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タニシぐりぐり(PowerBook G4修理編:3)

 しばらくあれこれやってみるも、既に集中力の限界。
 このPowerBook G4、バッテリーはほとんど死んでいて、ACアダプターを接続していないと5分程度しかもちません。 修理のために長時間給電されていなかったせいかと思い、自宅に持ち帰りACアダプターに接続。
 
 四時間ほど仮眠した後、布団から抜け出してすぐに電源ボタンを押すも、相変わらず無言。
 以前にも似たようなケースはありましたが、筐体に耳をつけても今回は何も音がしていません。
 ただ、不思議なのはキーボードのcaps lockや、num lockのLEDはちゃんと点灯するし、電源ボタン長押しをすると消灯します。 つまりロジックボードは生きている、ということ。
 
 これがなんとなく希望となり、工具が揃っている事務所に移動。 道すがら冷静にいろいろ考えてみました。
 
 ●取りあえずは組み立て後、起動もしたし、普通に動いていた。
 ●その後やったことと言えばキーボードの取り付け直しだけ。
 ●ロジックボードは生きている。
 ●バッテリーがすっからかんでもACアダプターを接続すれば立ち上がるはず。
 
 車で言うと、ちゃんとガスが来て圧縮はされているのに、点火しないという感じで、バックアップバッテリーが空になったのかな、とも考えました。
 
 事務所について、取りあえずキーボードと上蓋を再度外して配線の噛み込みやショートを点検→異常なし。 キーボードと本体のコネクター→異常なし。
 
Pb_g4_3
 組み付け直して大方がヒートシンクとサブフレームで覆われてしまったとは言え、なぜかタニシのようなバックアップバッテリーらしきものは隙間からすぐ見える位置にあります。(写真の黄色の丸部分。この写真はMACBUNKAIさんのサイトから借用:もしこのページで販売されている分解マニュアルがダウンロード販売されていたら恐らく買っていたと思います)
 
 私のPowerBook G4にはバックアップバッテリーが搭載されていない、とAppleが公式に述べていますが、本当に搭載されていないとは考えにくい。 上記のタニシは起動用パワーコンデンサーにも見えるけど、ピンセットでぐりぐりしてみると、基盤から端子が延びて半田づけされているので外れません。 ただし、下部は上からこの端子で押さえつけているだけのようで、少しずれたりします。
 仮にこれがバックアップバッテリーだったとしても、確かにこれでは交換できないし、どうしても、となるとロジックボード交換とります。
 
 なんだろな〜、このタニシ、と思いつつ、既に半ば諦めて電源ボタンを押したら...、目の前のシロッコファンがブゥンと回り、ハードディスクにアクセする音が。
 
 ジョワ〜ン♪
 
 立ち上がりました!!!!
 バックアップバッテリーかコンデンサーかはわかりませんが、このタニシの接触不良が原因で点火しなかったようです。 めちゃアナログな原因やんか...
 
 このとき、夕方の五時。
 やりきった感のドーパミン全開で、おっさん三たび有頂天でしたが、あまりにドーパミンが出過ぎたのか、その夜、睡眠不足にもかかわらずほとんど眠れず、金曜日は腱鞘炎の再発もあってボロボロでした。
 
 でも採点もできるし、毎日の業務の報告メールもいつも通り書くことができます。
 新しいマシンや中古マシンの購入が頭をよぎったものの、データの移行を考えると気が遠くなりますから、本当に助かりました。
 
 ただ、先日CATVでスタンリー・キューブリックがアイズ・ワイド・シャットを撮り終え、試写会後一週間でポックリ死んだことを知って、こういう「やりきって有頂天ドーパミン快感」を求めすぎるとヤバいかもしれません。
 
 ま、いいさ、まだボケてないさ。

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