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政権交代に望むこと

 やっとこさ衆議院が解散されました。

 鳩山代表の献金疑惑、郵便料金不正問題疑惑など、民主党に不利な条件が残っていながらもあの都議会選の結果です。 恐らく次の衆議院選挙では私が長年待ちわびていた政権交代が実現するのは間違いないでしょう。
 40日の間に、自民はまだまだ民主党攻撃の隠し球を投げて来るのではないかとも思いつつ、とりあえずは交代させましょう。

 何度も書いているように、政権交代で夢の政治を期待しているわけではありません。
 民主党議員の多くは自民党上がりであり、自民党議席が消えてなくなるわけでもないので、今後も政策運営は難航する筈です。
 私の読みでは、数年民主党の与党が続いたあとは、国民の信頼を失い、再び自民か、あるいはそのとき今回の自民の混乱後に乱立するかもしれない新党連合に政権が再び移ると考えています。

 それまでに私が唯一民主党及び協力するらしい自民公明を除く野党に願うことは、長年の間に固着した無駄予算の徹底排除です。
 ここ暫く、自民公明は民主党の政策には予算の見通しがない、と攻撃し、最近鳩山代表はこれに対して「長年の官僚との癒着で切るに切れない無駄な予算を見直せば十数兆円規模の予算が浮く」と応えています。 これはずっと以前から私が個人的に持っていた考えと同じです。
 官僚と、それと結託した族議員。 それらの関係を一旦根こそぎ絶やす、それだけが願いです。

 先日の報道では、昭和50年代のオイルショック時代にできた緊急時の燃料配給制度維持のために、未だに毎年その配給票のようなものを刷り替える費用だけで数億円がずっと計上されているそうです。
 これはあくまで氷山の一角で、先日魔法のように甦った地方の道路建設など、積み上げれば鳩山代表の回答はあながち絵空事だとは言えません。

 ただ、官僚は日本の誇る天才集団ですから、正面きっての低次元な反抗ではなく、既に民主の主立った議員連中に新たな族議員への誘惑を仕掛けている筈です。
 ここで怖いのは民主といえども基本的には自民議員と同じく金権からは手を切れない人物が多数いること。
 中には「おいら大臣になったど〜」と有頂天になって足下をすくわれる情けない閣僚もいるでしょう。 それ以前に既に民主党内では鳩山内閣に誰が起用されるかの駆け引きも行われている筈で、そこに保身を図る官僚達が目を付けないわけがありません。

 願わくば、そこだけは政治屋ではなく政治家としての誇りを民主党議員には忘れずにいて欲しいと願います。

 ローンなど払うべきものを払い、やっと残ったと思ったら税金と健康保険で吸い上げられる今日、これ以上「財源がない財源がない」と増税されるのはまっぴらです。

 ところで野党になった自民党にまだ公明党はしがみつくんでしょうかね。 多大なる選挙協力の引き換えに数名の大臣ポストを恵んでもらったメリットももうなくなるわけでしょ。
 「生活を守りぬく」という公明党ポスターのコピー、「自民党を守りぬく」としか読めないんですけど。

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