2010参院選
いよいよ公示されましたね。 相変わらずの芸人やスポーツ選手などの客寄せパンダに腹が立つので個々の候補者については敢えて無視。
んで、消費税問題。 管になったら財務改善に力を入れるだろう、と言われていた矢先の税率アップ案。
建て前では分かるんですよ、金が足らないことは。 無駄遣いをなくすことが先だ、とは言っても、どうやら与党になってみたら実はもうそれほど節約できないと言うことが分かったのも。(まぁ、最後の山場というか、特別会計の仕分けが残ってるけど)
さらに冷静に計算すると、消費税は10%どころか16,7%にしないと間に合わないだとかで、確かに何らかの対策を施さないと、とは思います。
しかして、所得税、地方税、国民健康保険など、免れることができない社会費用で既に家計は損益分離点ぎりぎりなわけで「お国のために消費税を倍払うぞ〜」とは正直言えません。
選挙前にあえて政治家のトラウマとも言える税率アップに言及したことはある種の潔さは感じます。
しかし(既に税率10%カードを先に出してしまった自民党を除く)野党は既に税率アップ反対攻撃に出ていますから、このまま行くと民主党が一定の負けを食らって、衆参ねじれ国会、あるいは烏合の党にとりつかれてどちらにしてもリーダーシップが揺らぐ迷走が懸念されます。
個人的には政権交代の一定の効果を現すまで、小鳩退陣Vカーブ人気で参院選過半数を民主党に取って貰い、時を見計らって菅大臣が税率アップをぶちあげ、衆院解散で民意を問うてほしかった。
いや、野党第一党である自民党をクリンチ戦術で骨抜きにした戦術は凄いと思うんですよ。 大島や古賀の狡猾爺は何をしてたんでしょうね。 えらそうに民主党批判するだけが能じゃないでしょ。
とはいえ、自宅前の商店街では最近各野党の宣伝カーが増え、民商(へ〜、ATOKって「民商」が辞書に入ってないんだ。ふ〜ん)のデモが、
○管首相は増税で景気回復させると言っているが、消費税3%、5%が導入時には景気停滞した。
○零細企業には3千万円までは納税免除で消費税を導入し、そのあとなしくずしに一千万にさげた。
○この一千万の免除ラインも廃止される可能性がある。
と言ってるのを聞くと、ねじれ国会の混乱と停滞を覚悟の上で共産党に投票しようかとも思ったりもします。
いえ、給与所得消費者にとっては消費税納税免除っていう益税は我慢ならないんでしょうが、売り上げが大きく変化する零細企業にとって消費税の納入システムってとても面倒なのです。 金融機関も納税目的の融資はしてくれませんから、納税義務業者になった途端に利益が落ちると、消費税のために夜逃げしなくてはならないケースも生まれてきます。 たった五十万円のために。
消費税を納めたくないが為に売り上げが一千万以上を超えそうになると敢えて仕事を断るという、健全な経済活動とはいえない話を聞くと、非常に複雑な気持ちになります。
結局得するのは、いつも通り税率アップ前に数百万、数千万の買い物ができるお金持ち。
え?もしかして管首相が言う「増税で景気回復」ってのはこのこと? 単なるモルヒネやん。
いや、本当にもう節約できる国家予算はないのかなぁ...
「ごめん、もう金ないねん。米軍養うために日本人が貧困自殺してんねん」
と米国に言えないのかな。
あの予算を自衛隊に回せば確実に内需回復すると思うんだけど。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 宮田文化庁長官に失望(2019.10.22)
- 恫喝の失敗(2019.09.13)
- 約束は守ろうね、嘘はダメだよ、って話しなんだけど(2019.09.12)
- 調子に乗りすぎるなよ、香港民衆(2019.08.04)
- 多分、大阪限定パロ(2019.04.10)
コメント
選挙前にぜひ下記の各サイトごらんください。
●国民が知らない反日の実態
●反日マスコミの正体
●選挙前ドットコム
●ミコスマ
各政党・候補者の思想・実績がわかります。
マスコミが報じないことも書いてあります。
ぜひごらんください。
投稿: 一読者 | 2010年6月25日 (金) 01時08分