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プラス¥1,660の贅沢

 今日は学校関連のイベントが新神戸であったので、贅沢にも新大阪から一駅だけ新幹線を使って往復しました。
 
 神戸市営地下鉄ができてからは三ノ宮と新神戸は非常に近くなったというものの、たまには違うルートで行ってみたいというのもあり、また会場が新神戸駅前のホテルだったので、今日はてくてく歩くのはやだなぁ、と通常のJR運賃(これも厳密には三ノ宮と比べ往復¥20高かった。おまけにICOCAも使えねぇ。)に加えて往復¥1,660余分に払った訳です。
 
 そう言えば以前、自宅マンションの入り口まで来て鍵を忘れた事に気づいてまた学校までとんぼ返りした事があり、この時も一日四回同じ路線に乗りたかねぇ、とわざわざ新神戸まで歩いて新幹線で帰った事もありました。
 
 で、何が違和感があったかと言うと喫煙車があってタバコを吸えるという事です。
 普段の通勤では新大阪—三ノ宮間が25分程かかるのに、新幹線はたったの15分。 なのに煙草が吸えるってのは何とも奇妙に感じます。
 喫煙車と言っても、以前程もうもうと煙が舞っているということもなくなり、これだけ吸える場所が狭められて来た昨今では、禁煙できない/しない人であっても自然と喫煙本数が減って来たという事かもしれません。
 実際、愛煙家でも大阪東京間であれば禁煙車両に乗りたい、という人も少なくありませんから、きれいな空気というのは今になって非常に当たり前の空間となったという事でしょう。
 
 そう考えたら、ほんの30年程前はよくあれだけ至る所で吸えたもんだ、懐かしむよりむしろ不思議に感じます。
 駅のホームの柱には二本置きぐらいに灰皿が用意され、線路にも吸い殻がまるでそれが当たり前の模様であるかのように吸い殻が捨てられ、新幹線は三時間どの車両も紫煙で満たされていた事を思うと、愛煙家であっても異常な光景だったとしか言えません。
 別に30年前は日本人の呼吸器系が丈夫だったとか、嗅覚が鈍感だったというわけではありませんから、嫌煙の方にとってはさぞかし不愉快な時代だったのだろうと冗談抜きで同情します。
 
 いつのまにか新幹線の喫煙と禁煙車の割合は逆転し、関東の方では全車禁煙と言う新幹線もあり、飛行機に至ってはヨーロッパ路線でもずっと禁煙という時代になりました。
 幸か不幸か全席禁煙時代になってからヨーロッパには行った事は無いとは言いつつ、時代だなぁ、とつくづく感じます。
 
 タバコのパッケージにやれ肺気腫だ癌の危険性が、と書かれていても我々に取っては馬耳東風ですが、そういう表記が長年の間に世代を重ねるごとに新しい価値観を生み出すだろうというのはここ最近の私の持論です。
 そして愛煙家が喫煙車にのりながらもタバコに火をつける時に違和感を感じてしまう程、新しい時代が急速に押し寄せて来ているとも感じた¥1,660でした。
 
 でも私は止めようとも思いません。
 このblogのプロフィールにもあるように「マナーを守って一生喫煙」でして、「見たか泉竹千代翁」なわけです。
 
 「体に悪いと言われてもぉ、わたしタバコを止めないわ。いつもプカプカプカァ♪」
 
 だって、人生の句読点なんだもん。

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