どえりゃぁ買い物
と、別に名古屋人ではありません。
一日遅れてブツが昨日到着しました。
その名はMacintosh PowerMac G5 Quad。 要するにIntel Mac直前のPowerPC搭載フラッグシップモデルです。
そうです、私は先月もPowerBook G4 12inch.を買いました。 余裕のお金などありません。
いえ、実は自分でもえらい高い買い物を...とちょっとビビっている節がありまして、いや、多くの人は別に知りたくもないんだろうけど、自分を言い聞かせる為にも経緯を書いておきたいと...
先月PowerBookを買って10日後、アップルが教員・学生向けに、MacとiPodをセットで買うとキャッシュバックされるキャンペーンを始めた事を知りました。
「なんだ〜、そんなことならもう少し待って新しいiPodに買い替えたのに〜」としばらく死んだ子の歳を数える日々が実は続いていたのです。
うじうじとそのキャンペーンが書いてあるページを見ていると、下の方に「今ならあなたのMacを10%価格上乗せで下取り」という別のキャンペーンが目にとまりました。
へぇ、と思って今事務所で使っているPowerMac G4の下取り価格を見ると案外高い。 3年半も使ったパソコンが新品時の半額程度で下取ってもらえるなんて普通じゃあり得ないわけで、DTP現場がいかにMac OS9環境に依存しているかを痛感。(このマシンはOS9で起動できる)
私はもっと古いMacをDTP専用で持っているので、要するに「売るなら今しかない!!!!」と突然思いついたのです。
では代わりに何を買うか。
上記PowerMac G4はMDDモデルと言って、G4最後のPowerMacながら、内部の構造が複雑でなかなか後付けアクセラレーターが発売されません。 時代はG4からG5、そしてIntelへと移る中、同じ買うならこういう理由もあってPowerBook G5の最高モデルを買っておけば3年くらいは全く不満ない筈、と考えました。
確かに高い買い物だけど、昔からそこで妙にケチって後々後悔した事が結構あったので、最高機種のQuadにしたわけです。
と言っても、昨年の厳しい仕事事情が尾を引いている中で、以下のように自分に言い訳。
息子の入学祝いでiPod nanoを買わなくてはならず、セットで買えば2万円のキャッシュバック。 つまりnanoだったらモノはただで、さらに小遣いが貰える(そうじゃないんだけどね)。
手持ちのPowerMac G4が13万円の下取り。 併せて15万円割り引いてもらえるようなもの。(冷静に考えるとこの計算はおかしい)
このお金で先に買ったPowerBookのローンはチャラにできる。 なら同じ負担で二台のMacを新しくできるのだ(いや、やっぱりその計算はどこかおかしいってばさ)と言うわけです。
まぁ、仕事用ですから減価償却もできるし、とwebの仕事の締め切りも睨みながらいそいそとセッティングして起動。
やっぱり速い。
IllustratorもPhotoShopも立ち上がりが速く、GoLiveでも重いページをサクサク編集できます。 webページチェック用Virtual PCもWindows 2000なら殆どピュアなWindowsマシンと変わりない速度。
あの妙に動きがもっさりしているOS X 10.4(Tiger)も全く気になりません。 遥か昔、Mac IIcxからIIfxに乗り換えたときの快感を思い出しました。
Activity Monitorというアップル純正のユーティリティでCPUにどれくらい負担がかかっているかを示すバーグラフが出せますが(この柱が四本立つってのもQuadの感動)、普通の作業では殆どバーが動きません。
さすがにCINEBENCHでは四本ともフルに立ち上がるとは言え、3Dの仕事が無い私にとってはムービー編集の時ぐらいにしか不満は感じないでしょう。
雑誌等で批判されていた冷却ファンの騒音も低音が中心で、音質はむしろそれまでのPowerMac G4の方が耳障りだと思う程で、これにはほっとしました。
ばかばかしいエラーにも同時に遭遇しましたが、これについてはまた日を改めて...
いや、やっぱり新しくて速いマシンは快適だわさ。
もっと仕事しなくては...
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