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個人営業から法人設立(2)

 前回からの続きです。
 
 具体的な申請方法は本に書いてある通りで、最もややこしいと思われる会社定款も、掲載してあるサンプルを参考にすれば簡単です。
 
 資本金は別として、全て自分でやる場合には登記申請に6万円、定款貼付用に4万円の合計10万円の収入印紙が必要です。 本には書かれていない(書けない)面白い話として、実はこの定款の4万円印紙をチェックする方法が無いのです。
 
 登記申請に必要な定款は本来は謄本、つまりコピーです。 だから定款に4万円の印紙を貼り、会社印を捺印したものをコピーして提出します。
 私はここを勘違いし、同じものを二部作り、法務局で印紙を貼ってそちらを見せた上で持ち帰り、印紙を貼ってない方を提出するつもりだったのです。 それをみた係の人は、「いや、そうじゃなくって...、でもちゃんと会社印捺してあるね。謄本と同じだね」と言いつつ、印紙を貼っていない方を受理してOKとなりました。
 で、「元本の方にはちゃんと印紙貼って下さいね」と言われ、私は事前に買った印紙を見せて「今から貼ります」で終わったわけですが、法務局は会社法の下で動いており、印紙の有無は印紙税(税法)の管轄なのでそれ以上の指導はできない、ということでした。
 「え? それって...」
 と一瞬考えましたが、もちろん私はしっかり貼りました。
 
 あと、法人の銀行口座は会社設立完了後にしか作れません。
 しかして、資本金の出資を証明するには銀行口座通帳のコピーを提出するのが一般的です。
 だから、一旦個人で銀行口座を作り(従来持っている口座でも良いのですが、客観的に分かりやすくする為にまっさらの新口座を用いる)、そこに資本金を入れ、それを申請に利用します。
 登記が完了した時点で現在事項全部証明書というのをその場で発行してもらい、それを銀行に見せてめでたく法人口座を作ることができます。
 この時、私はてっきりそれ用の銀行印が必要だと思って新調したのに、「個人名の普通の印鑑でも可」と銀行員に言われてちょっと肩すかし。
 
 今はマネーロンダリングの関係で少なくともUFJでは「原則一人一口座」というのがあるようで、私の場合は今は使わなくなっていて残金ゼロの口座一つを解約し、上記、出資証明用の口座は法人口座設立と同時に解約、という条件で進行しました。 そう言う意味でもいきなり銀行に行くより、一度事前に窓口で法人口座設立の相談をした方が良いと思います。
 
 尚、本によると申請から完了まで5〜7営業日、とありましたが、私の管轄の北大阪では書類に間違いが無ければわずか二日で完了するようです。 私の場合はちょっとミスがあったので五日でした。
 
 設立が終わっても、本来は税務署へ設立報告等が必要なのですが、丸腰で税務署に行くと言葉巧みに情報を吸い取られますので、こちらの方はさらに本を探して最も有利な方法を探すつもりです。(脱税はしませんよ。節税です)
 
 あぁ、名刺とかスタンプ印だとかも作り替えなくちゃ...

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