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竹島問題

 突然国際問題。
 
 この事について書きたいと思っていたら結局韓国は国際的に韓国名の海底地形の提案をしないという事を条件に日本も調査船を出さないという和解に落ち着いたようです。
 まぁ、思ったより韓国は大人の対応をしたと感じました。
 
 しかし、私はこの合意が出る前から、調査船に乗る人には悪いけど、予定通り調査に行って拿捕(だほ)されるのを望んでいました。
 もちろん日本側は拿捕に対して抵抗せず、手をこまねいたままで、です。
 
 日帝60年の恨みとかで、韓国も中国も竹島や魚釣島で今も領有権問題がくすぶっていますが、国際的にはとっくに解決した問題です。 だから韓国も中国も日本に対しては戦後補償問題も含めて強い口調で主張するけれども、国際的な場所では何も言わないのはそれを認識しているからに他なりません。
 
 もちろん、その国際的決着がついた時に韓国、中国の政治状態は不安定であったから、という不満も両国にはあるかもしれません。 だからこそ、今回日本は予定通り調査船を出し、もし拿捕されれば国連に国際法違反として問題定義をし、国際的な議論を巻き起こせば良い、と思っていたのです。
 喧嘩の仲裁を第三者に頼むってのも情けないけど、そうでもしないとこの先もずっとこの口喧嘩が絶えないかと思うとそれも止むなし、です。
 
 この手の国境を巡る戦いは世界中に渦巻いており、当事者以外の国ははっきり言って「勝手にやってくれ」というのが本音ですから、余程の事が無い限り彼らは動きません。(それぞれの国ごとに国境の問題を抱えているという事情も多い。下手なことを言うとやぶ蛇) 
 
 とは言え、少なくとも先進国である日本の船が、同じ西側であり、とっくに先進国入りしている韓国が拿捕する事による波紋はなかなかインパクトがあった筈。
 もちろんそんな事は韓国も承知の上で、最終的には今回の合意に落ち着いたわけですが、これで国際的な場所への問題提起の機会が失われたと同時に、だったらそんな事最初から言うなよ、というのが私の正直な気持ちです。
 
 韓国の盧武鉉大統領は北朝鮮寄りの政策を取り、それはそれで個人とそれを支える支持者の勝手とは言うものの、「最も簡単に国民の支持を取り付けやすい日本への攻撃を強める事で人気を保とうとしている」という日本の外務省の分析を漏れ聞いた事でさらに逆切れしたそうで、私もそう思っているだけに、やっぱりその程度の人、という認識しかできません。
 今回の合意にしても恣意的に報道すれば「日帝は我が国の毅然とした抗議に攻撃的調査を断念した」と国民にアピールする事も可能でしょう。
 
 外国を仮想敵にする事により国内の不満の矛先を逸らすと言う政治的手段は枚挙にいとまがありませんが、いくら日帝60年の恨みとは言え、そろそろ国際的に笑い者になるような事にこだわるのは止めてくれません?というのが一人の日本人としての正直な感想です。
 
 まぁ、一部のマスコミを除いてそれと同じ土俵で韓中に敵対しようと盛り上げるようなおろかな事はさすがにしないのはまだ日本の政治が大人である証拠ではあります。
 ただ、あの白髪のライオン君の偏執的な靖国神社へのこだわりが無ければ、これ程ごたごたしたかと思うと、やはり日本もその程度、とも言えます。
 
 日本人も韓国人も中国人も60年前の事が許せないという人がかなり少数になって来た今、もうそろそろいい加減に国家レベルで60年間同じ口喧嘩するのは止めてくれよ、というのが私の最近の結論です。
(お守り:天安門事件)

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コメント

 いつも思うのは、中国韓国日本に「お互い様」という思想は無いのか、ということですね。
 いえ、別に外交に道徳を持ち込もうってのではなく、「お互い様」っていう発想は具体的にはどうあれ、遠く儒教だとか宗教だのと言う多かれ少なかれ中韓日と流れて来た考え方の筈で、その当事者三国が集まれば「言ったもん勝ち」の様な舌戦ってのはなんなんだろう、と遠い目をしてしまいます。

投稿: あやおば | 2006年4月24日 (月) 15時17分

あの国からしたら、上げた拳を振り下ろそうが引っ込めようが、どっちにしてもあの大統領の株は下がるんだろう、と踏んで、まぁまぁいい決着なんじゃなかったか、なんてことも思いました。

でも、我が国的にベストだったのは、やっぱり丸腰で正面衝突して、世界を味方につける、なんてことのような。
もっと強硬姿勢でも良かったと思うんです。

投稿: 丈燐(たけぴ) | 2006年4月24日 (月) 00時43分

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