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DoCoMoのデータ定額プランにがっかり

 先日、個人的に待ちに待ったと言っても良いDoCoMoの新しいデータ定額プランが発表されました。
 X01HTの機能に満足できずにVaio typeUに切り替えた以上、モバイル通信カードが必要になります。
 以前にWILCOMのUSB接続タイプのアダプターを持っていたのですが、FCARがなくなって出張も激減、解約したままになっています。

 PowerBookの事も考えれば本来はUSBタイプのカードを再度求めるのが本筋ながら、typeUとの一体感を考えるとコンパクトフラッシュタイプがええなぁ... そのうちDoCoMoからデータ通信定額プランが出るそうだし...と冗談抜きで夏前から首を長くして楽しみに待っていたのですが。

 より深く突っ込んだ記事を読むとFTPやSSH、ストリーミングコンテンツが使えないとかの制限があるのを知り、がっかりしました。 FTPがダメなら恐らくVPNやVNC関係も危ないでしょう。
 何でも固定ネット環境がわりに接続しっぱなしでPCから使用された場合の帯域確保だそうですが、2.0だなんだと言うならそれを押してでも無制限にするべきではないでしょうか。
 
 というのは別に自分の思い通りのものじゃなかったという個人的不満ではなく、間違いなくこれからのネット環境はいゆわるユビキタス化で、いつでもどこでも思うままに、というスタイルが当たり前になって行くからです。

 そんな中で最初は電話線、次に有線LANとひも付きから発展し、無線LANになってやっと自由になれたように見えるものの、本当の翼は携帯電話に代表されるようなモバイルネットワークであるわけで、少なくともDoCoMoはその重要な一翼を担っているのです。
 
 まぁ、別に携帯キャリアがそういう思想を戯言と決めつけているのであればそれはそれでビジネスの見切りとして納得はできます。
 ところが彼らは研究所、シンポジウム等を通してユビキタスコンピューティングと、それを担うのは我々モバイルコミュニケーションである、と陽の当たるところでは胸を張って偉そうに言っているわけで、二枚舌やんかと思わずにはおられません。
 たまたま最近始まった亀梨も出ている近未来を示すDoCoMoのTVCFでは同時通訳のインフラをモバイルネットワークがもたらす、みたいなのが始まりましたが、あれもVoIPだったりで実現したら相当なトラフィックでしょう。

 電話の時代からインターネットまで、昔からインフラができて需要が生まれ、それが源泉となってインフラを拡大して行くのは変わらぬ拡大再生産である事は彼ら通信事業者こそよく知っている筈なんですけどねぇ。
 確かつい十年程前まで、モデムの高速化や静止画像でさえ「ネットワーク資産を無駄に浪費する」とネットワーク管理者から白い目で見られていたわけで、ストリーミングなんて幕府御法度の禁制品扱いだったはず。
 それが今ではハイビジョンクオリティのオンデマンドビデオがじゃーじゃーと垂れ流されてもちゃんと機能するだけのインフラを日本は持っています。
 
 しっかりと自分たちの懐に入るビデオ電話やヘビーコンテンツはどんどん推進し、どこに金が流れるか分からない柵の外のコンテンツへのアクセスは制限をかける携帯電話事業者ってのは時代遅れと言われても仕方ないでしょう。 何の為にHSDPAを採用するのか意味が分かりません。 音楽やゲームのダウンロードだけの為? あほか。
 DoCoMo 2.0はインターネット全体から見たらまだ1.0になるかならないくらいで道を見失っていると言い切れます。
 
 願わくばこのDoCoMoの後進性に倣うのではなく、これをチャンスとばかりauやSoftbankがよりダイナミックな対抗策を出す事を切に祈るばかりです。

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