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Team FIAT-YAMAHA最高!

 先ほどまでmotoGP カタルニアを見てました。
 いやぁ、久々に興奮しましたよ。 目の回りに汗をかく程に。
 
 コース巾との相対的関係があるとは言え、このV.ロッシとJ.ロレンツォのバトルを見ていると、F1とは比べ物にならない「これぞモータースポーツ」と感動してしまいます。

 これくらい中継に興奮したのは80年代末期、N.マンセルがN.ピケをシルバーストーンで強引にパスした時以来です。
 あのとき、ピケはマンセルのことをあからさまにチームメイトとして軽蔑していましたが、今回のロッシとロレンツォの関係はそうではありません。
 
 ラスト3ラップのストレートエンドで、ロッシは右足を畳まなければいけない程のギリギリの距離でロレンツォを抜き返しました。 これが犬猿の仲であればロレンツォが数センチアウトに振るだけでロッシはコースアウトしていた筈です。
 最後のインタビューでロレンツォは「負けた原因は自分が最終コーナー手前でロッシをブロックしなかったことだ」と語っていましたが、しなかったのか、できなかったのかはともかく、ロレンツォがまだmotoGPに這い上がる以前からトップステージで輝いていたロッシに心の隅で隠せない敬意を表した、というのが正直なところでしょう。
 どちらにせよ最高レベルでのフェアプレー。
 
 解説の二人が言うまでもなく、この一戦は昨年のラグナ・セカでのロッシ vs ストーナーの勝負に並ぶキーポイントである筈で、まさしく手に汗を握る名勝負であったことは間違いないでしょう。
 
 ロレンツォはロレンツォで、こういう展開になるとロッシに勝てないことが痛い程わかった筈で、しかし彼はへこたれること無く、ならば絶望的な程ロッシを引き離すにはどうすればいいかを考えて、実行するでしょう。 そしてそれが決定的になったときにロッシは引退を考えるのかな、とも思いました。
 
 話変わって、体調不良だったとはいえ、40度を超える中での決勝でフラフラだったストーナーと、YAMAHA勢二人の残った体力の差は驚くべきものでした。
 それだけ今のDUCATIがベストレザルトを残すためには非常に乗りにくいともいえるわけで(裏返すとストーナーの適応力の凄さでもあるのかな)、F1にロータスがアクティブサスペンションを持ち込んだ時に、確かセナはフィニッシュした後ピンピンしていたのに対して、それを持たないウィリアムズのマンセルが(年齢的なものはあったにせよ)フラフラで表彰台に上がったのを思い出しました。
 
 もともと二輪のGPではマンセル的なシュワンツが好きだったせいで、YAMAHAのバイクについてはあまり詳しくないのですが、もう一方の雄であるHONDAが今シーズン一度も表彰台に立てていないことを考えると、相当高いレベルにあることは明らかですね。
 
 まぁ、そんなえせ評論家的なことは置いといて、本日のロッシとロレンツォの勝負、本当に楽しませて頂きました。 今後、彼らの間に変な感情的しこりが残ることなく、見応えのある「スポーツ」を見せ続けてくれることを楽しみにしています。
 
 いやぁ、酒が美味い。

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バイク」カテゴリの記事

コメント

ご存知かと思いますが、WGPオランダGPは土曜日決勝です。

http://www.motogp.com/ja

いまから予選。
250の青山選手好調です。FP2トップタイム。

250チャンピオンのシモンチェリ、来期はMOTOGPクラスのホンダ(グレッシーニ)に決まりました。
青山選手も上のクラスにあがれると面白いんですが、どうでしょうね。

勝手に書いておいてなんですがRESは不要です。(笑)

投稿: DS | 2009年6月26日 (金) 19時44分

 いや〜、逆に若いmotoGPファンってどれだけいるんだろう?
 というか、F1、WRC含めて、若者ってモータースポーツに興味あるのかなぁ。

 速くもなく、足回りも凡庸なクルマばかりで、さらにそれをチンタラ走らせ、バイクと言えばスクーターとその延長のアメリカンが音だけ一人前という世の中ですからねぇ...(共に小狡い走りだけは一流ですが)

 かくいう私も日本メーカーの撤退をきっかけにWRCを今年は一切見てませんし。
 むしろ40代、50代のみが熱くなっているのじゃないかと不安になります。

投稿: あやおば | 2009年6月22日 (月) 21時04分

怪おばがWGP観戦復活してくれたことは非常に嬉しい。
50過ぎのWGP好きは貴重です。(笑)

じゃ、ブランクを埋める基礎情報(私の独断を含むけど)
125時代、250時代のペドロサは無敵。とにかく速い。
当時、同クラスにいたのはドビツィオーゾ、デアンジェルス
エリアス、ストーナー、ロレンゾあたり。
加藤大治郎とペドロサのどちらが速いのか250クラスで
戦うところが見たいもんです。無い物ねだりですが。
ついでに、4スト990ではなく、2スト500のまま、大治郎
ペドロサ、ロッシの戦いも見たいなぁ。
というのはマクラですが、そのペドロサと250で良い勝負していたのがストーナーです。2005年、ペドロサがチャンプ、ストーナーが2位。ともに翌年ステップアップして上のクラスへ。
が、ペドロサはホンダワークス。ストーナーはホンダサテライト。
やっぱ、ワークスとはマシンに差があるんでしょうね。ストーナーはホンダに見切りを付けてドゥカティワークスへ移籍。
途端に本領発揮。無茶に速い。
250はペドロサがいなくなったあとロレンゾが2年連続チャンプ獲得。そしてロレンゾはステップアップしてヤマハワークスへ。
ペドロサとロレンゾは共にスペイン人ライダー。だが、仲がいまいちよろしくない。ペドロサ栄光の軌跡をすんなり受け入れるだけの度量がロレンゾになかったように私には見える。まあ、同年代なのに常に自分の前を行くペドロサに嫉妬していたのでしょう。たぶん。
レース後、表彰式の前にスペイン国王が二人を握手させようとしたこともありました。
最近は二人とも大人になってきましたし、ロレンゾも何度か優勝して過去の鬱憤も晴らせたでしょうから、ぼちぼち雪解けかも。

もうひとつ。
ロッシがチャンプ落としてニッキーが獲得した2006年、最大の要因は初戦のエリアスの自爆テロでしょう。あれでリズムが狂ったロッシはどうみても一番速いのに歯車が噛み合わず結局最終戦でも自滅。手中にあったチャンプを自ら放り出してしまった。
2007年、ストーナーに対してロッシが互角に戦えなかった原因は誰にも明白でしたがミシュランタイヤ。ロッシもBSだったら面白い展開だったでしょう。

いや~怪おばのブログなのに長々書いて申し訳ない。
RESは不要です。(笑)
書いてももらってももちろん構いませんが。

投稿: DS | 2009年6月20日 (土) 23時12分

うちの場合、テレビ大阪の中継が終わった時点で暫くWGPを見れない状態になっていました。
その間にロッシがチャンピオンの座を失ったり、名前がmotoGPになったり。
以前DSに教えてもらったG+が我が家のCATV契約をデジタルにしたら見られるようなり、そこからの復帰です。
ストーナーなんて知らなかったし、ドカティがいつのまにこんなに強く、ホンダが弱くなってるんだと驚くばかり。

テレビ大阪時代から変わらないひょうきんさと、マンセル的「抜いてなんぼ」のロッシがいつ引退するのかが、目下のところ最大の関心事です。

あの実況、フジのF1の馬鹿げた演出よりはマシじゃないかと思いますよ。 特に今シーズン、合間合間に入るゴキブリを喉につまらせたような声のMCなんていつもスキップしてます。
それに比べるとmotoGPのそれは、いかにも低予算CS局アナウンサー、という感じで気には触りません。

投稿: あやおば | 2009年6月20日 (土) 21時42分

WGPに最初に興味持ったのは片山敬済が世界参戦したときかな。バイク雑誌でレース結果を毎月読むだけでしたが。
その後、ケニー・ロバーツとフレディ・スペンサーがデッドヒートしていた頃がピーク。スペンサーの成績がイマイチになると興味も下火で、徐々にWGPは関心が無くなりF1へ。
F1もセナが逝ったら急に冷めてレースが興味の対象外になってました。
が、再びこのところWGPかかさず観て楽しんでます。
(ペドロサが125から250にステップアップする頃からかなりのめり込んで見てます)
レースウィークは金曜日のフリープラックティスのラップタイムをネットで観ることから始まり、予選と決勝はビール飲みながらスカパー観戦です。スカパーは予選を生中継してくれないのがちょっと残念。
以前はスカパーに加えてWGPのオフィシャルサイトMOTOGP.COM の有料会員登録もしてましたが、最近はスカパーのみです。
スカパーの解説陣は悪くないですし坂田和人さんの解説は特に良いんですが、中継アナウンサーがレースをまったく分かってないというか、WGP対するに愛情がない奴ばっかりなのが難ですね。ノリックの爪のあかでも遺灰でもいいから煎じてのませたいです。

投稿: DS | 2009年6月18日 (木) 21時04分

お〜、さすが詳しいですね。
確かにロッシとロレンツォ(ロレンゾ?)が非常に仲が良さそうな映像は見たことが無いです。
先日も、ロッシが観客へのアピールの後、エール交換をしたときもロレンツォは少し迷惑そうにも見えました(まぁ、メディアのインタビュー中に割り込むロッシもロッシだけど。そういえば昨年のラグナ・セカの時もロッシが大はしゃぎでストーナーのフェアプレーを褒めたのに対して、ストーナーは明らかに不快感を隠していませんでしたっけ)

その後ロレンツォも負けずに観客にアピールをしに行った時、私は単純にロッシの真似をした程度に捉えてましたが、DSの言う通りであれば、対抗心かも、とも思えます。
まぁ、チームメイトと必ずしも親友になれるわけが無いとはいえ、今後明らかに仲が悪くなるようなことがないように願います。

青山、最初は良かったんですけどねぇ... あとはジリジリと後退、というイメージですね。 これがチーム力の差でしょうか。

投稿: あやおば | 2009年6月17日 (水) 22時05分

ストーナーも一度鈴鹿8耐を走っておくと暑さに対する免疫が出来るんじゃないでしょうかね。
まあ、瀕死の状態で帰ってからあの美人の嫁さんに癒してもらうのも悪くはないですけど。
羨ましい・・・

ロッシとしてはコーリンのヤマハワークス残留を強く推していたこともあって、ロレンゾにはちょっと距離を置いてますね。
ただ、ロレンゾは以前からロッシを尊敬してるんで、負けてもロッシなら仕方ないという感じかな。
それに去年このクラスに参戦して早々に優勝してるというのも心の余裕をもてる理由だろうと思います。勝てない期間が長くなるとなりふり構わず勝ちたくなりますから。

ロッシとしてはロレンゾはヤマハから放出して250からシモンチェリをヤマハに呼びたいんじゃないかと想像してます。
でも、ロレンゾが予想外に速いんでそれが出来ず、よってシモンチェリも窮屈な姿勢で今年も250に乗り続けているんじゃないでしょうか。

今年、125の小山、250の青山博一のシートが一瞬無くなったときは、かなり驚きました。
が、なんとかシートを確保したものの完走すら危ういマシンで走らねばならん小山選手は不憫です。
青山は意地でチャンプ獲得して欲しいですが、ホンダじゃやっぱり無理っぽいですね。今回もときどきエンジン止まってたらしいです。小山と青山には速いマシンに乗せてあげたい。任天堂とかスポンサーしてもいいんじゃないのかなぁ。

投稿: DS | 2009年6月16日 (火) 22時44分

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