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今更のOpenShiivaとiMovie6のコツ

 時代はSnow Leopardの中、PowerPC+Tigerの私ですが、先日久しぶりに手持ちの市販DVDを取り込んで編集するという作業をやってみて気がついたことがありましたので、あんまり役には立たないと思いつつ備忘も兼ねて残しておきます。
 
 ことの起こりは先日のプチ同窓会。 TOPGUNのうざいラブシーンとかを除いたフライトシーンだけのDVDがあればいいのに、という友人の一言。
 実はかなり昔に、私はこれを作っていましたが、画面が4:3で、エンコードされた画像も非常に汚く、例のオープニングのカタパルトの水蒸気がブロックノイズで酷いものでした。
 で、これを機会に、少々時間がかかっても高品質でエンコーディングしなおし、さらに16:9で作り直そうと思ったのがことの始まり。
 尚、大前提として、私のMacのQuickTime環境にはPerianがプラグインされています。
 
■OpenShiivaの設定
 MacTheRipperでリッピングしたVOBファイルをOpenShiiva 0.8.9(開発、止まってるみたいですね〜)でエンコードします。
 取り敢えず何回か試して設定は下記のようにしました。(唯一無二のベストの保証はありません)
 ネットで参考記事を探していると、どうもOpenShiivaは日本語化されているようですね。日本語化リソースを探すのが面倒くさかったので、私のは英語版のままです。
 
 File>Optimize mp4 File=on
 Crop & Scale>Crop=on left,right=0 top,bottom=60
  (こうすると結果的に、Scale=720×360、Dysplayed size=720×405(つまり16:9)になります)
   色変換=Bicubic
 Video>Quantizer=1 Key frame interval=60 Denoise=on Deinterrace=Auto Bitrate=お任せ
  (キーフレーム数については試行錯誤を重ねていません)
 Audio=44k 16bit stereo
  (意識して48kにしても44kになることが多く、諦めて44kに統一。特に気がつく音ずれは無し)

 特にDenoiseを入れるとエンコード時間が倍近くなりますが、効果はあります。

■OpenShiivaの不思議
 これでかなり時間を食いました。
 複数に分割化されたVOBファイルをエンコードして行くと、VODファイルによってはいくら上下のcropを60にしても、720×404になってしまいます。 たった1ピクセルぐらい、と思ったらiMovieに持って行くとレターボックスが上にずれ、映像も上下につぶれています。
 ドツボの深いところで気がついたのは、分割されたVOBファイルの冒頭フレームが参照する前フレームがないために映像化けしていることで、どうもOpenShiivaはこの最初のフレームを見るために変なエンコードをすると仮定。
Gazoubake
 
■UNIXのcatコマンドを使う
 さて、どうするべぇか、とネットを探したらchandraさんのサイトでUNIXコマンドで複数に分割されたVOBファイルを一つにまとめることができることを知りました。 ありがとうございます。
 ということで、調子に乗ってターミナル.appから、
 cat VTS_01_1.VOB VTS_01_2.VOB VTS_01_3.VOB VTS_01_4.VOB> Movie.VOB
 と四つくっつけてエンコーディング開始。 元ファイルの容量は3.6GB。 エンコーディングに要した時間6時間。 私のPowerMac G5は4プロセッサーですが、OpenShiivaはマルチCPU非対応なので、実質G5プロセッサ一個分でしか処理できません。

■そしてまたエラー
 夜が明けて出来上がったmp4ファイルを、さぁとダブルクリックすると「ムービーファイルではありません」とQuickTimeプレーヤーの無情のメッセージ。
 原因を切り分けないといけない、と今度はVTS_01_1.VOB VTS_01_2.VOBのみでエンコーディング。→OK
 となると、1-3,1-4とくっつけてエンコーディングすればいいのですが、何度も1をエンコーディングするのはいかにも無駄。
 そこで気がついたのは、VTS_01_0.VOBというファイル。これはDVDのメニュー画面が入っており、一瞬で再生が終わる短いファイルです。 試しにこれをエンコーディングすると正しく720×405で焼けます。
 で、再度catコマンドで、0-3-4とくっつけてみると、今度は成功。
 と書くと簡単ですが、全て2〜3時間仕事。 家からリモートでやったから良いものの、事務所でつきっきりだったらたまりません。

■iMovie6の裏技
 って、既に有名だったらごめんなさい。
 通常iMovieにエンコードされたmp4ファイルを読み込もうとすると、自動的に.dvファイルに変換しようとしますから、下手するとmpegエンコードと同じくらいの時間がかかります。(今回の例だと5時間!!)
 が、取り敢えず空のiMovieファイルを新規作成し、その.movieprojectファイルをパッケージ表示させるとMediaというフォルダーが現れます。 そこにエンコードしたmp4ファイルをドラッグすれば読み込み時間不要。
 このまま.movieprojectを開くと「プロジェクトに属さないファイルが見つかりました」というアラートが出るだけで「ゴミ箱を開く」を押すと、ちゃんと先ほどのmp4ファイルが現れますから、それを本来のメディアファイルとしてドラッグしてやれば、全く問題なくオーサリングできます。(ただし、Perianプラグインがあってのことかもしれません)


 こうなれば、いくらエンコードに時間がかかっても、あとは編集は普通のiMovie作業と変わりませんし、iDVDに持って行けば今度は2プロセッサー対応なので、はい出来上がり。 本当はDVD Studio Proが欲しいんですけどね...

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