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脱オタクファッションガイド

 木曜日からなんだかんだと忙しく、加えて週末はワールドカップがあったりでなかなか時間がありません。
 とはいえ、近所の本屋では売っていないPHP + MySQLの本を探しに寝不足を押して(土日は可能な限り寝る。このお陰で生きて行ける)ジュンク堂大阪本店へ。
 ちょっとややこしい技術関連の本はここ暫くずっとこの店にお世話になっていて、こういうときは都会に住んでて良かったとつくづく感じます。 インターネットでは検索はできても内容まではわかりませんから。
 
 この店のコンピューター関連は三階で、そこに行く為に二階売り場を通り過ぎると、自慢(?)の「おもろそうやんアンテナ」が視界の隅でピピっと反応。 二、三歩行き過ぎて戻ってみると題名の「脱オタクファッションガイド」オーム社刊 ¥1,200- (ISBN4-274-06619-3)という書籍発見。
 置いてある棚分類が「フィギュア」というのも店員さん、素晴らし過ぎ。
 
 内容は要するに、アキバ系オタク少年を気持ちよく他の人に受け入れてもらえるようにお洒落にしよう、という本なんですが、これがホント、よくできています。
 以前うちの学生が卒業制作でこういうテーマを扱ったことがあるけど、こういうのは見下し視線でやっても絶対に反発を食らうだけで、肝心のオタク少年達には絶対に伝わらないのです。
 ところが、現アニメオタク大学生が小さい頃に転校してしまった幼なじみ(この娘がファッションの専門学校に通う為に街に戻って来たという設定)と偶然出会うところから始まるマンガが中心の骨となり、表紙も含めた絵柄が丁度オタクにも一般人にも受け入れられる中間点と言うニクさ。
 
 なんでも大元の企画の中心となった人はかつてこの本に出てくるような本物のオタクだったということで、そこからの脱却という実話がベースになっているらしく、その辺が非常に説得力ある所以なのでしょう。
 
 さらにマンガの間に挿入してあるファッションアドバイスが非常に的確。
 こういう本って、得てして「個人の好み」とか「あとは好きずき」と言葉を濁してしまうものが多いのに、袖の長さ、裾丈、色のコーディネート、お薦めカバンのブランドまではっきりと指示してあり、眉の理想的な手入れだとか、服屋さんやパーマ屋さんの利用の仕方なんかも具体的に書いてあるのは本当に立派。
 「良いセンス」というのは言葉では簡単だけど、それは具体的に何なの?と言うのを人は知りたいのに、その肝心の部分を書いてくれていないお洒落指南本が多いんですよ。普通は。
 
 さらに全体を通して「でもあんまり行き過ぎて、ファッションオタクになっちゃ本末転倒」とまで書いてあるのは本当にその通りな訳で、来年のグラフィック新入生男子の必須教科書に指定したいくらいです。(女性も読んで損は無いだろうけど:だって、カットソーってどんな服のことを言うのか知ってた?)
 
 さて、そんな本を私は余裕で「ふんふん、そうそう、そうだよね〜、それは基本だよね〜」と読んでいたわけですが...
 「ジーンズのあまり細いのはダメ」と書かれている一節があって、
 「え... あかんの... それ...」
 と、心拍数アップ。
 
 でも先日久々に会った卒業生は「先生(わたしだ)のトレードマークは白いシャツに細いジーンズ」ととある所に書いていたわけで、「そう、これは私の10代の時からの個性だもんなぁ...」と自己擁護するものの、正直「がぁんと...」と思ったら、「そういうコミックでしか出て来ない言葉もあまり言わない方が良いよ」とか書かれ、さらに焦る私でした。
 帰りにオマケの彗星○○○が欲しくて、とある月刊誌を買ってしまった私って一体...(もちろん本は知り合いの小学生にあげた)
 
 いや、まぁ、その。

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