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ならずもの国家イスラエル

 すいません、また○○公ネタです。
 という大人げない言葉を使ってしまう程、怒っています。
 
 今回の国連の拠点へのイスラエルの攻撃は147回にも及んだそうですね。
 その間、国連関係者はイスラエルに対して軍ルート、外交ルートを通じて何度も攻撃中止を要請したけれども、被害者の救助活動が行われている間にも攻撃の手を緩める事は無かったそうです。
 
 そしてイスラエルの言い分。
 「事故だった」
 
 またかよ。
 1996年の「怒りの葡萄作戦」でも、一般市民が多数避難する国連の拠点に対して爆撃を行い、多数の死傷者を出した時と同じコメント。 そらアナンも怒るわな。
 
 あれだけの軍事力を持つ国が一発ならともかく、百発以上も攻撃を仕掛ける程の事故を起こす筈がありません。 あの軍事力を維持する為には非常に厳格な統率力も同時に求められるからです。
 また、軍部が政治を無視する程貧しいわけも無く、むしろアメリカで学び働いた優秀な頭脳が帰国して立ち上げたハイテク産業のお陰で非常に裕福な国です。
 
 つまりは今回の国連拠点攻撃が意図的に行われた事は間違いなく、要するに国連に対して「我々の軍事行動を邪魔するとこうなる」という脅し以外の何者でもないと私は捉えています。
 これを防ぐにはレバノンに派遣する国連軍を全員米軍にするしかありません。
 
 実態はどうあれ、限りなく続く国家間の争いを止め、世界平和と言う非常に難しい問題に対しての唯一の機関が国連であり、数々の矛盾をはらみながらも最低限の抑止力として一定の敬意を払うべき国連軍へのあの仕打ちはまさにならずものという以外ありません。
 
 かつてブッシュが北朝鮮やリビアを実名入りで「ならずもの国家」と呼び、私としては「なんでそれにアメリカとイスラエルが入ってないねん」と悪態をついたものです。
 そして今回も予想通りと言うか誰も期待はしていないとは言え、ならずものイスラエルを徹底的に庇うアメリカの姿に変化はありません。
 
 まぁ、ならずものフセインがいなくなった途端に宗教派閥による無限の殺し合いが噴出しているイラクを見ると、そんなならずもの国家もいなくなると数え切れない紛争が多発するのかもしれないと考えると、それなりに存在価値があるのかも、と皮肉の一つも言いたくなります。
 
 と、そろそろまたハリウッドを通じて「舞台は第二次世界大戦当時のヨーロッバ...」という触れ込みで「○○のリスト」とか「○○のピアニスト」、果ては「現代の最先端技術で蘇る○○の日記」とかいう民族被虐弾劾映画が出てくるんでしょうね。
 
 何の為にあまたの貴重な命が失われたのか...

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 今思えばラビン首相が暗殺されたのが岐路でした。 まだあの頃はアラファトも元気だったし、あのまま和解が進んでいればと思うと残念です。
 その後タカ派の首相が続き、パレスチナもハマスが政権を握って万事休すです。

>>どこも全面戦争をしかけてくる国がない
 確かにそうですね。 レバノン情勢ばかり報道されていますが、これを機にパレスチナは手を出さないのか、イランやシリアが満を持して、とかあっても良さそうですが、かつて同じシチュエーションで数次に渡る中東戦争で痛い目にあっているせいでしょうかね。

 なんでもイスラエル国民の精神的特徴は「誰も自分たちの事を理解してくれない」というまるでいじけた中高校生みたいな構造だそうです。
 そんな国(民族)に経済を支配されているアメリカ国民も可愛そうと言えば可愛そうですけどね。 実際、アメリカ国民の過半数は今回のイスラエルの軍事行動を「やりすぎ」と理解を示していないそうです。

投稿: あやおば | 2006年7月28日 (金) 15時27分

中東戦争は、私ら子どもの頃からず~と続いてましたが、信じられないことにPLOとも和解しようやく完全和平か・・・
と思ったのがついこの前のことなのにねぇ。勿体ない気がします。
いまイスラエルがやりたい放題するのは、どこも全面戦争をしかけてくる国がないことが分かっているからでしょうね。
中東戦争の頃は、アラブ対イスラエルという明確な構図がありましたが、いまはアラブもそれぞれ仲が悪いし、中東情勢が複雑になりすぎてしまったので一致団結しようがないですもんね。
今どことどこがどういった理由で対立しているのかほとんどわけわからんです。

投稿: DS | 2006年7月28日 (金) 12時05分

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