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バレバレの嘘は嘘じゃない?

 インド洋での米軍への燃料給油がイラク戦争に使われていたであろうことがそれなりの証拠を持って明らかになって来ました。
 当然追求された政府はその答弁で「米国がイラク戦争には使っていない」との公式見解を繰り返すばかりで、恐らく「すんません、目的外使用されてました」と政府が認めることはあり得ないでしょう。
 
 一方で例のアメリカの公文書公開で非常時に沖縄に核を持ち込むと言う密約が当時の日本政府とできていたことが判明しました。
 沖縄に限らずこの問題は日本の米軍基地に対してずっと問いかけられて来た疑念なのですが、その度に政府は米軍からの受け売り答弁に終始するだけだったのを記憶しています。
 
 核兵器を軍事行動のキーワードにしている国が、非常時に「あ、日本の基地に入るんだったらどこかで弾頭を降ろさなくちゃね」なんてことをするわけが無いのは当たり前。 でも国はあくまで認めなかった、と。
 私が基本的にはバカにしているアメリカにも素晴らしい制度があって、どんな極秘文章でも原則30年経てば公開されてしまいます。
 
 つまり、今日の福田ー石破の答弁は30年後には嘘と証明されるわけです。(しかし石破はなんであんなに悪人顔なんだろう。政治辞めても時代劇の悪代官役で一生食えます。)
 30年後には福田も石破も生きていてもヨレヨレでしょうから、別に痛くも痒くもないわけで、嘘と分かっている嘘は嘘じゃないと言う皮肉な状態に証明してしまいました。
 確かに、核持ち込み密約をした当時の佐藤栄作首相は死んでますから誰も責任は問えません。 生きていても政界を離れていたらどこまで追求できるのかも怪しいものです。
 嘘ついたもん勝ち。
 
 奇しくも今日のNHKのクローズアップ現代ではどんどん増える日本の餓死者を扱っていました。
 そしてイランの日本人誘拐の背景には例のインド洋での海上警備活動により陸上での麻薬輸送が激化したことが理由の一つとして上げられると言うこれまた皮肉な事実が報道されています。
 
 民主党は国会で元気に行動しているようですが、小沢のアフガン陸上支援や不動産運用などで早くも背中に火種を抱えてしまいました。 給油支援活動を当面の追求道具にするのは良いとしても、与野党がその攻防に負われる余り、根本的な思想を見失って行くのが心配です。
 
 って、根本的な解決なんて世界規模ではもう無理なのかも知れませんね。
 だとすれば自国だけが幸せであれば良い、という国家利己主義論ってなものもそろそろ台頭してくるのかも知れません。
 もちろんそれは褒められたものではありませんが、日本人の税金が米軍の燃料になり、軍事政権の弾になって日本人を打ち抜くのに使われたりという事実を見た後に、生活保護をどんどん打ち切られて餓死するかもしれないと言う希望の無い日本を見ている限り、それを完全に否定する気には私はなれません。
 
 でも嘘はいけませんねぇ。 道徳的にはもちろん、一度ついた嘘はさらに嘘で塗り固めなくてはなりませんからどんどん話が不透明になるだけです。
 一期で良いから今の与党を入れ替えて、その間に各省庁の嘘の固まりを全部さらけ出して欲しいと思うのですが、余計混乱するだけ?

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