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ケチな話

 今朝新聞を読んでたら、介護施設でピアノを弾くボランティアの男性の話が出ていました。
 記者が会社名と実名公開を、と呼びかけたら「それだけは絶対に止めて下さい」と固辞されたとか。
 
 そんなボランティアと言う「優雅な遊び」ができる社員を飼える余裕があるなら、と取引会社からコスト削減等の要求がでるから、というのが理由でした。
 
 まるで冗談のような話ですが、これが現実なんですね。
 取り敢えず題名のような表現しか思い浮かびませんでしたが、呆れて的確な形容詞が出ない、というのが本音。

 自分の時間を作る為に努力する有能な社員を腐らせる一員でもあるし、取り敢えず仕事してる振りをしなくてはならない風潮もこういうところから出て来たのかも知れません。
 
 いやぁ、これは無能な人間による一種の嫌がらせかもしれない。
 
 定年退職後に趣味も無く打ち込むものも無く、現役時の自慢話ばかりという話(最近はそうでもなく結構器用に生きようとする定年退職者も増えて来たようですけど)も、こういうケチな話を聞くと、そりゃよそ見はできんわなぁ、と納得もします。
 
 と、とりとめが無い怒りとも諦めともつかない感情が交錯するばかりですが、とにもかくにもこうしてコストダウンに成功した利益は親会社が独り占めし、社員を殆ど派遣にして大もうけ。
 でもその先には「ここは値上げしないなぁ、有り難いなぁ」と喜ぶ我々消費者がいるわけです。
 
 つまりは正義派を気取って批判することもまた恥ずかしい話と自嘲しなければならないのかも知れません。
 
 しかし情けない話... どこへ行く、日本の良心。

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