« 中国遠征、遠い四国+『鉄』 | トップページ | げしげし »

てぽど〜ん

 またまた北の将軍様がわがままこいているようで...
 
 新聞によると、あの手のロケット燃料って注入したら普通は三日、ロシアの最新技術を導入しても三ヶ月程しか持たないというのを読んで、本当に燃料を注入したとしたら間違いなく発射するということが改めてわかりました。
 加えて燃料の一部は強烈な酸化剤ですから燃料自らがロケット本体を腐食させて行くそうで、常に発射体制にしておいて、ある日「やっぱ、やーめた」というのも難しいそうですね。
 そう言う事情からか、別の報道では燃料を注入したふりだけをしているのかもしれない、という推測も報じられています。
 
 液体燃料は先進国でも非常に取り扱いに気を遣う危険な物質で、注入時はもちろん、仮に抜くとしてもその時に爆発することも珍しくなく、加えてもたもたしていたらロケットそのものが腐食してこれまた爆発を起こす可能性もあります。
 言わば、火のついたダイナマイトを手に持って他人を脅迫しているようなもので、北朝鮮お得意の水際外交とは言え、彼ら自身も危ない橋を渡っているということです。
 
 仮に発射したとしても、どこの国を狙うというのではなく、同時に衛星打ち上げ声明と軌道発表を行うでしょうが、怖いのは彼らのロケットコントロール技術がどこまでのものかということです。
 ロシアが全面的にバックアップしていれば(それはそれで外交問題だけど)まだしも、彼ら独自の技術では本当に衛星目的であっても制御不能になってどこかの国に落ちるという可能性は充分あると思うのです。
 
 数年前にもテポドンを日本を超えて太平洋に落としたことがありましたが、その時にも「いや、あれは本当は日本を狙ったのにコントロールに失敗したんだ」的な風刺マンガが多数日本で掲載されました。
 まぁ、衛星打ち上げ目的であれば弾頭は積んでいないとは言え、都市部に落ちれば無事では済みません。
 
 それはともかくとしても、じゃ、実際に打ち上げたらどうなるの?と思っていたら例の貨客船の入港禁止だとか経済制裁発動だとか、正直、なんだその程度かい、と感じたのは私だけでしょうか?
 米軍の爆撃機が日本海上を常時待機して打ち上げ基地を即爆撃?とか想像していた私は子供向けマンガや小説の読み過ぎなのかも知れません。
 
 国連の安保理事会は古くはイスラエル、インドやパキスタンの核武装を止められず、最近でもイランの核開発も制御できていませんから、恐らくは北朝鮮の長距離ミサイルの発射、さらにそれに搭載予定の核弾頭開発も止めることはできないでしょう。
 何より怖いのは北朝鮮は今回のような物騒な恫喝をごく普通の外交カードとして簡単に切る国ですから、他の核武装新興国とは別格の恐ろしさがあり、そんなヤバイ国がすぐまぶたの上に存在する日本としては、船の一隻せき止めてばんさい、なんて言ってて良いのかな、そして国際社会なんて本当に信用できるのかな、と不安を隠せません。
 
 だからと言って、軍備増強や過激な武力攻撃に即繋がることが本望もはなく、何にせよ、胸先に刃物を突きつけられて、さぁ、日本はどうなる?というのを真剣に考えざるを得ない時代になったことだけは間違い無さそうです。

|

« 中国遠征、遠い四国+『鉄』 | トップページ | げしげし »

社会問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: てぽど〜ん:

« 中国遠征、遠い四国+『鉄』 | トップページ | げしげし »