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スヌーピーは女心を知る

 どういうわけか私の本棚には「ピーナツジュビリー 漫画スヌーピー25年」という分厚い本があります。
 これはスヌーピーで有名な漫画ピーナツの連載25年を記念して後に出た本で、S57刊ですから26年前に買ったものです。 え〜と、だから24歳のときに買ったんですね、はい。
 当時3,200円。 下らないものに金を惜しまない癖はこの時既に健在だったようです。
 作者のC.M.シュルツさんは既にお亡くなりになられましたが、1950年に連載が始まったんですねぇ。
 
 多分小学生の時に医者の息子(すなわち金持ち)がスヌーピーのTシャツやらキャラクターグッズを最初に買い、それからどういわけか私も含めた仲の良い男連中の間で流行りました。
 ちょっと奇妙に映るかもしれませんが、それはディズニー的な可愛い的存在ではなく、今で言うゴールデンエッグス的なクールな存在として捉えていたと自分では分析しています。(と言ってもゴールデンエッグスは日本産なんだけど)
 
 中学になって英語のお勉強も兼ねて当時月刊で販売されていたSNOOPYという雑誌も買って原文で読んだりもしましたが、基本的に難解であったと思います。
 そもそも漫画というのは翻訳が難しいんですね。 特に言葉のしゃれ、例えば「そもそも犬ってのは独善的なもんなんだ」っていうのは"dogmatic"という単語にかけているわけで、日本語にしたら意味不明。
 詩人であり、ずっと翻訳をされて来た谷川俊太郎さんもそうだけど、日本の漫画が最近海外に多数輸出されている今、翻訳関連の方の苦労に頭が下がります。
 
 あと、言語の問題とは別に宗教観というのもたかが漫画とは言え日本人には原語では難しかったとも今読み返してみると気がつきます。
 
 てな話は切りがないので置いといて。
 
 まぁ、そんな中で今でも好きなのは多分多くの日本人と同様でスヌーピーとウッドストックです。
 しかし単に可愛いだけではなく、スヌーピーはなかなかの男前なんです。
 
 この本に掲載されている中で、ペパーミント・パティがミスコン中継のTVを見ながら「私はこんな番組に一生出られないわ」とコンプレックスをチャーリー・ブラウンに打ち明けています。
 一応彼女は彼に気があるのですが、「何か私を元気づけるようなことを言って」と言われたチャーリー・ブラウンは「そうだな、ぼく...」と相変わらず煮え切らない。
 そこにスヌーピーがスタスタとやって来てバチンとTVのスイッチを切り、彼女の頬にキスをします。
 彼女は「彼は変な顔をした子だけど、女の子を幸せにするすべを知ってるわ」と二人(一人と一匹)で外へ出かけて行きます。
 残されたチャーリー・ブラウンは"SIGH(タメイキ)"。
 
 う〜ん、26年前に買ったのにな〜んにも学ばなかったなぁ...
 
 ただ、さすがのスヌーピーも「誰も私のことなんか愛してくれないわ」とこぼすルーシーには同じ手は通用してませんから、難しいもんだとも。
 
 そこだけは学んだか...

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