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IMをATOKに

Atok_menu 夏休みに入ってちょっと根性入れて文章を書き込んでいると、ことえりの文章変換効率がいよいよ我慢ならなくなってきました。
 とは言っても、これは今に始まったことではなく、Mac雑誌に掲載されていたATOK 2009 for Macの記事がきっかけになったことは間違いありません。
 
 20年前からずっと愛用していたMac VJEがOS X時代を待たずに開発中止。
 さすがにその頃になると、純正のことえりもちっとは賢くなったのでそのままずるずると使っておりました。
 
 そのままどんどん賢くなってくれるのを期待していたのに、学習すればするほどアホになるようで、かといって学習結果を初期化すると、今度は「てめ〜、こんな日本語もわからんのか〜!」とぶちきれるほどの輪廻転生。
 といいつつ、Classic時代末期、Jaguar, Panther, Tigerと辞書を引き継ぎつつのことえり歴でした。
 
 私のイメージでIMはせいぜい五千円くらいと思っていたら、最もベーシックなバージョンで七千円、辞書がどさっとついているプレミアバージョンで一万円(ともにダウンロード版)。
 非常勤講師の給料が減る夏休みに備えて、あんまり金使いたくないんだけど、と思いつつ。非効率な変換で貴重な夏休みを失いたくもなく、あとで辞書を買い足すのも二度手間だし、と数日悩んだ後のポチッとな。
 光時代はありがたいですね。マンションタイプながら1GBのファイルをダウンロードするのにたったの8分。
 
 短い使用の限り、変換効率は期待通りの性能を発揮してくれています。私は昔の低性能なFEPの名残で短い文節で変換するのですが、それでも前後の文脈に適した変換をしてくれます。
 文節もほんのたまに修正する必要がある程度で、これだけでも有償の値打ちはあります。
 『「なのこり」は「なごり」の誤用』とか『「の」の連続』という文法的な間違いや醜さも指摘してくれる機能も今のところは素直に受けて止めています。
 
 プラス三千円分の辞書のありがたみは現段階では判定しようがありません。 ただ、ことえりでは中途半端だったこの機能が、マイナーな漢字遣いまで例文を用いて説明してくれるので「計る」「図る」「測る」のような選択に悩んだときに既にメリットを得ています。
 連想変換にも期待しつつ、これはまだ使っていません。
 
 欠点と言えばcapslock ON/OFFで日本語・英語の切り替えをする私の場合、OFFでATOK自体をバイパスして直接入力することができないのは非常に不満。 この場合、パスワードも覚えて推測候補に入れてしまうのは恐ろしいし、Finder上でアルファベットキーを素早く打ち込んでその文字で始まるファイルに飛ぶ、Mac本来の使い勝手もスポイルしています。
 ネットでさらりと検索すると、ウィンドウズ版にはわざわざその為の小さいアプリケーションが開発されているくらいですから、標準でcapslockを用いてワンタッチでOFFにする機能はないようですねぇ...
 どなたか良い方法があれば教えてください。
 
 あと、長年使い慣れたことえりのユーザー辞書をコンバートするのも戸惑いました。
 ことえりからの乗り換え(というか今じゃMacの世界じゃことえりとATOKしかIMは無い)のワンタッチ環境移植機能はあるのに、辞書の移植はわかりにくく、仕方ないのでことえりからテキストで書き出し、ATOKでそれを読み込む、という手順を踏みました。(もっともこれはマニュアルを熟読すれば良かったのかもしれません)
 
 ただ、この時、自分では鍛え上げてたつもりのユーザー登録がいつのまにか3,000単語を超えるメタボ状態で、三時間ほどかけて600ほどに減らすことができたから、まぁ、結果的には良い機会かな。
 
 スピードはPowerBook G4 1.5Gでは微妙に足を取られる感じがあったものの、慣れてしまいました。 誤り指摘や校正機能、連想変換に移るのは若干もたつく感があります。
 
 と、ここまで書いて誤変換は一度もなく、変換候補を出すためのスペースキー連打もほとんどありませんでした。
 
 にしても、IMメニューがこんなに長く。12inch画面じゃ一度に表示しきれません。

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コメント

>>既に御存知でしたら...

 いえいえ、文章書くのは好きですが、長らく印刷物になる仕事はしていないので、ATOKをとりまくこだわりについては全く知らなかったりします。 いつも広範な情報ありがとうございます。
 
 記者連中がATOKを愛用しているというのはたまに聞いていましたが、教えて貰った辞書名で検索して「共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK」なるものがあるとか、歴史と期待の深さを改めて認識しました。

 「自主規制語補完辞書」についてはちょっと緊張しますね。 ただ、具体的、抽象的問わず言葉狩りが嫌いな私としては非常に興味があります。というか、改めて言葉とその意味について考えさせられます。
 
 昨夜も藤沢周平の珍しく現代を語るエッセー集を見つけて読んでたら、こんな言葉使って良いんだ、と驚く部分が少なからずありました。執筆当時の社会常識で問題なければいいのか、直木賞を取った人だから良いのか、言葉狩り軍隊蟻の人々がどうこれらを認識しているのか興味があります。

投稿: あやおば | 2009年7月29日 (水) 13時35分

ぉぉぉ、ついに先生もATOKですか
私も雪豹が安いと聞いて検討してますが
やはりATOKがあるので候補になったりします
(KTISの時代から使っているので)

先日某所でATOKが64bitアプリでないのに
そのような記述を指摘されてはいましたが

それよりことえりは知りませんが、ATOKや
MS-IMEなどは自主規制して辞書に載ってない
単語があります

「自主規制語補完辞書」とか「書き屋のための変換辞書」
などを検討されると、さらに使いやすくなり
ますよ(いや、なる可能性があります)(あ、
なる可能性があったりします)

既に御存知でしたら、失礼しました

投稿: t2 | 2009年7月29日 (水) 08時44分

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