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Mac関連雑誌の憂鬱(3)

※この文章は2006年1月に書いたものです。

(前日からつづき)
 かつて、あるMacintosh月刊誌が、OS Xに移行する前に巻末特集記事を数ヶ月綴じ込んだ事があった。 NeXTを熟知していたと言う筆者の切り口は非常に辛口のもので、OS Xのありがたみを知ってしまった今ではどうしてあれだけネガティブに書いてあったのか不思議でもあるが、OSが根こそぎ変わってしまうという不安を抱えていた当時としては非常に興味深く読んでいたのを覚えている。
 その中に「アップルに対して批判的な記事を書くと最新機の貸し出しや取材に不利な扱いを受ける」というような下りがあった。 私はそのライターの被害妄想と捉えていたが、その記事だけのせいではないのだがその月刊誌はまもなく廃刊の道を辿ってしまった。
 
 結論としてここまで述べた私の不満は今になってこのライターの被害妄想を思い起こさせている。
 新しいマシンとOS、アプリケーションのバージョンが常に最善であり、それに対する批判的な記事を書く事が許されない雰囲気があるのではないだろうかというものだ。
 今はマスメディアのみならず、インターネットでユーザーそれぞれの意見が自由に書けるし、読む事ができる。 しかしそれらをまとめ、理論的に正しく整理した上で、各メーカーの広報部や技術者と対等な立場で意見交換をして記事としてまとめる力はやはりマスメディアならではの魅力だと私は思っている。
 そういう抑圧的な力は無い、私の杞憂に過ぎないというのであれば安心ではあるが、だとするとMacintoshを勉強や仕事の中心としてバリバリ使っている立場のものとしてはもの足らないという事になってしまう。
 
 今更ここでMacintoshの長所を述べるまでも無く、私や私の教えているコースではこれからもMacintoshを使い続けて行くだろう。 それゆえにユーザーが安心してMacintoshを使い続けて行く為の努力や気配りをアップルはもちろん、各ベンダーにお願いしたい。 そしてMacintosh専門誌には、改めてユーザーの立場に立った編集方針を守り、進められる事をお願いする。

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