マニアのプライドが...
昨日は昼過ぎから阪神地区は記録的な雷雨となりました。
三宮に着くまではちょうど北から降りてくる積乱雲をかすめる形で雨知らずだったものの、さすがに一時間もしないうちにまるで夕方のような暗さになって本格的に荒れてきました。
瞬間停電に怯えながらも仕事自体は数時間で終わり、さてこの夕立はいつまで続くのかとネットで見てみたらそんな可愛いもんじゃないらしい。 ついでにJRのページを見たら塚本駅周辺の落雷で信号故障。 よって大阪姫路間で運転中止中だとか。
阪急は何ともなさそうなので、こっちで帰るか...と思いつつも、傘が無いので阪急吹田から家まで歩くのは避けたいという消去法で、結局雨が弱くなるのを待つ→そのうちJRも運転再開をするだろう、という読みで時間つぶし。
読み通り小雨になったのを見計らって三宮駅まで行ったら、おおさすが、運転再開。
ホームに上がると新快速が出た直後で、数分後に快速が来ました。 この時点で外側線は「通過」表示のみ。 多分貨物列車でしょう。
さて、ここで元「鉄」の私は考えた。
いつ来るかわからない次の新快速を待つよりは、少々時間がかかっても快速でちんたら行った方が速い、と。
これが間違いの始まり。
乗った快速は駅を出た時から殆ど加速せず、のらりくらり。 そのうち外側線を元気よく後から三宮を出た新快速が通過。 あれ?
この時点でマニアのプライドがピシっ。
芦屋に近づくに連れて私の快速は時々止まりだす。 そりゃそうでしょうね、内側線には各停、快速が数珠つなぎ、おまけに芦屋で新快速や快速が各停を追い越すんだからもうダイヤぐちゃぐちゃなわけです。
そのうちさらに後から来た貨物列車、そして二本目の新快速に続々抜かれました。
これではいかん、座して死を待ってはいかん、常に前のめりに生きて行かねば、と、二本目が来たんだから三本目の新快速に乗り換えようと芦屋駅で快速を下車。
そしたらその時点で次の新快速は須磨を走行中。 20分程待ちました。 なんで???
もうこの時点で駅に座った私のプライドはズタズタ。
まぁ、列車指令はダイヤの復旧でてんてこ舞いで、駅や列車に周囲がどういう状況か連絡する間もないでしょうから誰を恨む訳にも行きませんが、強烈な雨で気温が下がってるんだから真夏設定のままのエアコンだけはなんとかして下さい>JR西日本
ホームに降りた時にどれだけほっとしたか。
結論として、あのまま快速に乗っていた方が10分程早く家に帰れたようです。
さらに言うなら、快速に乗らずにその後に来る新快速に乗っていたら20〜30分程速かった様子。
あぁ、一瞬の知ったかぶりが悲劇を生んだ。
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