鍋カレーの復権
金曜日で授業が終わり、さぁこれから一ヶ月の休みだぞ〜、と思ったら気が抜けたのか、ここの更新も放置してました。
今日も今日とて食事当番の月曜日。 何故か同居人がカレーを作れと言わんばかりの買い物をしてきたので、素直にカレーを作ることにしました。
(というか、恐らくは祭日なので自分が作ろうと思った筈なんですよ。同居人が。 が、それとわかりつつもっとも彼女が手抜きができるメニューを横取りしてやろうと思ったのも事実)
肉は、と見るとやはり切り落とし。 カレー・シチュー用が高いので彼女はいつもこれです。
圧力釜を手に入れて以来、カレーも圧力釜でやってきたのですが、安物の薄い肉をこれで調理すると旨味が全て溶け出してしまうのが難点。
以前、ハッシュドビーフを圧力釜を使わずに作ったら、冗談抜きで目玉が落ちそうな程美味しくできたので、今回は普通の鍋で作ってみることに。
どうして圧力釜に頼るようになったかというのは、やはり野菜の煮込みに時間を取られるからで、それでは、と最も柔らかくなるのに時間がかかるニンジンとジャガイモは、皮むいて適当な大きさに切ってからラップをかけてレンジで調理。
その間にタマネギだけは時間をかけてニンニクと一緒に弱火でヌルっとなるまでバターで炒めます。
肉は小麦粉を薄くまぶして一足先にフライパンで別炒め。
そこから全部を鍋に入れて煮るわけですが、既にニンジンとジャガイモは柔らかくなっているので、一旦沸騰させてあくを取ったらすぐにルーを入れることができます。 これで2〜30分の節約。
結果としては、圧力釜で作るより野菜の味がちゃんと残ってて、形も歯触りも健在。 時間は下ごしらえから計算してほぼ一時間。
逆に、カレー・シチュー用角肉の時はどうしたらいいんだろう?という疑問も残りつつ、これはこれで今更ながらの発見でした。
にもかかわらず「もう少しコクがあったらええのに」と無神経にウスターソースをかける同居人。
「おまえの作るカレーよりはましじゃ」
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コメント
そうそう、コーヒー、チョコレート、生クリーム、牛乳、いろいろありますね。
私も全部試しましたが、今のところ落ち着いているのが赤ワイン。これは明確に味が変わります。
前回は実は赤が無く、白ワインを入れたのが敗因かもしれません。
あと、トマトケチャップやそれこそウスターソースをあらかじめ少量いれてしまうこと。 本末転倒とは言え、結果オーライの家庭メニューでは結構このズルが効きます。
ま、また次回に賭けます。
投稿: あやおば | 2009年7月21日 (火) 23時11分
何でもかんでもウスターソースかけるのは関西だけらしいです。
と言う私もウスターソースは好きなんですけどね。
トンカツは、味噌で半分、ウスターソースで半分食べます。
火を止める最後にインスタントコーヒーを小さじ1杯(4人前)加えると出来たてカレーなのに美味しくなる。
とラジオで聞いて以後実践してますが(カレーを作るのは家内か次女)、確かにそんな感じです。
投稿: DS | 2009年7月21日 (火) 17時20分