アホなオープンカー乗り
大阪ローカルでは結構報道されましたが、親子で夜中にオープンカーを乗り回していて「あいつら寒いのにアホや」と言った高校生を拉致してボコボコにしたという事件がありました。
さすが日本のサウスブロンクス、大阪らしい事件です。
この米車オープン、深夜4時にもかかわらずヒップホップをガンガンにならしていたのも大迷惑ながら、39と19の親子で、というのがなんとも奇妙な家族に見えてしまいました。
ヤンキーのDNAは永遠、アホの子はアホという証明なのかも知れません。
まぁ、そんな毒舌は既にネットでは多数吐き捨てられすぎていますので、ここでは車検は切れているものの一応オープンカー乗りの観点から。
そもそもオープンカーに人が憧れる時代はとっくに終わっています。
今時オープンに乗ってて熱い視線をくれるのは小学生ぐらい。
年頃の女性なんか、「髪型崩れそう」「紫外線きらい」「バッカみたい」という反応が大半です。
この季節で「寒いのに」と言うなかれ、私は真冬でも首にスキーで使うネックウオーマー巻いてシートヒーターつけて乗ってましたが、小学生に一回、20代らしきカップルに一回、実際に「あほちゃうかぁ」と言われたことが実際あります。
でも、高温多湿の夏しかない日本では、実はオープンカーに最適な季節は秋、冬、春のスリーシーズンだってのは持ってみないと解らない実感なんですね、これが。(要するに夏のオープンカーは涼しくない、ということです)
そもそも自動車発明直後はオープンであったのが屋根付きになったということは、理屈で考えればオープンカー自体が時代遅れであり、言い換えると「アホな」乗り物な訳で、アホをアホと言われてブチ切れるくらいなら最初から乗るなよ、という話です。
もしかしてかのヤンキー親子は公園でたむろしている高校生に「わぁ、あいつらめっちゃかっこええ!」と呼ばれたかったんでしょうかね?
そんなの'70〜'80年代に終わってしまった感覚でしょう。
まぁ、一部のヒップホップ系PVで刷り込まれたのかもしれませんけど。 黄色い民族が"Yo!"って真似しても似合わないってばさ。
てなわけで、これから世のまともなオープンカー乗りは「アホちゃうかいうてみよか」「あかんあかん、殺されるで」と嘲笑のネタとしていたぶられるかと思うとささやかに憂鬱です。
って、はよ車検取れや〜>自分
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コメント
コメントありがとうございます>川股さん
普通の人には今頃が最後のオープンのチャンスなのに、オープンやカブリオレに乗っていながら幌を閉め切っている人ばっかりで、ホント勿体ないです。
Miataの車検はまだ取れていませんが、せめてC200はいつもサンルーフ満開で走っています。
ロンドンなどでは頭の毛が寂しくなった爺さんがアストンの幌を開けてブイブイ言わしてるんですけどね...
投稿: あやおば | 2008年11月 2日 (日) 01時16分
ごもっとも意見です。確かにそういう時代では無いですよね!(^^)!大阪は本当に危険な人が多いです。笑
オープンカーの存在意義って確かに問われる部分ですけど
obaさんや僕みたいな人達が愛しているっていう事実があるだけでとても嬉しい気持ちになります。いきなりのコメントすいませんでした(^v^)
投稿: 川股 信吉 | 2008年11月 1日 (土) 18時39分