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3DOにまつわる混濁する記憶

 この週末も、先週に引き続き娘の部屋作りの関連作業。
 結果的に三つの部屋の家具や収納品に影響するので、相も変わらず捨てまくり。
 お陰でマンションのゴミ捨てコンテナは蓋が閉まらないほど。 しかもこれらは燃えるゴミだけで、燃えないゴミや資源ゴミは収集日までベランダや玄関回りに、まるで引っ越し荷物のように山積しています。
 十年間の垢であると同時に、子供達の成長の歴史でもありますけどね。

 そんな中、娘がリビングのガラクタ箱から見つけたのがR.E.A.L.というパナのゲーム機。 もとい、マルチメディア端末。 「3DOぉ〜♪」というジングルと共にアインシュタインを使ったTVCFもやってましたねぇ。
 そういえば息子が十年くらい前にバザーで二束三文で買ってきました。
3do_real 
 この端末、3DOという規格に沿っており、詳細とその残念な結末はWikiの記事を参照して頂くとして、私の頭に別途浮かんだのがKaleida Labsという記憶。
 
 詳細はここか、英文で良ければこちらがもっと詳しいのですが、私の中ではこのカレイダと3DOがどこかで結びついているのです。
 
 というのが、当時MacroMedia時代のDirectorというアプリケーションの仕事をしていた関係で、東京のゲーム系プログラマーから舞い込んできたのがこのカレイダのScriptXというOSに左右されないスクリプトの仕事だったのです。
 マル秘、までとは言わないまでも、その関係で詳細な英文資料が送られてきて、その中に3DO対応ゲームの開発というのがあったような気がするのです。 が、上記リンクやその他の検索をしてみても両者の関係を伺わせる記事はありません。
 
 このScriptXというのは元はと言えばAppleのHyperScriptで、DirectorのLingoもHyperScriptを基本としていますから非常に相性が良く(と思われていた)、Lingoで記述されたDirectorのコンテンツをScriptXに変換するアプリケーションもあって、当初は結構希望に燃えていたのを思い出します。
 このR.E.A.L.をオークションに出すべく、一緒に保存されていたCD-ROMメディアを立ち上げてみたところ、ああ、懐かしい、これは明らかにマック上のDirectorで作られているやんか、という内容で、やはり何らかの関係を感じずにはいられません。
 あれ? もしかすると単にDirectorが3DOタイトルの開発環境だった、ということだったのかな?
 
 残念ながら当時の技術ではインタープリターであるScriptXではゲームマシンとしての能力は低く、もたもたしている内にAudioやPhoto、インタラクティブなど各種CDへの高度対応も他マシンに追いつかれ、MacでDirectorを使いこなしていた私のような人が、輝くマルチメディア時代の到来で大もうけする、という図式は見事夢と消え去りました。
 
 参考までにR.E.A.L.の立ち上げ画面の動画を掲載しておきます。
 で、このチビ太御用達のおでんのようなアイコンを見ると、やっぱりカレイダの資料にあったような気がするのです。
 
 まぁ、どうでもいいんですけどね〜(突然投げやりモード)
 当時FutureSplash Animatorから名を変えたFlashがインタラクティブ性を備え、やがてActionScriptとして成長して行くのをパチもん視してLingoに固執していたことは、我ながら先見の明のなさを痛感させてくれるわけです。
 そんなweb界では飛ぶ鳥落とす勢いだったFlashも、スティーブ・ジョブズに嫌われてHTML5の陰に消えてしまうのかな、と思うと、う〜ん、ほんと諸行無常...(GoogleのFlash養護路線を見ると、そうかんたんに消えそうもないですが)

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