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え? サザエさん?

 本夕、学校から坂を降りたいつもの大きな交差点に。
 すると遠くの方からサザエさんのアニソンが...
 
 私の家の近所に「さざんか、さざんか...♪」と流しながら石油を売るタンクローリーがいるので、まさか石油屋じゃないだろうけどパン屋くらいかな、と思っていました。
 
 程なくすると音の鳴る方向からモスグリーンの大型バスが。
 そう。 その音源はあの方たちの街宣車でした。
 
 「いや、フツー軍歌じゃないの?」
 
 と思わず目が点に。
 
 最近、大概の事には驚かない程の免疫ができたと思っていたのは単なる自惚れだったということを自覚。
 
 そう言えば、石油屋やパン屋があの大きな交差点の遠くから聞こえる程の音で音楽鳴らせる訳が無いよね。

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OS X ServerでのSSL設定のコツ

 思い出したようにサーバーネタです。
 
 最近初めてお金を払ってちゃんとした証明書付きのSSLを契約してその設定をMac OS X Serverでやりました。
 
 このSSL、VeriSignやGeoTrustから発行される証明書を購入しないと「信頼されたサイトではない」というメッセージが出ます。
 逆に言うとそれを気にしないのであれば自分でSSLの証明書(のようなもの)を発行すれば暗号化だけは可能となり、世間ではこれを「なんちゃって認証」とか呼び、企業内部や関係者同士のみの場合には結構よく利用されているセキュリティ手段であったりします。
 
 その「なんちゃって認証」を自分の管理しているサイトで設定した時、えらく苦労した経験があり、そのお陰で今回正規の認証をインストールする時にはそれほど苦労せずに済みました。
 
 基本的には契約した認証サービス会社が比較的懇切丁寧なヘルプページを用意してくれていますので、それを参考に作業を進めて行くのですが、Mac OS X Serverというのは内部的にはUNIX + Apache + OpenSSLでありながら若干通常のそれとはディレクトリ配置が違うと言う癖があり、大方のヘルプページにも"Mac OS X Server"なんてのはありません。

 でもって、Mac OS X Serverの管理アプリケーションである"ServerAdmin"及びそのヘルプでも今ひとつよく解らなかった経緯がありますので、簡単にコツを記しておきます。
 
 まずMac OS X ServerでSSLを設定するには左のリストから"Web"を選び、上部の"サイト"をクリックします。
 ここでポート番号443を指定したサイトを設定する必要があり、本来は別IPアドレスをバーチャルホストなどを利用して設定するのですが、実はポート番号80版の通常の"http"通信と同じドメイン名でもSSL通信が可能になります。
 
 ここでわかりにくいのが、設定したポート番号443のサイトをダブルクリックしないと詳細設定ができない事です。
 この先の個別の設定は割愛しますが、上部の"セキュリティ"をクリックするとSSLの設定画面が表れます。
 「SSL(Securuty Socket Layer)を使用する」ボタンをONにするのは当然として、下に並ぶ「証明書ファイル」「キーファイル」「CAファイル」の設定がややこしいのです。
 
 この辺りを詳しく理解するには私がお世話になったnamahageさんのサイトのここを参考にして頂くとして、要するに「CAファイル」は今回の私の正規のSSLサービスのインストールには関係がないという事です。
 
 通常、正規のSSL契約には、まず自分のサイトでプライベートキーを生成→それを基にさらに証明書(csr)ファイルを生成→それを契約した会社に送付→さらに会社から認証情報を含めた証明書ファイルが送付されて来る、という流れになります。
 
 そこでServerAdminでは、自分で生成したプライベートキーを「キーファイル」で指定し、メールで送られてきた証明書を「証明書ファイル」の鉛筆マークをクリックしてペーストするだけです。
 尚、冒頭で書いたMac OS X Server独自のディレクトリとして、各ファイル類は/etc/httpd/以下に配置する事になっています。(私は/etc/httpd/keys/以下に配置しましたが)
 
 上記、契約した認証サービス会社によっても違うかも知れませんが、悩めるMac OS X Server管理者のヒントになれば幸いです。 尚、Mac OS X Serverのバージョンは10.3.9(Panther)です。

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圧力釜

 昨日の晩ご飯は麻婆豆腐。 って、「麻婆豆腐の具」ってセットがあって、買ったのは木綿豆腐だけ。
 混ぜて炒めるだけ、とナメてたら案外豆腐に熱が通らず、その内、具とソースが焦げそうになって急遽作戦変更。 とにかく中華鍋では和えるだけにして後はレンジで過熱することにしました。 これで豆腐にも十分熱が通る、ってなわけです。
 
 その前にちょっと時間があったので昆布を煮る事にしました。
 鍋のだし用に買った昆布があまってたのをつい数日前にも煮たんだけど、こうや豆腐と一緒に炊いたので失敗。(昆布に味を合わせたらこうや豆腐が塩辛くなった)
 そのリベンジってわけでもないけど、圧力釜についていたレシピ本に昆布巻きが載っていたのでそれで行く事に。
 
 いや、圧力釜凄い。
 普通に鍋で煮るよりめっちゃ短い時間でさらに昆布が柔らかい。 しかも煮崩れ無し。
 味も高級料亭のおせちに入っている昆布巻き並みの上品さ。
 懲りずに水菜とあわせたら今度は大成功で、う〜ん、これなら薄揚げも入れれば良かった。
 
 この圧力釜、もう五年程前に買ったんだけど、重宝しています。
 豚の角煮、脂抜き、ポテサラ、マリネ用のニンジン、鯖(サーバーではない)の味噌煮は缶詰並みに骨まで食えるし、特にカレーやシチューなんて角牛肉は柔らかいし、ニンジンやジャガイモも下手すると溶けてスープになってしまう程で、改めて形を残した野菜を後から加える程です。
 圧力をかけなければ蒸し器としても使えるのでシューマイなんかもこれですねぇ。
 
 で、ふと気付いたのですが、料理って結構没頭できると言うか、無心になれると言うか、他の事を忘れられる魅力があります。
 先日NHK AMのラジオ深夜便で夜なべの事に触れ、「確かに忙しくて夜遅くにしなくてはならなかったのかもしれないが、よしなし事を忘れる為に敢えて夜中にした側面があったのではないか」という様な事を言ってました。
 
 「納得」
 
 web系のプログラムやサーバー(鯖ではない)設定なんてまさしくそうですから。
 昼でもできるし、厳密には多分夜するよりも効率が良いとは解っています。 ただ、なんだかんだと要らない事が頭をよぎる事が多い夜に仕事なりなんなり、打ち込める事をすると妙に救われるような気がするのは確かです。
 
 で、料理も似たようなところがある、というお話でした。

 家内が貰ってきた里芋があるので明日はこれにイカを加えてまた煮よう。
 
 こういう煮物の味を小さい頃に教えてくれた祖母に感謝(おかげで不摂生の割に健康です>冥府の婆)

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ブルージーンズの躾

 近所のダイエーが新装開店と言う事でバーゲンをやっていました。
 そういえばビル屋上の看板が例のDマークから新しい双葉みたいなのに数週間前に変わったな、と思ってたのですが、内部も大幅にリニューアルされてました。
 
 同時にユニクロも入ったので、駐車場は年末のような混雑で、まぁ身近なスーパーが潰れてもらうと困るのでこれはこれで喜ばしい事です。
 
 その朝の新聞挟み込みチラシでテナントのジーンズショップも20%オフだというのを発見。
 せっかく良い色に落ちてきたリーバイスがショルダーバックが当たるからでしょうね、丁度ポケットの高さのサイドがすり切れて残念な穴が空いてしまったので、これは!と思い立って偵察に。
 
 すり切れたのと同じ505を探し、ついでに606というスリムモデルも一緒に試着したところ、どちらも太腿辺りが相変わらず今ひとつダルい。
 かと言って以前買ったGAPのようなのはちょっと普段履きにするにはもったいないし、この606ってのも裾だけが妙に細すぎて面倒と言う事で予定通り505を「これも20%オフになるんですか?カードでも行けるんですね?」と確認してからご購入。
 
 でもジーンズってじわじわと値段が高くなってしまいましたね。
 かつてウールのスラックスと比べると半額から2/3くらいの値段だったのに、今じゃ同額か下手すると高い時もあったりして。 同じモデルでも買う度に少しづつ細かいところが変わっているのは良いのですが、ボタンがビンテージのフェイクだとか、ラベルがどうだとかどうでも良いような変更で、その度に値段がつり上がっているような気がします。
 今回のリーバイスよりGAPの方が安かったし。
 
 ま、それはさておき。
 新品の厚手のブルージーンほど馴染まないものは無いので、早速洗濯機に。
 ある程度縮ませないとお尻から太腿のあたりがゴワゴワしたり、裾丈が落ち着かなかったりしますから。
 凝る人はこの時に洗濯板やコンクリートの壁にすりつける、って人もいるようですが、私はセコく長く履き続けたいのでそこまではしません。
 ある程度色を落とすのも目的の一つなので、いつもなら裏返して洗うのを初回は敢えて表のまま長めに洗濯機を回します。
 
 こういうのを2〜3回しているといつのまにか体に馴染んできます。(たまにそうならない事もあって、そんな時は結構悲しい)
 
 ただ、水曜日辺りまでずっと天気が悪いってことですから、いつになったら乾くのやら。 この季節ですからカビは生えないでしょうけど。
 
 しかしホントにスラックス(トゥルーザーズ by 加藤和彦)を買わなくなったなぁ...

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平成富国強兵時代

 月曜日に朝日の夕刊を見ていたら法人税の引き下げを07年度答申に盛り込む、というのが一面にありました。
 
 多くの人々にとってこれははっきり言ってどうでも良い事かと思いますし、私も何て事なく読んでいたのですが...
 
 何と、この法人税引き下げ10%で4兆円の税収減となり、それを補う為に消費税が2%引き上げに繋がる可能性があるのだと言う事を読んでムカムカと怒りがこみ上げてきました。
 どうせ消費税を引き上げるならこれ幸いとあれこれ金策を企む各省庁が黙っている訳も無く、実際にはもっと高率の引き上げになるでしょう。
 
 これより一足先に発表された経済成長率の報道で、企業は儲かっているけど賃金には反映されず、結果として国民の多くはいざなぎ景気をしのぐと言う今日の経済成長を実感できずにいるのは周知の事実。
 だから企業の法人税が引き下げれたとしてもその浮いた利益が従業員の給料アップに結びつかない事は容易に想像できます。
 結局庶民は相変わらず景気の好転を体感できないばかりか、益々困窮の度合いを深める恐れがあります。
 
 火曜日の新聞ではトヨタ等の好調の余り、電力不足に備えて中部電力は大阪ガスから余剰電力を買うまでの勢いなのに、どうして庶民の給料は増えないんでしょうね?
 
 この法人税減税の目的は現在の景気維持にあるわけですが、どうにも国や経団連の連中と言うのは過去の吉田や田中首相の頃の夢の余韻が消えないんでしょうね。
 あの頃は日本はまさしく今の中国のようにアジアの輝く星であり、将来に何の不安も無く儲かった金を給料に反映できました。 結果庶民の生活は確かに豊かになったのです。
 しかし、今は企業は成長著しい中国に備えてだとか何とか言いながら、がっぽり内部に溜め込んで給料を増やさない。 それどころか従業員をどんどん劣悪な条件で人をこき使う派遣社員会社に売り飛ばしている始末。
 
 この減税で潤うのは企業の決算書と、一部のトップ社員のみであり、そのツケをあまねく国民が消費税の引き上げで埋めて行かねばならないってのは何をか言わんやです。
 
 「派遣社員となって低賃金に喘ぐか、正社員になって過労死に怯えるか」という二者択一が迫られている中で、これ以上庶民から集る(たかる)かぁ?と思うと腹が立つやらむかつくやら。
 
 この先、団塊世代がリタイアすれば平均的に所得税はろくに取れなくなり、それならば新入社員から退職した世代、いわんやお菓子を買う子供まで広く投網をかけられる消費税を引き上げるって、なんなんでしょうね。
 
 まるで平成富国強兵時代。 兵と言う企業は保護の下で強くなり、国は無駄遣いも含めて使いたい金は絶対に確保する。 そして国民は粟ヒエを食う。
 選挙も善戦とは言いながら野党連合はなかなか勝てません。 こんな税制を突きつけられても総意は与党支持なんですね。 ふ〜ん。
 
 いや、笑い事やおまへんで、奥さん。

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みんな終わってもうた

 昨深夜、関西の毎日放送でやっていた「ガンダムSEED Destiny」の再放送が最終回を迎えました。
 
 エヴァでさえ遅くにしてはまった私はそう、二足歩行ロボットものが苦手でその原因はいわゆるファーストガンダムにあるわけです。
 ですから、途中何回か抜けたとは言え、通しで見たガンダムはこれが最初な訳で、まぁ、いわゆる筋金入りのファンが言う程悪くなかったんじゃないの、という感想です。
 まぁ、最もファンの間に受けが悪いと言うターンAの絵が好きな私ですから、むしろ筋金いりじゃないからこその感想かも知れません。
 
 「Destinyは最後みんな殺してしまった」というのをどこかで聞いた覚えがあり、その予想の割にはモビルスーツは壊れたものの、シンもルナマリアも生きてたので(個人的にシンの揺れ動く熱い精神は少し気に入っていた)少し安心しました。
 まぁ、レイが最後に「お母さん」とグラディス艦長の事を呼んだ事とか、何しろSEEDを全く見ていないのでよく解らない伏線のようなものは意味不明なのがちょっと残念と言えば残念で、特に時々出て来るそれぞれの回想シーンは結構意味深にも見え、まぁ、老後の楽しみ(?)としてSEEDとDestinyを通してDVD(全100話かい?)でも見てみる事とします。
 
 彗星ヒヨコ
ということで夏にとあるマンガ雑誌の付録についていた「彗星ヒヨコ」は今も私の携帯にぶらさがっています。(マンガには興味は無く、読まずに他人にあげた)
 
 そしてもう一つ一足先に先週終わったのがNHKの「samurai7」。
 たまたま仕事の電話が長引いて音を消しながらの最終回だったのが何とも残念でした。
 
 でもGONZO、凄いですね。 ラストの大混乱の破壊・炎上シーンすら他のアニメとは一味も二味も違っていました。 ガンダムやエヴァの二足歩行モノが非論理的と言うならこちらはもう論外の設定。
 それでも最後まで惹き付けられたのは、小説や映画の世界でよくある「ストーリーは平凡ながら脚本や映像で一気に読ませてしまう」のそれで、まさしくアニメは「絵」が最初にありきである証明だと思います。
 
 ミュート状態だったので最後に生き残った連中の会話が意味不明で、これもいつかDVDで再度見なくちゃシリーズ入りですね。
 でも予想通りと言うか菊千代は死んじゃったねぇ。
 あれはオリジナルの「7人の侍」では三船敏郎?(by Wikipedia) へ〜、意外。
 志乃はてっきり勝四郎と恋仲になると思ったのになぁ。このあたりが名作の名作たる所以なのでしょうか?>スピルバーグ監督
 
 ということで、やっぱり黒沢監督のオリジナルと一緒に見るのも乙なものかと。
 
 そして私の金、土の深夜の密かな楽しみが終わってしまいました。

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中から見えないwebサーバ

 先日、仕事の関係で事務所のインターネット環境を固定IPにしました。
 その手続き自体はスムーズに終わり、外から見てもちゃんと事務所内のwebサーバーが見れるので一安心してたら、なんとローカルネットワーク内のマシンからwebサーバーを見れないというトラブルが起こりました。
 
 外から見てもちゃんと見えるのを何度も確認しているので、どうやら事務所のローカルネットワークから外部のDNSサーバーに問い合わせをしていないことが判明。
 
 いつも殆どの作業を行っているマシンとwebサーバーは別のマシンで、外からはポートフォワーディングで80番への要求を転送しているのですが、これまでダイナミックDNSを利用している時はちゃんとこのマシンからドメインネームでもグローバルIPでも繋がっていたのがむしろ不思議に思う程の突然のトラブルでした。
 
 最初はルーターの設定かといろいろいじるも解決せず、久々に頭を抱えつつ未解決のまま家に。
 こんなとき頼りになるネットの検索も事務所からかけたのに、この時は適当な答えが出ずじまい。
 しかし、気分転換って大したもんですね。 ちょっと検索ワードを「固定IP LAN内 web 見えない」に変えたら、hostsファイルの編集と言うのが上がってきました。
 
 このファイルは端末ごとに必ず持っているファイルで、通常は"localhost"だとかのドメインネームが入力されたら自分である"127.0.0.1"に接続せよ、なんて事しか書いてありません。 こいつを例えば「server.co.jpと入力されたら192.168.1.100に接続せよ」という命令を新たに書き加える事で、今回のうちの事務所のトラブルも解決しました。
 
 ネットの情報ではこのファイルは/etc/の中にあると書いてあるのですが、横着してApple自慢の(そして日本のMac雑誌絶賛の)Spotlightで検索するも該当無しのつれない表示。
 あれ? OS X Tigerでは仕様が変わったのかな?と思いつつ、Finder/移動/フォルダへ移動、という普段は隠してあるUNIXの基本的な部分を表示可能なコマンドで/etcと入力するとちゃんとありました。
 う〜ん、このあたりは検索条件で不可視属性にチェックを入れているんだからSpotlightで出してくれても良いんじゃないの、とブツブツ。
 
 例によってrootユーザーにしか編集権限が無いので、ターミナルでsudoコマンドを使ってオリジナルをコピー。 その後hostsファイルをテキストエディターで開いて「192.168.1.100(タブ)server.co.jp」(でたらめの例文です)と一行を挿入後、一旦デスクトップに保存。
 それを/etcディレクトリにドラッグ→認証、で編集終了です。
 
 一旦端末のマシンを再起動したら、あっけなくトラブル解決。 こうでなくっちゃwebページの編集ができません。
 サーバーの方も同じ作業が必要かも、と思っていたらその必要はありませんでした。
 
 以上、UNIXであるMac OS Xのお話ですが、このhostsファイル、UNIXベースになる前のMac OS 9.2以下でもシステムフォルダーにあったので、恐らくWindowsでも同じかと想像します。

※2006/11/20加筆
 Windows(2000)では普通のファイル検索でhostsファイルが見つかりました。(C\WINNT\system32\drivers\etc)
 メモパッドで編集して普通に保存し、再起動無しで対策完了。
 手軽に編集できて良いのか、悪いのか...

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愛国心教育

 教育基本法が楽々採決されましたね。 与党過半数議会と言うのはあっけないもんです。
 この絡みで今、愛国心の教育が取り上げられています。
 
 いつもこの問題で揺れるのは「国を愛する」という純粋なあるべき論と、「かつて辿った道」への危惧論です。
 後者は論外として、しかし前者は確かに必要だと思うのですが、さてそれを教育で教えるのはかなり難しいと思います。
 NHKのクローズアップ現代では、あろうことか教育勅語を毛筆で写させると言う高校の紹介があり、それも現代文に直されているならまだしも、仮名交じりの旧文体のまま、そしてそれを暗唱させると言うまるで私の母親の時代と同じのとんでもなさに呆れました。
 
 ではどうするか。
 私が思うに、修学旅行の機会を利用して国が補助を出した上で全ての子供を外国に行かせてみるという案です。
 エリア88というマンガで、数々の死線を乗り越えた後に主人公が日本に帰り、思わず空港で涙してしまうというシーンがありました。 そこまでではないにせよ、私の経験でも海外に行ってふと日本の総領事館を見かけると「あぁ、ここに駆け込めばとにかく日本語が通じるんだ」という安心感を感じましたし、なによりその前にたなびいている日の丸の旗が初めて頼もしく見えました。
 ここで何度も書いている貧富差が広がる中で、貧しい層の増大→海外旅行への機会減→日本の国という実感が持てない→愛国心が生まれない→国民の荒廃、という流れを止める為には国の無駄遣いをを減らして実現させる値打ちはあると思います。
 同時に外国語を学ぶ重要性も体感できます。
 
 あと、英語教育の改革ですね。
 インターネットの時代、日本の事柄を検索しても海外のサイトに当たる事がよくあります。
 このとき、英語に少しでも愛着があればそこから海外の目から見た日本が見えるし、そこからまた新たに日本人が日本を見直す機会に繋がるのではないでしょうか。
 が、私が教えている学生達になんと英語嫌いが多い事か。
 正確には英語どころかアルファベット恐怖症の様なもので、おかげでhtmlやスクリプトの授業は中身に入る前にあのアルファベットの羅列を見て、そこで拒否反応を起こすケースが非常に多いのが気になります。
 もちろん英語以外にも地球上には多数の言語がありますが、全ての言語を学ぶ事もこれまた不可能な訳で、せめて英語ができれば確か50億人の人とコミュニケーションができるとかできないとか(5億だったっけ?)
 そんな英語嫌いを平然と多数輩出してしまう中高の英語教育にもメスを入れないと、愛国心の教育は難しいでしょう。
 
 これら二つの案に共通する事は「殻を破る」という事です。
 長い江戸時代の間の鎖国+国内移動制限により、日本人は極めて偏狭な世界観を持たざるを得ず、それが明治から昭和にかけての盲目的な軍部独走を容易にした遠因を作ったのではないかと仮定できます。
 時代は変わり今、子供のうちに大人が殻を破る手助けをする事で、この仮定と逆の世界観を持たせる事も可能だと言う事も同時に示しています。
 「可愛い子には旅をさせよ」という言葉はそういう日本の長い閉殻性を問う言葉でもあるわけです。
 
 であれば、冒頭「かつて辿った道」という心配無用の、広い世界観を下敷きにした日本への愛国心を子供達に持たせる事は可能ではないかと思うのですが、さて、私はなんでこんな難しい事を酒を飲みながら書いているのでしょうかね。
 
 木曜は授業だと言うのに。 早よ寝よ。
 NHKのラジオからはバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調が。 これ好き。

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自殺防止酒

 相変わらず子供の自殺が多いなぁ、と思っていたら、最近は校長先生の自殺ですか。
 日本では死人にむち打つ事はタブーとされていますが、子供に命の大切さを教える頂点の人が簡単に自殺されるともうこの流れは誰にも止められないのか、と諦観に近いものを感じてしまいます。
 
 正直なところ、私も今まで何度も自殺を考えた事があります。
 20代の頃までは絶対に考えなかったので、さすがの私でもそれなりにこたえる事があるのです。
 でも何とか今日までそれに至らなかったのは幸いと言うか何と言うか。
 
 まぁあんまり最近の自殺について詳しく書いてあちこちから批判コメントが飛んでくるのもなんなので、ちょいと矛先をずらしますと、先日のNHKでロボット化の話題をやっておりました。
 それで最も印象的だったのが脳に関する話で、電極を埋め込んで信号を送るだけで鬱が改善されたり、体の痙攣が止まったりという話題でした。
 
 そこでふと、最近久々にお気に入りの酒であるイエガーマイスターを買って飲んだら、朝起きた時の自分の気持ちが違うのに気がつきました。
 
 私はもともと翌朝が授業のとき、寝酒を常用しています。
 で、最近イエガーマイスターが冷凍庫から無くなり、特に理由も無く日本酒だとかワインを盗み酒していたわけですが、ここ暫くいろいろ悩んでいた事もあって、朝起きたら体と言うより気持ちがどよ〜んとしていることが多かったのです。
 ところがこのイエガーマイスターは薬草系なので、養命酒的にどうもいろいろ体に良い成分が入っているようです。
 
 今までなら単に気のせいと思うところながら、このNHKの番組を見てからは脳なんてちょっとした事で反応が変わるんだということが解りました。
 だから自殺したいと思う程辛かったり苦しかったりしても、簡単にそれを修正できるような手段がそろそろ出来ても良いんじゃない?とまで思うようになりました。
 
 あと、絶対に寝なくちゃだめですね。
 脳もちゃんと立派に疲れる訳で、その点で絶対に休養が必要なのです。
 だから「一睡も出来ませんでした」というのは最も危険な状態だと思います。 一旦寝て、要するに脳をリセットすることは非常に重要なのではないでしょうか。
 
 「下手な考え休むに似たり」という諺や、「明日考えよう」という生き方は勤勉な日本人にはどことなく怠け者的な語感がありますが、目が覚めて考えたら全く違う答えが出たと言う例が私には多数あります。 「日はまた昇る」のです。
 
 ということで、起きたら明るい気持ちになれる酒を発見できた私は幸せなのかも知れません。
 
 ただ、このイエガーマイスターという酒、決して万人にとって旨いと言う訳ではありませんので、皆さん、ご自分にあった「リセット酒」をお選び下さい、と言う事で...

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めっちゃ汚い字

 ちょっと訳あって久々に手書きでオフィシャルな書類を書く羽目になりました。

 結果、「めっちゃ汚い!」
 
 一応間違えちゃいけないと丁寧に丁寧に書いたし、念入りにわざわざ細書きのリキッドボールペンも買ったのに、です。
 
 家内曰く、「文字が笑ってる」とな。
 そういえばタモリが高校生のときマイルスデイビスに憧れてトランペットを吹いていたら、クラブの先輩に、「マイルスのペットは泣いてるよなぁ。 おまえのペットは笑ってるんだよ」
 といわれたそうですが、私は文字が笑っているそうです。
 さすが芸人。(違うってばさ)
 
 いや、解ってるんですよ。 小さい頃からもともと字が奇麗じゃなかったのに、「奇麗な字より読みやすい字」という言葉を新聞だったかテレビで見てそこから子供の文字のままなのです。
 だから確かに判読性は悪くないんだけど、ってとこです。
 
 一時期真剣に「日ペンの美子ちゃん」みたいなところにお世話になろうかとも思いつつ、日々はそのまま過ぎ、25年くらい前にワープロを買ってからはもう絶望です。
 
 加えてワープロ、パソコンと進んでから漢字が書けなくなりました。
 と、書くと「そうそう、私も、俺も」という声があちこちから聞こえてきそうですね。
 
 こうなったら徹底的にパソコンを利用してしまえ、と授業中でもはた、と困った時にはおもむろにパソコン(Mac OS Xのウィジェットに、その名もズバリ「漢字書けな〜い」というのがあって、テキストエディターに比べてすぐに立ち上がるし、文字がでかい)で調べる訳ですが、なんともおバカな一瞬です。
 
 学生の中には漢字検定何級所持者ってのがいますが、恐らくガチンコ勝負したら完敗でしょう。
 
 他にもホワイトボードに板書していると「書き順無茶苦茶」という声が飛んで来るし、少なくとも手書き文字に関しては既に私はボロボロのようです。
 
 大学にいる頃「落ちこぼれからの脱出」とかの長編を書いていたり(残念ながら原稿はどこかに行ってしまいました)、卒論もデータはMZ80ながら原稿は手書きで、よく書けたものだと。
 そういえば時々右手がつったり痛かったりで夜中に右手を左手で押さえながら「うおおおおおぉ」と叫んでましたっけ。
 もちろん気分は狼男の変身シーンで。
 
 「デジタル化、有り難かったり情けなかったり」

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ふう...

 日曜日に仕事で関係している人からメールがあり、翌日の月曜日に会う事になりました。
 いつもなら数日の間隔を置いて、というのが多いので「珍しいなぁ」と思いつつその会社に。
 
 恐らくは今後の方向性などを確認して、「じゃ、その時になったらよろしく」で終わるだろうと思っていたら、今回はこっちの想像を超えるスケールとスピードで話が進みました。
 
 およよ...
 
 目指す方向はここ暫くずっと私が考えていたものと同じだったので躊躇する事なく快諾しましたが、いや、まさに「予想外」。
 全館禁煙ビルなので外に置いてある灰皿で一服してちょっと頭の中を整理しよう、と思ったら、これまた予想外の雨。 自宅を出る前に見たインターネットのレーダー画像にあった夕立か、と思って急いで駅に向かって歩き出したらだんだん酷くなってきました。
 
 数回雨宿りをしながらやっと地下道の入り口が見えたので、もうちょっとだ、と店のひさし沿いに小走りで移動したら足元が微妙に傾斜のついた大理石で久々に(10年ぶりくらい?)すってんころり(死語?)。
 頭の中で「滑った」と冷静に気がついたので、ちょっと重心を落とし、そうそう靴も新しいし溝はあるし、と思っていたのにそのままゆっくりと片足屈伸で尻もちみたいな感じでした。
 う〜む、直前のランジェリーショップのウインドウに目をやったのがいけなかったのか...
 
 自分では危ない!というより、やれやれ、という気持ちだったのに、最近の若者は優しい。
 すれ違ったお洒落系の若者がすかさず「大丈夫ですか」と声をかけてくれました。
 思わず「ありがとう」と言って立ち上がったんだけど、また改めて「大丈夫ですか」と聞いたので、余程端から見ると派手にこけたように見えたんでしょうねぇ...
 
 そういえばスポーツ万能のI先生は学校の坂でこけて骨折したようなぁ、と思いつつ、いつものカフェに寄ったら、「その若者は年寄りだと思ったから優しく声をかけてんで」と店主に言われ、確かにそうかも、と納得しすぎて反論できませんでした。
 いや、シャツが少し汚れただけでどこも痛くないんだけど。 ほんまやで。 いや、ほんまにほんまやで。 スキーでこける時の膝の使い方やで。
 
 おかげで冒頭の突然の仕事の展開を今ひとつ噛み締める事も無く寝る時間が近づいてきました。
 ま、有り難い話には間違いなく、ベランダに出て満月にお礼でも言う事にしましょう。
 
 かつて夜にFM COCOLOのBBCニュースやインターネットラジオのfallingstars.co.krをよく聞いてるとか書きましたが、最近はNHK AMの「ラジオ深夜便」をよく聞いています。
 かつて「こういうのを聞き出したらもうおしまいや」と軽蔑すらしていたタイプの番組なんですけどねぇ。
 
 藤沢周平の時代小説の朗読なんて昔ならあり得なかったのに、松平アナウンサーの語りで思わず聞き込んでしまい、定時のニュースの後、さぁFMでもと思ったらなんとなくクラシックが流れて来てこれはこれで良いか、と。
 さすがに演歌とか浪曲特集になったら即座に切りますが、冒頭滑ったこととか、歳取ったんでしょうねぇ。
 ま、それはそれで別に逆らう気もないですけど。

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ごちゃごちゃごちゃ

 ちょっと訳あって自分の作品をまとめています。
 もともと二年くらい前に生徒が「先生の作品も見せて」とか言われて作ったのですが、そこからさらに厳選+最近の仕事を入れたニュー&ライトバージョンです。
 
 その中で一番古い作品が1992年、もう14年前だ〜。
 で、グラフィック的にメチャクチャ充実しているのが'93年から二年間程。
 今これらを描け、って言われても絶対描けないだろう執念みたいなものを感じます。 中には「これホントに俺がやったの? どうやって描いたっけ?」ってのもあったり。
 
 その後はMacroMedia DirectorのLingoに走ったり、DTPの仕事とかが増えた時期なんだけど、今はぷっつりと「絵」を描いていないのか自分でも不思議です。 A2/150dpiでPhotoShop上で絵を描くってのは当時は遅いマシンで少ないメモリでウンウン人もマシンも唸りながらやってて、今ならさくさくっと出来てしまうのにねぇ。
 
 やっぱり人には(少なくとも私は)何かをやるのに一番脂が乗り切った時ってのがある、って事かも知れません。 え?飽きっぽいだけ? いえいえ、実は執念深いんだけど。
 
 最近の例で言うと、例のosCommerceも夏休みが終わって学校が始まると時間が割けなくなり、カスタマイズの公開作業を進めようにもコードを見て「あれ?...」とこれまた自分でもよくこんな複雑な事理解できたなぁ、と思う有様で、う〜ん、これも脂切れか、と。
 
 別に元気が無いとか落ち込んでいるとかではなく(いや、落ち込んでも不思議じゃない凹むようなこともあったにもかかわらず)、な〜んとなく打ち込むものが手近に無い状態です。 でもこうしてポートフォリオを見直してみると昔からそういう波があった事がはっきり見て取れます。
 
 で、人にそれを見せたら「幅広いですねぇ」と言われ、そりゃそんなこんなで好きな事何十年もやってたらこれくらいの幅にはなります、と答えたものの、もしかするとこうしてダ〜っとのめり込む時期があって、ふとそれが途切れて、また気がつけば次にのめり込むものを見つけて、という繰り返しがあったから良くも悪くもこれだけ幅のある仕事をしてこれたのかも、と気がつきました。
 
Jigen_1
 新聞によるとインコのメスは愛していたオスと引き離すと、しばらくは声だけをテープで流しても反応するのに、一定時期が過ぎると忘れてしまうそうです。
 これを「鳥は三歩歩けば恩を忘れてしまう」に繋げるのかな、と思って読み進んだら、何かの理由で伴侶を失った後、いつまでもそれを忘れないと次の繁殖にかかれないからではないか、と結論づけられていました。
 「なるほど」
 
 と、思うと私のようなパターンも次々と新しい事を始める為に丁度いいのかも。
 「ほんまかいな」
 
 写真はこないだの学園祭の時の「次元変身セット」を纏った私です。 隣の男子学生は顔丸出しですが、この写真から普段の顔を推定するのはまず無理なのでそのまま掲載!っと。(変なコスプレオヤジと呼ぶのだけはやめてくれ。でも「のだめ」のホルスタイン教授に似てるか)

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