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突然開いた引き出し

 21:00のニュースを見ていたら珍しい名字のアナウンサーが出て来ました。
 と、いうかNHKは珍しい名字じゃないと入社試験に受からないんじゃないかと思う程なんだけど、今日はそれはさておき...
 
 その名字が幼稚園からたまに遊んでて、小二くらいのときに突然転校してしまった女の子を思い出させました。 いや、こういう時って一瞬で驚く程たくさんのことが思い出せるものです。 私の脳の中の引き出し、凄い!!!!
 
 さらに今この数行を書いていて「そもそもあの子となんで親しくなったんだろう...」と考えてたら、それも思い出せまして、要するに習い事が一緒だったんですね。はい。
 
 今考えてもそこそこ遠い(車でも10分はかかる?)ところに住んでいたわりには小学校が同じで、多分学区の一番端だったんでしょう。
 なのに数回そこまでてくてくてくてく歩いて遊びに行った、というか最初はその習い事の帰りが遅くなって送って行けと習い事の先生に言われたのが最初の行脚だったような気がします。
 送って行くったって小学一年生や二年生のガキですから何のご利益も無いと思うのですが、その時はそんなもんかと思っててくてくてくてく二人で歩いて帰ったのが最初のきっかけだったような。
 遅くなったと言っても、二人の長い影が前に伸びていたから単なる夕方程度だった筈です。
 
 女系家族+家の近所に同年代の男がいなかったせいもあって、小さい時から女好きというのではなく、女の子と喋る方が気楽だった私として、別にその女の子が好きとかではなく、でも何回かてくてくてくてく歩いて行ったことを考えると、さて?
 目の細いDNAに溢れた家族に住んでいると目の大きい女の子には条件反射的に好意を持ってしまってたような気もしますが、はて?
 
 ところがまるで漫画の様にある日突然その子が引っ越すことが決まり、それっきりとなってしまいました。
 別に涙の別れがあるわけでもなく、「絶対手紙頂戴な」と約束もせず、あと数日で引っ越しと言う日にその子の家(某会社の社員寮だった)の敷地内のブランコに乗って、そのうちどんどんどんどん日が暮れてブランコが日陰になってしまいました。
 
 さすがにそこで何を話したかなんて忘れてしまいました。
 ただ、特に非常に悲しかったとかそういうのは無くて、これまた漫画の様にまたいつかどこかで会えるもんだ、と理由も無く考えていたのは覚えています。
 
 でもその根拠の無い予感は完全に外れ、それっきり風の便りすら聞きません。
 当然生きてりゃ私と同じ歳ですからそこそこなわけで、一瞬冒頭のアナウンサーがその子の娘?とも思ったけど、普通、姓は変わるわけでまずそれはないでしょう。
 
 年寄りが数十年前のことを克明に覚えていて驚くことがありますが、恐らく歳をとるとそういう数十年間開けたことの無い、存在すら忘れてしまった記憶の引き出しがバサーっと開くことがあるのかも知れません。
 それも非常に奇麗に整理された引き出しが。
 
 人間って面白い。

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