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中国遠征、遠い四国+『鉄』

 中国と言っても中国地方。
 新入生獲得の為の説明会に鳥取と米子に行ってまいりました。
 
 元々父方の故郷は鳥取の山奥、母方は米子と松江なので親しみのある地域です。
 昔は我が家に自家用車は無く、父方へは姫新線から因美線経由で、母方へは福知山線から山陰線でちんたら行ったものが、今じゃ三ノ宮の学校から車で三時間で鳥取駅前へ。

 途中、智頭というところでトイレ休憩したんだけど、まだ小学校に行くか行かないかの頃に初めてここに来た時のことを殊勝にも思い出してしまいました。 正確にはここから一つ駅むこうで、街頭も無い山道をてくてく歩いて父の生まれた実家に行ったことや、そのときの星空、夜中に貨物列車を引く蒸気機関車の汽笛等々。
 あれから40年くらい経ったんだなぁ、と思うと何とも言えない気持ちになります。
 父を含めて知り合いは殆ど死んじゃったけどね。
 
 そんな感傷はさておき、鳥取市内は金曜の夜だというのに人はまばら。
 たまたま先週、不調のMacを手当てしていた学生の一人が鳥取市内の出身で、ほんと、人いないですよ〜、と言っていたのを実感。
 むしろ次の会場の米子の方が人が多く、県庁所在地なのに鳥取頑張らんかい、と思わずにはいられませんでした。
 
 国の進める改革の中でどんどん地方が廃れる中、それでもそこに住む大人は日々の生活を送り、さらに都会の学校に子供を送り出しているわけで、どういう産業があるのかは知りませんが、世の親の努力には頭が下がります。
 それを思うと学生は学校サボるなんてできない筈なんだけど、ま、これが子を持って初めて知る親の気持ち、ってやつなんでしょうね。
 
 肝心の仕事の方は、ぼちぼちと学生も来てくれました。
 というのは二週間前も実は同じ催しで四国コースがあったのですが、グラフィックコースの事前希望者ゼロということで流れたのです。
 やっぱり四国って縁が無いですね〜。 これで私の四国初上陸作戦はまた頓挫したのでした。
 
 こういうイベントに来る学生の最近の傾向はキャラクターデザイナー希望が多いこと。 恐らくアニメとゲームの影響かと思います。 我々の世代のイラストレーターってところでしょうか。
 でもこれって就職って言う概念で就けるものじゃないし、デビューってのは本当に難しいわけで、いつも私なりに正直に返答しています。
 生徒獲得で甘いこと言うのは簡単だけど、子供って大人の嘘を見抜きますからねぇ。 いわゆる一期一会じゃないけど、見知らぬおっさんから見知らぬどこかの子供たちへのせめてもの誠意です。
 
 もともと数年前まで日本中を飛び歩いていましたから、こういう地方巡業はむしろ楽しく、もっともっと地方に出かけて行って「何か作りたい」という希望に少しでも応えて行ければ良いなぁ、と思いつつ他のメンバーと別れて米子駅から車中の人に。

【以下『鉄』メモ】
 381系「やくも」に乗るのは実は初めてだけど、紀勢線で「げろしお号」と言われる程酷い揺れではありませんでした。
 でももう相当ガタが来ていて、そろそろオーシャンアローの283系やJR東海の383系の様な置き換えが必要ですね。 たまたま夜だったせいもあって、ちょっと侘しい米子—岡山間でした。
 しかし381系の車両内にエアコンダクトが這ってて、その部分だけシングルシートになっているのは今の今まで知らなかった。 低重心化の為にエアコンが床下にあるのは知ってたけど。
 さらにいつのまにか581系譲りのインナーブラインドが廃止されて普通のカーテンになっていたのも侘しさ倍増。
 加えて思い出の布原はうかつにも寝過ごし... ま、夜だったから何も見えなかっただろうけど。

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