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やっぱりメルセデスの方が好き

 以前、Audi A3のフロントウインカーバルブが簡単に交換できない事を嘆いたら、非常に貴重なコメントがついて一件落着した経緯があります。
 
 ただ、その末尾に自分で書いた「最近のメルセデスがこの辺りをどう設計しているかは勉強不足」という部分が気になっていました。
 そこで先日のもてぎでのW204の試乗時に撮影用においてあった車のボンネットを開け、ヘッドライトの後ろを覗いてみたらちゃんと普通に人間の手が入り、それまでの伝統通りに手が入る事を確認しました。
 この「工具無しに」というのがポイントで、実際、メルセデスの主要なバルブ(ヘッドライト、ウインカー、スモール、テール、ストップ等)はドライバーなど一切必要とせずに手だけで交換できます。
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 先日も私の202のフロントウインカーが切れ(もちろんいわゆる最近のロングライフタイプではありません)ましたが、交通量の少ないところに止めてスペアのバルブにいとも簡単に交換。(正確にははめ込み式のため、バルブ交換後、レンズユニットを元に戻すのに「パチン」という音が出るまでちょっと苦労しました。)
 
 新しい204も例に漏れずLED化が進み、バルブ交換をする箇所も徐々に減ってはいるものの、社外品に替えるという意味も含めて、こういう伝統がまだ残っている事に少し安心しました。
 
 例えはあまり適切ではないものの、中東のテロやアフリカ内戦の報道映像が流れると30年落ち位のメルセデスがボロボロになりつつもまだ走っているのを目にする事があります。
 ディーラーなんかがなくても適当に直せるように設計してあるおかげでしょう。 実際、素材という点ではスクラップレベルの話でも良いものが使われているのは間違いなく、何かにつけて「正規ディーラーで整備を」という視点とは少し違うたくましさがあるような気がします。
 
 尤も、世界中の車がコンピューター化が進む中、コンピューター本体はもちろん、各種センサーや配線などの耐久性も問われる時代ですが、例えばW124なんかはエンジンルーム内の配線をごっそり簡単に変えられるようになっており、そのキットも出ていると言う話ですから、しばらく世界中でボロボロのメルセデスが修理を重ねながら走っている風景は変わらないような気がします。
 
 この辺り、娘時代の嫁入り道具の振り袖が、留袖になったりして中年を迎え、老年になっては寝間着や孫の玩具になって生き続ける、という日本古来のモノの使い方に通じるものがあるとも感じます。
 
 ということで、貧乏人の遠吠え、と前置きしながら、三年おきぐらいにポンポンと新しいメルセデスに買い替える人はこの恩恵に殆ど浴していないと言う事になります。
 やっぱ最低五年は乗らないと元が取れませんねぇ。 私は9年目なので十分ですが...(殆ど壊れません)
 
 こういう話を書くとかつて「わんこさん」という人がいたことを思い出します。(独り言)

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