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WTC府庁移転否決

 WBC、どうして最後がダルビッシュだったんでしょうね? 何のためにストッパーを連れて行ったのか。
 もし負けてたら戦犯は原の臆病な采配、と言われていたでしょう。
 
 あ、違いました。WTCでした。
 深夜までかかって大阪府のWTC移転が否決されました。
 この件については様々な側面から見解が出ていますが、私としてはまずはほっとしました。
 理由はただ一点、大地震の際の埋立地の不安です。
 
 阪神淡路大震災の時、上空からポートアイランドや六甲アイランドを撮影した画像を見て、道路が液状化で溢れた土砂で黄土色になっていたのに驚きました。
 さらに橋が損傷し、ポーアイ内に放送設備を持つサンテレビの社員は、警察の阻止を振り切って段差を車で踏み越えて会社に駆けつけたという逸話も記憶に残っています。
 
 要するに、埋立地は災害に弱い、ということです。
 現在府庁がある中之島も淀川流域の堆積地ではありますが、陸になってからの時間がWTCとは違います。
 
 14年前、兵庫県庁や神戸市役所は役所としての機能はもちろん、一時的な避難場所としても利用されており、その点でも大阪府の西に偏ったWTCでは利便性に劣りますし、何より取り付けの橋が通れなくなったら職員も住民も府庁に行くことも出ることもできなくなります。
 
 現在の府庁に耐震補強をする、全く新しく立て替えるなどの案もあり、それらはWTC移転より高くつくという試算もあった筈です。 ただ、いくら安くても万が一の時に役に立たないロケーションに行ってしまったのでは意味がありません。
 
 「府民は変化を期待している」と話していた橋下伍長も否決後は「これでいいんです。大阪府は北朝鮮じゃない。全てが僕の言いなりになるとは思っていない」と淡々としたコメントを残したのは意外でした。
 「まぁ、しゃぁないか。どっちに転んでも桃源郷じゃない」というのが本音なのかもしれません。
 
 一方で哀れなのが、大阪市。
 さんざん大阪府の甘い言葉に振り回されたあげく三行半。 早速会社更生法の手続きに入るそうですが、日々不動産価値は下がるばかりで、ますます窮地に追いやられたという印象です。
 
 いくら政令指定都市とは言え、大阪市は大阪府の一部であり、なんとかしてやりたいという気持ちがあっても否定はしません。
 ただ、個人的にはバルブ真っ盛りの時、民間企業を絡めてあれもこれもそれも市の第三セクターという大盤振る舞いを多数見ているだけに、府民として大阪市にあまり同情する気にはなれません。 とはいえ大阪市民は生きた心地がしないでしょうね。

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