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悪い友達とはつきあっちゃダメ!

 まだ日本は先日の参院選の自民大敗の余韻が続いています。
 民主党が好きというのではなく、取り敢えずそろそろ自民の長期政権に一度句読点を打ちたいと思っていた私は久々に満足な選挙結果であったことは間違いありません。
 
 アメリカも民主党を無視できなくなったのか、先日シーファー駐日大使がわざわざ民主党本部に訪れていわゆるインド洋沖での自衛隊による燃料補給の継続を打診したことでも時代の変わり目を感じました。
 
 '89年の社会党圧勝のあと、期待して投票した国民にあっさり背を向けて自社連立を組まれた茶番を覚えている私は、民主党がどうでるのか非常に興味があるのですが、取り敢えず廃止の方向を大使に通告しました。
 
 それから数日経って、アメリカは「今燃料補給を中断すると世界にひどいメッセージを流してしまうことになる」と一見アドバイス、その実、脅迫をしてきました
 
 自民党の野中元幹事長でさえ、テロ対策特別措置法を廃棄し、自民大敗の一因となった貧困層の拡大の手当に回した方が良い、と言っている状況の中、なんだろね、この国は。
 
 イラク派遣も含めて、今回の自衛隊の海外展開の根底にあるのは湾岸戦争終了時、アメリカ国家が新聞に打った協力国への感謝広告に日本の名前が無かったことであることは否めません。
 関係者はあっさり「忘れていた」とのたまいましたが、日本が調べても「え?この国、何貢献したの?」と悩む程小規模な協力をした国を掲載し、一応口では最大のパートナーと言われている日本を忘れるわけがありません。
 
 ようするにあればあてつけ、及び次回戦争時への脅しと言う布石だったのです。
 
 で、幸い犠牲者は出ていないものの、日本は今回せっせと自衛隊員を送り、確かブッシュも感謝の意を何度か公式に口にしていた筈。
 
 それを国連未承認であると言う公的理由、経済的にもう大盤振る舞いはできない国内的理由で断ろうとすると「日本は酷いやつだ、裏切り者だ」と恐らくは日本を飛び越して世界に吹聴するつもりでしょう。
 
 例えば、非常に生活や経営の苦しい友人に援助を渡し、それを止めようとした途端に「おまえは酷いやつだ、友人じゃない」と言うような奴は最初から友達ではなかったわけで、相手が援助を貰っている間は「お前は最高のツレや」と人前で言ってくれて喜んでた日本のバカさ加減にもそろそろ気がつきたいものです。
 (「そうか、残念だが今までありがとう」というのが礼儀だろうが。)
 
 昔、戦後政治の大物が「庶民はアメリカの怖さを知らない。アメリカを怒らしてはいけない」のような意味深な言葉を残したとき、素朴に「怒ったらどうなるの?」と思いましたが、それ以上の具体的な記述はありませんでした。
 逆に日本は大量のドルを所持しており、これをある日ユーロに変えたらどうなるの?という素朴な疑問もあります。 まぁ、そんなことを口に出したら恐らくアメリカは中国をけしかけて日本を攻撃させ、ある程度被害が拡大した頃に仲介に乗り出すと言うマッチポンプをするかもしれません。
 
 長期的にはともかく、取り敢えず強気で押せ>小沢

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