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情けない事に

 なんだかんだと学校には行かなくてはならないとは言え、授業自体は既に終了して一週間程経ちました。
 一般の仕事と違って、非常勤の教師というのは収入との引き換えになるとは言え、この瞬間に溢れる程の自由時間を手に入れる事ができます。
 これはいわゆる普通の仕事をしている人との大きな違いで、これがあるからこの自分のエキセントリックな心身が持っているのかも知れません。
 
 授業があるときでも週三日ですので、あと四日自由じゃないかと言われそうですが、実はそういうものではなく、特に夜型の私は翌日の予定との絡みでじっくりと順を追って考えたり作業を進めたり、いわゆる没頭するような仕事に割く時間がなかなか取れません。
 だから、そんな間、ずっと「あ〜、あとまった時間が欲しい」と願いつつ、時間をやりくりしています。
 
 そして休みに入ると、「あぁ、普通ならこの時間は駅から電車に乗ってる頃だなぁ」と思いつつ、そのありがたみを心から甘受することから始まります。
 
 しかし、ここ数年、何となく解って来た事がありまして、休みに入るとどうやら頭の回転が鈍って来るようです。
 例えばこのblogに書きたいネタにしても、睡眠不足だなんだかんだと動き回っている間に「あ、そうか、そういうことか」とふとひらめいて、「どうせならblogに書いておこう」というふうにパタパタっと流れが出来上がる事が多い。
 もちろんそんなときは忙しいので「いいや、ネタだけ書き留めておいて休みに入ったら片付けよう」となります。
 
 だから休みに入った直後はそういう懸案事項をさくさくっと片付けて行く訳ですが、その後が浮かばない。
 blogに限らず、じっくり考えないと解らない事とかあったはずなのになぁ、とそれを思い出す・思いつくのに結構な時間を無駄にしているような気がします。
 正確には、実はやらなくてはならない事、やりたいことは解っていて、その手順のイメージが浮かんで来ないということなのかもしれません。
 
 何となく頭の中に「とにかくあれをこうして、次にこうして、大体どれくらいの時間がかかって、それにはあれとこれが必要で...」と作業の流れを想像できれば、次に最初のワンステップさえはじめられれば後は大げさに言えば寝食忘れて一気に浸る事ができる、ってのが私のパターンです。
 
 これが待望の休みに入ると頭がボケるのか、時間的な制約から解放されすぎるのか、思った程仕事が進まない様です。 刺激を受けなくなるってのも大きいかもしれません。
 
 結局アイデアだとかひらめきってのは日々のバタバタした忙しい時、言い換えると頭と体が動いている時にしか浮かばないのかもしれませんね。 少なくとも私にとっては「あぁ、時間さえあれば...」というのは単なる言い訳と願望であって、幸運にもそういう貴重な時間が与えられるにもかかわらず、無駄に過ごしているような...
 
 よく普通のサラリーマンの方が毎日寝る前の2時間を自分の時間として確保し、小説や趣味に振り分けている人がいます。 学校に行っている時には夜が眠たくて仕方が無い私としては絶対真似ができない事ですが、そういう一種制約された環境下だから生まれる傑作というのはこういうのが理由なのかもしれない、とも思います。
 
 今更スポーツ選手に慣れる訳も無く、かといって寝てて金が入る身分でもないのだから、ちょっと気合い入れて頭を回すようにしたいと思います。 消去法で頭脳労働者になってしまった身としては。

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