ヘッドホンを変えてみた
iPod...と今書くと「あ、やっぱり新しいの買う?」なんて言われそうですね。
確かにtouchは良いけど、まぁ今興奮して買う程ではありません。
私のiPodはいわゆる第二世代。
もちろんモノクロで容量は10GB。 一時期バッテリーが完全にアウト?と疑うまでヘタっていたのが、バイト先で仕事のデータを入れて毎日使っているうちに復活。
この頃のiPodの良いところはFirewire(IEEE1394)対応である事。
理論値でFirewireを抜いたというUSB2.0なんて嘘ばっかりで、特にMacで使うにはUSB1.1かい?というくらい遅い。 加えてUSBのiPodはMacがスリープしている時には充電できないと言うのも不便。(Firewireは可能)
この第二世代iPod、さっき箱を見たら5年前の夏に買っていました。 さすが壊れるまで捨てない私...
で、題名の通りこのiPodのヘッドホンを変えることに。
もともと音楽を聴くのは三ノ宮往復の新快速だけみたいなもんでしたからずっと純正でも特に不満はなく、わざわざお金出してまで...というところでした。
ところが先日例のスポンジパッドがまた取れてなくなり、「これ買うと結構高いんだよなぁ」とアップルストアのページを見てたらオーディオテクニカのヘッドホン(ATH-CK1)が2,520円が1,980円というこっそりとバーゲン価格で出ていました。
このヘッドホン、耳の穴に突っ込むプラグタイプで、実はあんまり好きじゃないんですが、私は耳の「V」が浅くて純正タイプが耳の穴に密着しません。 だから電車の中で「チャカチャカ」迷惑をまき散らさない為にはあんまり音量を上げられないし、なにより低音成分が殆ど聞こえません。
上記サイトのレビューを見ると「結構外の音が聞こえる」とあったので、思い切ってプラグタイプにした、というわけです。
これで降りる駅のアナウンスが聞こえずに寝過ごすのはまずいけど、暫く様子見ですね。
肝心の音質は、純正に比べて特に低音が非常にしっかり出てて、バスドラはもちろん、ベースの音程もはっきり聞こえます。 ついでに中音もつられて音の表情が非常に豊かになり、これで二千円は大バーゲンじゃない?と大満足です。
むしろ音がはっきり聞こえるようになって、やっぱり圧縮音源って音悪い(特に音場の広がり)と改めて気付いたり...
製品自体は女性層をかなり意識しているようで、塗装はパールが入っているし、ピルやアクセサリーケースにもなる小洒落たケースも付属しています。 プラグもXS/S/Mの三つがついていて特に耳穴の小さい女性には喜ばれそうです(私はSです、いや、色々な意味で)。
パッケージデザインも見た目、機能面共に秀逸。
欠点としてはケーブルが細くて、ふとした拍子に断線する可能性がありそう。 この点、純正はしっかりしていて、だから五年も持ったんでしょう。
昔からヘッドホンやスピーカー、レコードプレーヤーの針を変えた時、今までとあまりに音が違うので持っている音源を改めて聞き直した、という経験がありましたが、今回もまさしくそれです。 う〜ん、低音が好き。
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コメント
自分でコメントします。
>>降りる駅のアナウンスが聞こえずに寝過ごすのはまずいけど、暫く様子見ですね。
再生されている音量が小さい時にはアナウンスは聞こえました。
携帯で会話しているおっさんとか、大声で話す団体のおばはんの声を聞かずに済むので快適ですが、その分寝過ごしの可能性は増えてしまい、三ノ宮の駅に止まってからうたたねから目覚める事が既に一度。
音量ダイヤルはかなり下がりましたから効率はやはり良いです。 音楽とごちゃ混ぜに入っている英会話も以前よりずっと明瞭に聞き取れます。
音質は落ち着いてよく聞いてみると、圧縮音源の、しかもある一定の音が快適に聞こえるようにチューニングされている感じはします。 ただ、スタジオのモニター用でもなく、この値段ですから文句を言うつもりはありません。
投稿: あやおば | 2007年9月15日 (土) 08時35分