら 2010年7月31日
NO MALIGNANCY 2010年8月12日
血尿だって尿である 2010年8月14日

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コメント

 正直、あのリンク先の記事を読むと全摘はビビっちゃいますね。
 メスを入れずにある意味ずるずると抱えながら生きて行くという選択の存在性も感じました。

投稿: あやおば | 2010年7月12日 (月) 02時55分

紹介の前立腺ガンの闘病記を読みましたが、あの人なかなか立派ですね。
全摘という自分の決断がベストと思ってはいても、その代償の意外な大きさに苦悩する様子までしっかり書いているのは、これから同じ病気と闘う人に真実を伝え参考にしてもらうためでしょうね。いや~ほんと役立つ情報だわ。是非完治してもらいたいですね。

先のブログによると前立腺の細胞取るのって結構大変なんですね。
でも、まあ、それしか方法がないのならやるしかないですね。


私も4年ぐらい前にオシッコの出が急に悪くなり発熱もあったりして「う~ん、こりゃぼちぼち年貢の納め時か?」と覚悟して泌尿器科へ行きました。
同じようにお医者さんに前立腺をグリグリされてきました。
結果としてはただの前立腺炎で、抗生物質を2週間飲んだら治りました。
ただ、前立腺ガンに限らずぼちぼちいろんなガンの可能性は高まってくる年齢かな。
先月受けた健康診断でもひっかかったので再検査で胃カメラ飲まねばならんです。とりあえず鈴鹿8耐が終わった頃にでも病院行こうかと思ってます。

投稿: DS | 2010年7月10日 (土) 22時36分

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