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教育委員会の汚職

 大分県の教育委員会で教職採用に絡んでの汚職が明るみに出てますね。
 私は「何を今更」という感想です。
 
 というのは私が以前住んでいた家の隣のおっさん(正確には同級生の父親)は教師であり、そのうち校長から市の教育委員会にまで入った人物でした。
 このおっさんがどこかの学校の校長になったときにその母親(同級生の祖母)が私の祖母に「お陰で校長になれました。相当お金は要りましたけど。」という旨の話をしていたからです。
 
 もちろんかなり昔の話ですから今はそういうのはないと思いたいですが、要するに教育の世界ではそういう風潮が当たり前に存在していたということで、恐らく日本全国似たようなものだったでしょう。
 その後時代も変わり、世間の教員や公務員に対する目も厳しくなったので、恐らく都市部から改革は進んでいるに違いありません。
 ただ、地方では個人的な力関係、例えば議員であるとか古くからの地権者であるというようないわゆる田舎独特のしがらみもあってそういう改革が進んでいないという実例が今回示されたことになります。
 
 今回はたまたま一部のいわゆるたれ込みがきっかけであったことと、パソコン内の水増し採点の資料が残っていた等で証明できただけで、そこに至らないいわゆる疑惑というのは都会、地方問わず相当数潜在していると私は思います。 これを機会に文科省は全国の教育委員会を厳しく調査するべきでしょう。
 
 こういうことがあるから教員免許の更新制度という話が持ち上がるんですよね。
 「あの先生のせいで○○(学科名)が嫌いになった、興味を持てなくなった」など多数の残念な声を聞きますし、それは子供の夢と可能性を教師が奪った証拠でもあります。
 裏金を払ってでも、一旦採用されれば一生安泰というやる気の無い人間が、生徒に夢と希望を与える教師志望の若者を金で追いやるようなことは絶対にあってはならないと憤りさえ感じています。
 
 さて、この隣のおっさん、相当なアル中で我が家が引っ越したのもこのおっさんの夜中の大声や襲撃が一因であったことはこのblogで何回か書いた覚えがあります。 にもかかわらず繰り返し書くのは人間として、そして教育者としてこの人物が許せないという思いが今でもくすぶっているからです。
 私が今でも教師、政治屋や警察官といういわゆる世間一般では「敬われて当然」の職業に対して懐疑的であるのもこのアル中教師が原因でもあります。
 
 それが非常勤として私が教員をしているというのは皮肉という人もいますが、実は必然であったかもしれないと今では捉えています。
 
 文字通り「反面教師」が隣に住んでいた訳ですから。

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コメント

励ましの言葉ありがとうございます>asunarouさん

ただ、改革というのは難しいです。
県の高校にもよく教えに行きますが、地方程、正教員が非常勤や外部教員を見下す傾向が強く、特別階級意識が高いようです。
うちの学校でも上下関係は他の組織同様に一朝一夕には変え難く、私のような人間は疎ましがられているようです。
私も私で上司を飛び越えて勝手に上の人間と話を進めてしまうから火に油なんですけどね...
身分不安定な非常勤ながらそれでもクビにならないのは就職率などでなんとか実績を上げているからかもしれませんが...

せめてかかわる生徒達だけには誠意を持って接し続けたいと思うだけです。

投稿: あやおば | 2008年7月19日 (土) 21時56分

貴方のような方が本来教育者になるべきです。これからも頑張ってください。そして教育界を改革してください。

投稿: asunarou | 2008年7月19日 (土) 15時45分

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