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Bonjour for Windowsって知ってる?

 別に「窓にこんにちは」ってことじゃなくって、こういうWindows用プログラムがAppleから出ている、というお話です。
 
 今月初めからどういうわけかずっと押さえ込んでいた物欲がむくむくと頭をもたげ、「欲しいよ〜、買いたいよ〜」症候群。
 金は相変わらず無いので取り敢えず算段してPowerBook 12in.を買ったのは先日書いた通りですが、だいたい何かを大事に使ってて、それをある日突然新しいものに変えると周りの環境まで変わってしまうものです。
 
 例えば自宅のプリンターで、三年程前にiBookを買った時にOSがXとなり、このプリンターが非対応になってしまいました。 以来、プリントが必要なときはチャリで五分の事務所まで行く事に。
 暫くして自宅の無線LANをAirMac ExtreamにしたらUSBプリンタポートがついていた。
 つまりこれにUSBプリンタを接続したらワイヤレスでプリンターが使えるのです。 とは言え、まぁ、事務所に行けば...、と我慢する事二年。
 
 恐らくはこのままずっと我慢もできたのでしょうが、PowerBookを買って、それまでのiBookは家族のものに。 加えて現在サーバーやら何やらの互換性チェックの為に学校からWindows XPノートを借りており、「そうかぁ、こいつら三台ともワイヤレスプリントができれば面白いなぁ」と思いついたのが運の尽き。(これら三台は既にワイヤレスネットワークに接続設定済み)
 
 もちろん、最近PHP絡みの仕事をしているのでスクリプトをプリントした方が画面で追うより楽、っていうちゃんとした理由もあるにはありますが、正直これは後づけみたいなもので、要するに「インフラ構築したいよ〜」病。
 
 てなことでポイント10%がつくという事でJoshinでCanonのiP4200という普及モデルを殆ど後先考えずにカードで購入。
 当然OS X対応なので、ドライバーを入れれば殆ど手間無しで二台のMacからワイヤレスプリント可能に。
 
 「おもしろくない...」
 
 ということで、半ばマゾ期待で貸与機のWindowsノートにとりかかると...
 さすがマニアの期待を裏切らないWindows。 xp付属のヘルプ通りに、果てはアップルのヘルプ通りにしても一見繋がってるのにプリントができない。
 こうでなくっちゃね〜。
 
 既に三台とも無線ネットワークには接続できているので、物理的には問題ないはずだし、とさすがに二日目になると焦って来た訳ですが、なぜか「価格.com」に検索がヒットし、題名の「Bonjour for Windows」というのを知った訳です。
 
 Bonjourというのは少し前まではRendezvousという名前でAppleがLAN内のマシン接続を簡単にしようと進めて来た技術ですが、別にApple独自のものではなく、「ゼロコンフィギュレーション」という業界の指針に沿ったものです。 Mac OS Xユーザーはその名前は知らなくても、実はMacのあちこちで働いており、そのWindows応用というのを何故かAppleが出していたのです。 全然知らなかった...
 
 早速Appleのサイトからダウンロードして、Windowsノートにインストール。 ダブルクリックしてウィザード通りに進めて行くとあっさりと「プリンタとFax」に登録され、さらにプリントも何の問題なく行われるようになりました。
 
 念のために書いておきますが、別にApple製のAirMacステーションだからといってWindowsと相性が悪いのではありません。 AirMacの技術は業界標準のWi-Fiですし、そこからプリンターまでの間にMacもWindowsも無く、要するにWindowsマシンの設定がややこしいのだということです。(私が借りているマシンだけの問題かも知れないけど)
 ですから、Apple製に限らず、無線LAN経由のワイヤレスプリントの設定で悩んでいるWindowsユーザーにとってもこのアプリケーションは案外な福音なんじゃないでしょうか、という珍しく「窓な人々」へのエールでした。
 
 でもなぁ、ちゃんと設定できたらできたで、つまんないんだよなぁ...

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Getting better so much

 最初に浮かんだ題名がちょっとまずいかな、と思い直して古いビートルズの一節に適当に置き換えました。
 
 先週の火曜から木曜日までずっとぐーたら+好きな事をやってたので、そろそろやらなあかんことを片付けにかかっています。 てなこって昨夜は徹夜でosCommerceのセッティングを事務所でやってました。
 もちろん最初から徹夜のつもりだったとはいえ、朝布団に入って昼休憩を挟んでまた寝たら17:00に目が覚めたと言う...
 そらちょっと寝過ぎやろ。
 
 最近家から事務所のサーバーに入ってそこからosCommerceが動いているサーバーに入ってというパターンで横着してましたが、やはり事務所でやっていると反応が早いのと画面が見やすいので久しぶりにがっちりと仕事が進んだという感じです。
 ということでいくつかの問題が解決し、懸案のSSL接続がMacと携帯からはOKでWindowsからうまくいかないという変なトラブルに取りかかっています。
 
 それはさておき、先週末はホームルームの後、現一年生にHG先生を加えて飲みに行きました。 このメンツでは二回目かなぁ。
 この学年は担任だった二年生よりもっと元気で、思い起こせば男子の方が女子より弾けていたのは今の二年生位で、それ以外は今の一年のように女子の方がずっと元気だったような気がします。 そう思えば単に例年通りに戻っただけなのかも。
 何にせよ男女問わず「良いもの作りたい」という熱意が表に出てるのが良いですね。 芸大系なんて「なんであいつのほうが俺より評価が上なんだ」とかで大もめになったりするくらい熱かったりしますから、他人を傷つけない限りであれば、こういう姿勢はもっと前に出してやってもらいたいものです。
 
 教える方も気がつけば生徒の親と同世代になり、下手すると親よりもこっちのほうが年上だったりで、いよいよ中年全開、老年ゲートもコーナーの向こうに見えて来たわけです。 恐らく腐敗臭、じゃなかった加齢臭も徐々にではあるものの確実に勢力を伸ばしているだろうけど、そのかわり見えてくるものがあったり、それなりに力も付けているのも体感しています。
 その後者の方をできるだけ学生の方にはフィードバックして行くので、是非ついて来てもらいたいし、もっともっと力のある学生を呼んで来たいですねぇ。
 
 まぁ、別に権威主義には興味は無いものの、現役にとっても卒業生にとっても「あぁ、○○のグラフィック出てるんだったら優秀だね」と言われるような中身は作って行かないと、と珍しく年度替わりに密かに決意している私でした。
 
 しかし、今年の一年は惚れたはれたが多かったですねぇ。 それも表で堂々と。
 特に家を離れて一人暮らしというのが寂しいというのは解るけど、二年くらい恋人がいなくてもそのパワーを作品に入れ込んだら、と思うのは大人の勝手かなぁ、と生徒と話していました。
 でもダルそうな付き合いしてても良いもの作る奴はいるかぁ、とあれこれ今思い出すと、決して恋愛が創作をダメにするとは言い切れないとも思ったり、裏を返すとそういう青春真っ盛りの世代を教えているんだとも再確認。
 
 まぁ、贔屓抜きでここ数年、うちの学生のレベルはずっと上向いているのは事実で、少子化の中、新入生への期待と不安もありつつ、徐々によくなっているってのが今回の題名でした。

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時代は変わった

 トリノオリンピックも本当の終盤になってやっと日本選手が世界一の座に輝きました。
 恐らくは今頃日本にいる普通の日本人が妙にフィギュアスケートについて詳しくなっているのではないかと想像します。
 
 なんでも日本人がオリンピックの女子フィギュアで金メダルを取るの初めてで、少々意外でした。
 それ以前は銀メダルだった伊東みどり選手が最高で、そこから数えても14年ぶりだとかというのを聞いてその頃の事を思い出してしまいました。
 
 あの頃、伊東選手は世界に対抗するにはジャンプしかない、とそこに焦点を絞って世界に挑戦していました。
 でも日本人は背も低く、スタイルも当時の欧米の選手に比べるとずんぐりむっくり、要するに見た目と芸術表現でどうしても世界一になれない、という解説を耳にした事があります。
 
 それから14年。
 オリンピック以前から浅田真央人気もあって日本ではフィギュアの報道が多く、その時に荒川、村主、安藤などの代表選手の滑りを見て「日本人もめちゃくちゃ格好良くなったやんか」という感じていました。
 何よりオリンピックの表彰台で最後に同じ高さのところに三人が立った時、日本人の荒川選手が一番背が高く、アメリカ、ロシアの選手は太ももが太くてかつての日本人と入れ替わったかのようにも見えました。 この時荒川選手は175cmくらいあるのかなぁ、と思ったら165cmそこそこだそうで、なんと伸びやかに見える体型なんでしょう。
 
 最近の日本人女性の痩身願望は健康面から問題視はされているものの、贔屓目抜きで今や日本人選手の滑っている姿の方が文句なく美しいと言い切れます。 恐らくは他国のスケーターたちも日本代表選手を見てオリンピックに出る体力がありながらあの細さは何?と、焦っているかもしれません。
 そう、彼女たちは単に崩れた食生活の結果としてあの細さを得たのではなく、食うもの食って、気の遠くなる程の練習をしてあの体型な訳です。
 
 これはかつての日本人がずんぐりむっくりだったのと同じく、なかなか克服できない問題で、今回の荒川選手の金メダルをきっかけに、新しいスタンダードの一つが確立されたとも言える訳で、各国の女子選手はこの点苦労するのではないでしょうか。
 
 加えて、芸術的表現についてもメダルは取れなかったものの、村主選手のエモーショナルな滑りはまるで一つの短編劇を見ているかのような錯覚を観衆に与えていました。 新採点方法が厳密な課題をいかに優雅に見せるかに偏りがちななかで、彼女の方向性はまた別のものを心から楽しませてくれたと思います。
 
 他の分野では日本人選手は振わなかったものの、悲願だった体型の面では既に一部の分野では欧米を肩を並べるどころか、新しい基準を作るまでに変化したことが証明されました。
 今後はそれに見合った指導方法や環境を周囲が編み出す事で、またいつか他の分野でも日本人選手が活躍できるようになるという希望も見せてくれた女子フィギュアスケートでした。
 
 最後になりますが、失敗しても構わないとショートプログラムで四回転に挑戦し、そして残酷にも成功しなかった安藤選手のシーンを見て不覚にも目頭が熱くなってしまいました。
 この残酷さこそ神様がこの世にいる証拠なんだよなぁ、とつぶやきつつ目を逸らしましたが、なんか素晴らしかったです。

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民主党のお粗末

 既に大々的に報じられているように、民主党のライブドア内部メール告発は完全な不発に終わる様です。
 しかし、こんな程度のウラで民主党は本当に与党自民党を追い詰められると思っていたのでしょうか。
 
 先日も書いたように、もともと電子メールというものの証拠能力というのは非常に危ういものでした。
 私がパソコン通信を満喫していた時代は、パソコン通信を提供している会社が第二種通信会社であり、通信の内容を外部に漏らしてはいけないという縛りがあった為、送受信されたメールが本当に存在したのかを客観的に証明する事は非常に困難でした。
 
 幸か不幸か、時代はパソコン通信からインターネットに移り、正式な法的手続きを踏まえればプロバイダーは通信の記録を提出しなければならないようになった為、(仮にライブドア内部のメールサーバーで完結していたとしても)そういうメールの送受信が本当に存在したのかは証明できるはずです。
 
 とはいえ、既に関連するパソコン一式をライブドアから引き上げた検察は早々にそんなメールの存在は知らない、とあっさり拒否、検察が嘘をついていないとすれば既にこの時点で民主党が掴んだメールは自民党が言うようにガセであった可能性が高かったと言わざるを得ません。
 
 電子書類は特殊な認証を取る等しなければ、書き換えはもとより、無いものをねつ造する事すら簡単です。 だからそんなもののプリントを突きつけられたところで自民党がたじろぐ訳がありません。
 もっとも、詳細を公開すると民主党に情報提供をした人物も明らかになる訳で、その安全を考慮したいと言う主張も解らない訳でもない。
 
 とすれば、やはり今後は国政調査ってのが鍵かなぁ、と眺めていたら、当の永田議員は辞任、前原代表はメールよりも金の授受があった事を云々とかあっさりと尻尾を巻いて逃げてしまう雰囲気で、なんじゃそりゃの世界。
 
 選挙が近い訳でもなく、数的に自民圧倒の今、自民党がわざわざ民主党をはめる為に手を回してガセを掴ませたとは思いにくいし、検察も大義を犯して嘘をつく理由も今のところ考えられません。 追求されたのが小泉首相ならともかく、既に次世代自民党にとっては御用済みの武部(のさらに次男)だから余計に。
 
 となると、民主党は予算審議で最初にこのネタを振り出す前にこの程度のもので揺さぶりをかけられると本当に思ったのかと首をひねらざるを得ません。 だとしたら本当に彼ら、与党第一党の値打ちがあるのかいな、と頭の中身を疑ってしまいます。
 まぁ、恐らく民主党内部も改めてメールの入手経緯を詳しく調べ、「だめだこりゃ」という事が判明したからの今回の遁走劇なのでしょう。
 
 イメージとして、より若い民主党の方が電子メールのなんたるかを熟知し、それを強みに時代に疎い自民党を攻撃するのならまだしも、その逆では全く話になりません。
 
 逃げた永田議員をこのまま自民党が逃がすのか名誉毀損でさらに追い込みをかけるのか、党首討論で片棒を担いだ前原代表を今後どう料理するのか、自民党にしてはこれほど楽な戦いはないでしょうねぇ。
 まさにカモネギ、飛んで火にいる夏の虫ってのはこのことでしょう。 ネコのネズミいたぶり殺しの快感。
 
 日本の議会制民主主義の明日は暗い。

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あ〜あ、と感じた日航人事

 久々にビジネスネタです。
 
 今朝、朝刊をぱらぱら見ていたら日本航空の社長退陣要求クーデターに対する打開案がでそうだ、という記事が目にとまりました。
 この事件、このクラスの大企業では珍しく、取締役会で社長退陣要求が動議されたことで、非常に印象に残っていたのです。 確かに新体制になってもポカミスは減らないし、御巣鷹山の追悼記念日にエンジンが火を噴いてテレビに収録されるは、一個人としても社員が自覚を新たにしているとは思えない事実に遭遇するは、そのくせ松井秀喜や宮里藍を大々的にスポンサードして派手な広告魂は不変に見えます。(上戸彩の新しいドラマも全面的バックアップするらしい。 まぁ、キムタクのGood LuckでANAに遅れをとったもんなぁ。)
 結果として客は減ってこの原油高も手伝って大赤字な訳で、そら社長が引責辞任してもおかしくないわな、と外野は感じます。
 
 ところが。
 朝刊によると、社長はそのままで、そのかわり副社長が辞めるらしい。 はぁ?(摩邪(c))
 そして退陣要求した側も数名が辞めるらしい。 はぁ?(摩邪(c))
 
 こいつらあほか、と寝ぼけ眼で食パンをかじりながら正直思いました。
 
 どういう談合があったか解りませんが、社長に対しての退陣要求でなぜ副社長が辞めて、おまけに要求側も辞めるの? 何の為の事前の連判状だったの? まさか喧嘩両成敗なんて事じゃないでしょうし、もしそうならJALは間違いなく立ち直れないと保証します。
 
 車業界で言うとマツダや日産がどうして立ち直れたのか。 たしかにフォードの金、ゴーンの手腕はありがたかった。 しかし両社の前社長(特にマツダの現社長からは私が自分で聞いた)が言うには、彼らの打ち出した起死回生策の殆どは救済される前から社内にあったものだったという事。
 ただ、それを従来の体制では実現できなかったのを外から突然来たCEOや新社長があっさり鉈を振り下ろしてくれて実現したのだ、というのが本当の話です。

 特に日本はなれ合い根回し社会で、会社のトップクラスは大企業になればなるほど、あらゆるところにかつて世話になった人もいれば育てた人もいる。 また金銭的や血縁関係で不利な立場に置けない部署や人材を一杯抱えながら出世してゆくのです。
 例え社長と言え、それを簡単に切れる訳が無い。
 ところが外から来た人、特に外人であれば「ソレガドナイシテン。カンパニーハ銭ヤガナ銭」とあっさりバサバサ不採算部門は整理し、首も切れる。 それによって「お前の息子の就職の世話をしてやったのは誰だと思ってるんだ」という怪電話が夜中にかかってくる事も無い。
 
 という風に、社長の首のすげ替えというのは経営の大鉈を振るう時には想像以上に有力な手段になり得るのに、日本航空はそれをせずに、「一定の責任を果たしてから」とか居座ろうとしている。
 「それができなかったからクーデーターを起こしたんだよ」
 と、裏切りに怯えながらも連判状にサインした現場の管理職は恐らく今回の気持ち悪い決定にさぞがっかりしているでしょう。

 日本航空の大株主でもあり、限りなく灰色の元国会議員糸山英太郎は「派手な広告で金を捨てるんじゃない」とまともなことを言っているようだし、別の視点からは、普段否定的に報道されるM&Aファンドなどがとんでもないような要求を会社に突きつけるのも場合によっては大きな飛躍や転換のチャンスなのかも知れません。
 そんな事を考えると、ホリエモンが旧態依然のフジテレビグループのジジイ経営者達に挑んだ戦いはあれだけを捉えるとやっぱり痛快な事件だったのかも知れないと今になって思います。
 
 ということで、落胆した現場の人々が働き続けるJALはどんどん高度を落として行く、ということでしょう。 恐らく。
 
 かつてのナショナル・フラッグ・キャリアーで、あの鶴丸マークはデザイン的にも気に入ってましたから、寂しい限りです。

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このまま飼っておいて下さい

 本日、先週のMRI検査の結果を聞きに行きました。

 どこの病院でも同じかも知れませんが、整形外科は今日も大繁盛。 予約時間に行っても結局一時間待たされました。 と、これくらいでいつも文句を垂れている私はまだまだ病院初心者なんでしょうね。

 

 まず予約前に駐車場につくと、昼前にもかかわらず満車。 すると、なにやらお爺さんがあくせく走り回っています。 正直「あぶないなぁ、もう少し落ち着けば良いのに...」と私はそれを冷ややかに見ていました。

 やがて私の車のところまで来て、

 「お待ちになっている間に受付だけ済ませてきましょうか?」と聞くではないですか。

 なんと、この人、病院の職員で、駐車場の空き待ちの間に受付タイムアウトにならないように患者に代わって車と受付機の間を何往復もしてくれていたのでした。

 

 実際、私もこの時間に駐車場がこれほど一杯とは思わなかったので時間に余裕が無く、本当に有り難いサービスでしたし、それを単に落ち着きが無いと見ていた自分を反省。

 受付を終えて診察券(カード)と受付レシートを持って来てくれたお爺さんには心からお礼を言いました。

 

 で、肝心の診察結果。

 要するに100%悪性ではないとは言い切れないが、痛みが無い事、脂肪以外に焦点を合わせた撮影では殆ど撮影されないという事で、脂肪腫(要するに皮下脂肪の固まり)ではないか、ということでした。

 希望されれば手術するし、前泊してもらえれば手術当時にには退院できるけど、幅4cm程の傷跡が残るし、このまま飼われてても問題ないのではないですか?という所見。

 

 最初から良性・悪性問わず取っちまおうと思っていた私は「あいからわずボケた事を言う医者だ」と一瞬腹が立ったものの、機嫌良く動いているサーバーを「念のため」とか「ちょっと手直し」と要らない事をしてトラブらせる話(と実経験)を同時に思い出しもました。

 さらにこの医者が、内科医にもMRI画像を回して今のところ写っている画像の範囲で特に悪いところもない、と言葉を続けるのを聞いているうちに、人間とサーバーは同じじゃないけど、原因不明の発病や難病が横行している今、加えてダイエットと食事以外に特に健康に気を遣っているとは言えない愛煙家として今のところ健康に生きているなら変にA型完璧意識をだすのもまずいかも、と思い直しました。

 加えて「飼っておく」という一見無神経な医者の台詞が妙に気が利いていると感じたのもあったかも。

 まぁ、50年近く生きていれば体内には煩悩や邪気以外に変なものが住み着いても不思議じゃないし。

 

 これらの画像は院内コンピューターに長期保存されるという事も確かめ、さらに一年くらい様子を見てさらに大きくなるとか、痛みが出る等の変化があればまた来る、という事で今回は落着させました。

 

 父親を今の自分の歳くらいに過労死で亡くして以来、自分もよぼよぼになるまで生きられるとは思っていませんから、もしかしたら「実は悪性腫瘍でした」と言われても不思議じゃないという覚悟はありました。

 だから取り敢えず何も無いとわかって安堵したのも事実で、加えて今日は久々に温かな気持ちの良いお日柄。

 久々に愛車のサンルーフを開けて帰りました。

 

 恐らく大丈夫だろうとは思いながらも気遣いの声をかけて下さった方、ご心配ありがとうございました。

 まだしばらくゴキブリのようにしぶとく生きて行きます。

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Are you with 音楽?

 そろそろ専門学校の授業も終りに近づき、二年間受け持った学生たちも卒業。
 そして暫しの休息の後、一年間教えた一年生を就職戦線に送り出し、加えて新しい一年生を迎えることになります。
 まだ月曜日はパネルの提出期限日だったり、来期の打ち合わせ、卒業式に向けてのあれこれなんかが残っているとはいえ、いつもながら早かったなぁ、と感じております。
 まぁ、その辺りのネタは卒業式辺りに書くとして、一年生の制作したホームページの場所を知り、商業デザイン専攻の学生たちのページをささっと盗み見してきました。
 
 その内容のことはさておき、なかなかみんな音楽が好きだということになぜか安心。
 まぁ、卒業する二年生たちも音楽好きであったりしますが、何せ私の聴く音楽とは時代が違うのでなかなか特定の話題で盛り上がることが無く、はたまた別に教室とかに楽器が転がっている訳でもないのでそういう話題になることもありません。
 聞けば二年生の中には最近意を決してバイオリンを買って習い出しているという学生もいるとかで、なんかもっとそういう面で盛り上がれば楽しかったね、と少し残念でもあります。
 
 そう思いつつふと最近の自分を振り返って、最近新しい自分なりの新しい曲の発見をしてないなぁ、と同時に反省。 加えて最近ピアノも全く弾いてないし、これじゃ死ぬまでに自分がMIDIで作った曲を自己満足CDにして出すなんて文字通り死ぬまで無理やんか、とさらに反省。
 
 iTune Misic Storeでは細々モードでお買い物で、何故か渡辺香津美の「無伴奏チェロ組曲第一番より (プレリュード)」とかEduardo Fernandezという全く知らないギタリストの「Recuerdos de la Alhambra(アルハンブラ宮殿の思い出」とか静か目のものが増えました。
 思えばここしばらくの間では最悪の年だったと言える2005年の暮れ辺りに落ち込んで夜中にふと聞きたくなってダウンロードしたわけですが、思えば二年前にハマったエヴァで久々にクラシックに目覚めた事に加え、やっぱり実は歳をとったんじゃないかとも。

 小さい頃はあのチンタラ・ダラダラとした構成が耐えられなかったものが、だんだん大きくなってそういうのもじっと我慢できるようになった結果なのかも知れません。
 かなり昔に、家にあったクラシックのレコードからいわゆる「美味しいところ」だけ取って並べる編集をした事がありました。 これなら良いだろうと思って聞いたら、これはこれでつまらない。 だら〜っとしたところがあって初めて美味しいところが美味しく聞こえるのだと解って暫く離れていたクラシック。
 
 とは言え、未だに音の強弱の激しい交響曲等はコンプレッサー(音の小さいところを大きくして平均化してくれるエフェクト)かけたろかい、とは思っているのでまだまだ蒼い訳ですが。
 
 そうそう、今日また恒例のノイロカフェに行って来たら、なかなか良さげな男性ボーカルがかかってました。
 「これ誰?」と聞く(この質問をする瞬間は結構素晴らしい瞬間だと思う)と、MITOという日本人でDHCという化粧品会社が販促品として非売品扱いでくれたんだそうな。
 雰囲気は平井に似てるところもあるけど控えめで、ゴスペラーズほど黒っぽさを意識せず、カフェの主人曰く、昔のケミストリーに似ているとか。 何より感じるのは本人もさることながら、アレンジと録音のバランスが絶妙で、主張しすぎない、でも隠れすぎない微妙な声と演奏の関係が一番の魅力かと思います。
 
 ネットで検索したらなんだ、4/26にメジャー・デビューするのね、ということ、こういうのが好きな人はアンテナを向けておいて損は無いかと。

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はじめてのMRI

 って、普通、そんなに何度も経験するものではありませんが...
 
 そんなこんなで木曜日にMRI検査を受けてきました。
 
 さすがに今度は予約を取っていた事もあって三時間も待たされる事なく検査室へ。
 金属のものを身につけていると加熱したり強烈な磁力でどこかに飛んで行ったりするので、私の場合ジッパーのついているセーターとジーンズを脱いでパジャマのようなズボンに履き替え。
 逆にそれ対策で最初からジャージでも履いて行けば何もしなくても検査を受ける事ができます。 この点、白衣に着替えるレントゲンなんかよりずっと気楽。
 ひとり女性が着替えるような素振りも無く待っていたので、この人は恐らくノーブラだったんでしょうが、そんなこと想像したくもないような人でした。
 
 先に受けていた人は消化器系だったらしく、バリウムを飲まされて「う〜、気持ち悪い」「あ〜、気持ち悪い」と連発していましたが、漏れ伝わって来る技師の話ではこれでも通常のレントゲンに比べると非常に少量なのだそうな。
 私は高校時代に(!)酒を飲み過ぎて血を吐いて以来、胃のレントゲン検査は何度も受けており、別にバリウムは平気なんだけど、今回の私の部位は背中のあばら骨の間なので別に何も飲む事なく、幹部付近に目印のようなものを貼付けていざ検査開始。
 
 穴蔵のようなところに寝ているベッドが滑り込んで行って、というのは映像で知っていたもののこの穴が思ったより狭い。
 私の場合両腕を上にあげて潜り込んで行ったので肘が当たるくらいで、何より自分の目の前が10cmあるかないかですごい圧迫感。 大柄の人はさぞ大変でしょう。
 じわじわと機械の中に滑り込んで行く時、「あぁ、死んで焼き場に入れられる時はこんな感じかな」とふと思いましたが、考えたらその時は棺桶に入っている訳で、こういうトンネルの中をスライドして行く経験はやはり新鮮と言うか不気味と言うか変な感じでした。
 これで真っ暗だったら本当に棺桶という恐怖感が湧いてくるものの、恐らくそういうことも配慮してか顔の周りにはほの明るい照明がついています。
 
 検査が始まると息を止めなくてはならないのはレントゲンと同じで、最長40秒止めさせられました。
 私は泳ぎが苦手なくせにもともと結構長い間息を止めていられるので何とかなったものの、結構これは辛いんじゃないでしょうか。
 加えて騒音がすごい。
 MRIというのは磁気共鳴イメージングという意味ですから、おそらく強烈な地場振動を起こすんでしょうね。 それも面白いことに撮影の度に音が変わる。
 全部ブザー系の音で、「ブッブッブッブッブ」「ブーブーブー」「ビーーーーー」とどれ一つとして同じ音がありません。 しかもその音が腹回りを撮影しているのに頭の上から聞こえる様で、当たり前ながらどの音も耳障り。
 
 検査の間中、技師が「頑張って下さい」と連呼していたのはそう言うことがあってのことかと納得しましたが、残念ながらその場で自分の体の輪切り写真は見れませんでした。
 どうせなら顔の目の前に撮影状態がモニターできる液晶画面でも付けてくれればおもしろいのにねぇ。
 
 ということで検査結果は火曜日です。
 悪性か良性かが気になるのは当然として、あの患者に向き合っているよりパソコンと格闘している時間の方が長かった医者がそれで正しい診察ができるのかどうかの方がもっと気になります。
 
 これで「じゃ、次は検便検査を...」なんて言い出したら切れたんねん。

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漫画摩擦

 ここ一週間程、デンマークで昨年公開された新聞漫画へのイスラム勢力の反発が大きく取り上げられています。

 詳細は既に多くが報道されていますので割愛しますが、最近コミックやアニメは世界共通文化と言われる風潮の中で意外と思われている人も多いかもしれません。

 もちろんここでいうコミックやアニメというのは全てファンタジーの世界を扱ったものであり、この世界でも風刺や明らかな比喩などを入れれば当然問題になる可能性を持つ事になります。

 

 もともと今回の一件には新聞の社会風刺漫画に抗議をするというのは野暮なこと、という西洋の文化が下敷きになっている事は間違いありません。 ここでぼろくそにバカにされてもそれに抗議する事でさらに「解ってないね」とさらに評価を下げる事になる為、欧米、またそれに習った日本でも新聞漫画に何を書かれても文句は言わない、という暗黙の了解がずっとあります。

 

 ただ、そういう暗黙の了解というのが怖い訳で、特に西洋文化と大きく価値観が違う他宗教、とりわけ人数で非常に多数を誇るイスラム文化ではそれは通用しなかったという事になります。

 つまり今回の事件はキリスト教を中心とした西洋文化対イスラム文化の争いに他なりません。

 

 最近移民の暴動が各地で起こり、特にそういう他文化・他人種に神経質になっているフランスでさえ、ここまで問題が大きくなってもさらに発端となった新聞を改めて国内の媒体に掲載したのも、報道の自由を守る為、という大義名分はついているものの、その背景は先に書いた自文化の伝統の主張でもあるわけです。

 もちろん同時にこれは反対側にとってはさらなる挑発とも取れる訳で、事はなかなか収まる気配を見せていません。

 このあたりは普段の生活にあまり深く宗教の存在を意識しない日本人には解りにくい感覚でしょう。

 確かに、事なかれ主義で西欧側がこれに折れる対応をしてしまうと、それこそ今後新聞の漫画での風刺に対してあらゆる方面からクレームがつき、言論の自由が損なわれてしまう事は充分想像できます。(ブッシュなんて世界中の新聞に対して毎日一千通くらいの苦情を送らなくてはならないでしょう)

 かと言ってイスラム文化のみ風刺の対象外ともいきません。

 また、昨年の中国での抗日運動の激化と同じく、主に貧困による不満を少しでも発散させるのに国外への仮想敵への過激な行動はよくある話で、イスラム諸国の一部の指導層には「まぁ、これで少しでもみんなのガス抜きができれば」という意識が無いとも言えないはずで、それを考えるとますます西欧側は妥協できないと言う、言わば本音と建前でのせめぎ合いが恐らくこれからも暫くは続くと思います。

 

 そう言えば私の好きないしいひさいちという漫画家はよく引っ越しをする事で有名らしいです。

 彼の作品の中には非常に風刺のキツいものもあり、古くは「頑張れ!タブチ君」で当の田淵選手が何の挨拶も無い、と不満を漏らしただとか、現在では明らかに読売新聞グループのドンである渡辺恒雄氏(ナベツネ)と明らかに解るキャラクターを朝日新聞の「ののちゃん」に登場させて町内の困り者にするなど、やはり書いている本人も怖い部分があるのでしょう。(これに抗議したナベツネをさらに漫画に出してまた彼なりの主張で応えたたとはいえ)

 じゃ、止めれば良い、という話になりますが、そこが彼の根底に流れる反骨精神と言うか、自由な表現を止めるくらいなら漫画なんか書かない、という決意なのかも知れません。

 とはいえ、結婚もしてお子さんもおられるようなので、今回の風刺漫画の件も対岸の火事という風には捉えていないかと勝手に想像します。

 

 しかし風刺というのは本来人間の本音に最も近い主張であるわけで、批判される側も当事者同士の取り繕った反応ではない、隠された心情を探るのには非常に役立つ使い方もある訳で、今回槍玉に挙げられたイスラム側も単に苛つくだけではなくそういう捉え方もあるのだと言うように利用して欲しいとも願う限りです。

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PowerBook G4 12in.

 を買いました。
 ずっと使っていたiBook Dual USB(G4じゃないですよ、G3です)もwebを見たり、こうしてテキストを書いているくらいなら速度的に800MHzでも問題なかったのですが、何よりIntel搭載のMacがそろそろ出だした事で今のうちにPowerPC搭載のMacを買っておかないとまずいタイミングになったからです。
 
 仕事で主に使うAdobeのPhotoShop、Illustrator、GoLiveがIntel対応になるのはまだ先の事。 おまけに重いCSが嫌いなのでAdobe系は古いバージョンを使っており、当然ながらこれらは永久にIntel対応になるわけもなく、ここ数年はPowerPC搭載Macに頼ることになるのです。
 
 性能的には新品のiBookでも文句は無いのですが(とは言え、12インチ画面でDVDを焼くのはiBookには無理)、以前にも書いたように今のざらっとした表面仕上げのiBookは好きじゃなく、言わば単にデザインだけの為にPowerBookを選びました。
 
 とはいえ、元がG3の800MHzですからG4の1.5GHzは恐らく2倍以上速いのは間違いなく、iTune Music Storeで買ったピクサーの"Birds"という短編アニメーションがスムーズに動くのはやはり嬉しいものです。
 そして意外な収穫だったのがキーボードの感触の良さ。 メモリー増設のため開ける事が前提となっているiBookはいくら工夫してもベコベコっとした感触が拭い切れなかったのが、構造が違うPowerBookは非常にソリッドな感触が指を通して伝わってきます。
 何と言うかプロっぽい感触で、微妙な差ながらこれには非常に満足しています。
 あと、iBookの方はバッテリーがそろそろダメになりつつあったのでこれも同時に解消。
 
 これで私のノートMacの遍歴はPowerBook Duo 230 → PowerBook Duo 2300c → iBook(Dual USB) 500MHz → iBook(Dual USB) 800MHz → PowerBook G4 1.5GHz 12in. と5台目になったわけですが、その都度データの移動には非常に苦労しました。
 しかし今回はちょっと特殊な方法を取ったので、非常に簡単にデータ移行が終わったのです。
 
 現在PowerBookを買うと当然OS Xのバージョンは10.4(Tiger)です。 しかし、学校でTigerの遅さというかもっさりした挙動を知ってしまったので、なんとかこのPowerBookも10.3(Panther)でさくさく動かしたいと言うアブノーマルな希望を持っていました。
 PowerBook 12in.モデルは昨年秋のPowerBookラインのマイナーチェンジ時に価格引き下げ以外全く進化しなかったので、もしかすると10.3で動くんじゃないか、と密かに期待し早速実験してみたところ、フルパッケージの10.3.0のディスクでは立ち上がらず。
 しかし、たまたま他人から仕事で預かっているMac mini付属10.3.7だと無事立ち上がる事を確認。(それがどうした、と思われるかもしれませんが、通常パソコンは購入時に付属のOSより低いバージョンで立ち上がる事は想定されていない)
 これが可能という事は、それまで使っていたiBook(10.3.9)のハードディスクのデータ丸々をコピーすれば何の苦労も無くハードだけがPowerBookになるのです。
 
 つまり、インストールディスクで立ち上げたiBookからディスクユーティリティの「復元」機能を使って外付けHDに中身を完全にコピー。 次に新しいPowerBookもインストールディスクで立ち上げてこのデータを同じく「復元」機能で持って来ると、あっさり10.3.9で立ち上がり、文字通りiBook時代そのままの環境を再現する事に成功。
 これまでだとパスワードを再設定したり、アプリケーションをCDから全部入れ直したりと徹夜必須の作業だっただけに、むしろちょっと物足りないくらいで、この文書も新しいPowerBookで書いております。
 
 このPowerBookは上記Intel Macや懐との兼ね合いを考えると2〜3年は使い続けると思います。
 ま、よろしく頼んます>新しい力本

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ガン検査の結果がそのままになっています

 というメッセージが先日自宅の留守電に入っていました。
 確かに去年の夏に病院で健康診断を受けたとき、オプションで大腸ガンの検査も受けたなぁ、と思い出す。
 
 取り敢えず健康診断の結果は特に問題になる数値も出ず、大腸ガン検査の方は結果がさらに数日遅れて出て来る、ということだったで放置していました。
 まぁ、陽性ならほっといてでも連絡が来るだろう、と思えば半年放置していた訳ですが、改めて上記のメッセージが来るとちょっとビビります。
 
 本当にガンならそんなに長い間放置せんだろう、いやいや、問題が無ければ今頃連絡して来ないだろう、とかいろいろ思いながら授業の合間の休みの今日、その病院に電話してみました。
 すると、陰性(問題無し)なんだけど、事務手続き上、確認の署名が要る、ということが判明。
 本来は医師が結果を伝え、その場で署名するのが本式だそうですが、先方も気を遣って「どうしましょうか?」ということに。
 確かに署名だけにその病院に行くのは面倒だけど、安心料と思い、素直に「じゃ、今から行きます」と一件落着。
 
 ま、それだけだと本当に一件落着なんだけど、実は同じく半年前くらいに背中のあばら骨の間に小さいしこりを発見。 この時は、時々自分でも見失う程小さいものだったんだけど、徐々に大きくなって来て、丁度上記健康診断の面診時に聞いてみたら、一言、
 「整骨院に行って下さい」
 はぁ、さよか、外科じゃないのか、と思いつつそのまま放置。
 ただ、最近は事務所の椅子にずっと座っていると痛みは無いものの圧迫感が出て来たので、先日その病院の指示通り整骨院に行ったらエコー写真を撮った上で、
 「病院の整形外科に行って下さい」
 確かにエコーの写真を見たら皮のすぐ下に楕円形の固まりあり。 恐らく悪性ではないでしょうけど、という整骨師の話を信じつつ、今度は冒頭とは違う病院に行ったら、
 「MRI検査をしましょう」
 え?今頃は細い針みたいなのを刺して腫瘍が悪性かそうでないか判断するんじゃないですか?と聞いても
 「とにかく何があるのか確かめてから」
 ということで、結局MRIの予約とその結果を聞く予約を取るだけの為に四時間を浪費。 挙げ句の果てに、
 「場合によっては皮膚科かもしれません」
 と来たもんだ。
 
 この医師、パソコンが苦手なのか、私に向かっている時間より机の上にあるモニターに向かい合っている時間の方が長く、あれこれと同じところで悩んでいる様子でした。
 おいおい、医者の試験を通るくらいなんだろうから、それくらいのソフト操作くらい理解しろよ、と言いたくなるのをじっとこらえた私。
 
 ということで、本来は二件あるうちの一件が落着した、という話で、残りの結果は二週間後でございます。
 ま、悪性ならガン保険の申請をしなくちゃね、などと気楽に考えていますが、そんな気楽なもんじゃないんでしょうねぇ、となぜか半ば他人事のような気分、というのが本音。

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osCommerce

 ここ暫くosCommerceというオープン・ソースのECサイトシステム構築に取りかかっています。

 osCommerce自体の説明はこちらをご覧頂くとして、かつては素人には絶対無理、他に頼めば数百万円から、というネット通販システムが無料というのはオープン・ソースの時代なんだなぁ、とつくづく感じます。

 

 取り敢えず稼働させてみて、サンプルのショップ画面から注文し、アカウントを作成し、支払い画面を選んでボタンを押した後、管理画面で見るとちゃんと記録されてると言う一連の仕事の流れは「無料だから」という言い訳はどこにも感じられません。

 考えてみれば普通のサーバーに入っているApacheやPHP、SQL等、全てオープン・ソースなわけですが、改めて自分でインストールするとこれだけのものがただで良いのか、と変にオドオドしてしまうくらいです。

 

 ただ、このosCommerceはOS Xserverにインストールしたという記事がネット上に無く、「FreeBSD, Linux, Windowsなど」としかありませんでした。

 しかし仕事でMac OS XのサーバーバージョンであるOS Xserverを扱っており、その管理のしやすさに惚れている私は、どうしてもOS Xserver上で動かしたい!と決意しました。

 と、意気込んだ割には大して難しくもなく、とは言ってもオープンソース系の常、なんで?という意味不明のトラブルもありながら、無事インストールの上、稼働。(いや、それはそれでめでたいんだけど)

 最初はいくらFreeBSD系とは言え、OS XはDarwin系なので再コンパイルも必要かな、と覚悟していたのに、中身はphpのスクリプトファイルの集合体で、要するに基本的にはPHP、mySQL、Apacheさえあれば動くという訳で、機能に比べてそのシンプルさにも脱帽。

 

 とは言え、ここからなんですね、実は。

 基本的な動作を確認し、その感動がさめたと同時にあれこれカスタマイズしなければならないことに気がつきます。 まぁ、これがオープンソース系を使ってさらに付加価値を高め、だからこそ商売になる訳ですが、出るは出るはドキュメントに無いエラー。

 自分のミスもあれば、なんで?と本当に首を捻るものまで。

 

 もともとは卒業生の就職先での悩みを解決する為にそこと共同開発ということで始めた仕事なので、明確な締め切りがあるわけではありません。 今月末から丁度春休みにも入るし、なんとか納得できるものにしたいものです。

 

 しかし、その噂を聞きつけて結構多くの人がこのosCommerceに興味を持ったのには驚きました。 その殆どは現在楽天やヤフーに出展している会社の関係者で、あれだけショップが増えるとなかなか認知度も上がらず、そうなると相対的に契約上の制約が気になって来る、という事らしいです。

 

 もともとデザイン系はコンテンツでwebを攻めているので、どうしてもこういうデータベースを含むサーバーサイド技術には疎かったのですが、これを機会にもっと勉強できればと思っています。

 Macを手に入れてDTPに踏み込んだとき、グラフィックデザイナーがこれまで知らなくて良かった製版や印刷の技術にまで熟知しなければならなくなったのと同じなのかも知れません。

 (というか、一歩進む度にダダをこねる子供ような難物をあやすマニアの性と言うか...)

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不快と爽快

 金曜日に私が専門学校で教えているコースの1,2年のうち、2年の卒業制作のプレゼン発表が終わりました。
 まだパネル制作が残ってはいるものの、殆どは非常に歯ごたえのある企画を考案する事ができたと感じました。 社会に出ていきなりこんな企画制作をさせてもらえる訳はありませんが、間違いなく考える力にはなっている訳で、仕事には必ず役に立つ経験になったと思います。
 
 と、それは美談ながら、この間、1年も2年も学校に泊まり込むことができます。
 当然飲食もするわけで、ゴミ箱が満杯、どころか壁沿いにうずたかく積み上げられている状態。
 自分独りの事務所や自室ならゴキブリが湧こうが蛆が這い回ろうが勝手です。 が、この教室は昼間には通常の授業でも使い、何よりそんな状態のゴミ壁が背後にある環境で良いものが作れる訳が無いと私は思います。
 
 よしんば良いものが作れても、そんな教室状態が気にならない鈍感な奴がいくらカッコいいもの、かわいいものを作っても絶対嘘だと思うし、そのだらしなさとずるさは就職後に絶対にバレて軽蔑されることを保証します。 うちの学校で飛び抜けて奇麗なもの、格好良いものを作れる人も、業界に入ればそのレベルの人は一杯います。 それよりも人間的に信頼できるスタッフを探す方が難しいからです。
 ま、恐らくは「あれは○年だ」「おれはあの教室にはいたけど泊まっていない」とか言い分はあるとは思います。 しかし「誰か掃除してくれるんだろう」と思ってません?
 
 もし学校が掃除しなかったら「その分金払ってるのにいい加減な学校だ」とか思うんでしょうか。
 何がどうあっても、奇麗な部屋でデザインした方が単に気持ちが良いと私は思うのですが。
 
 と、せっかく良い発表を見た後なのに、後でその教室のえげつない状況を見て気分が悪くなっていました。
 おまけに卒業制作を前にまたまたIllustrator CSの調子が悪いと言う生徒が出て、今度は前回と違ってシステムを入れ替えることになりました。 ところが約束していた放課後にそいつは帰ってしまっていない。
 おいおい、今日直さなかったら土日に全く制作できんぜ、と怒りつつ、ま、帰ろ、としたら携帯が鳴る。
 「今、三ノ宮です」
 おい、もう5時回ってるで。
 でも仕方ないのでそいつのiBookのシステム入れ替えを5:30から始めました。 結局終わったのは7:30頃でしたが、その時、何気なく上記のゴミの話を愚痴ったら、「ぼくら掃除してきますわ」と。
 結局そのメンテしている生徒とその友達二人のあわせて三人でゴミ壁は解消した訳ですが、これにはマジに感動。
 
 その三人とも様々な事情で当日の発表ができなかった連中。 学校ではぱっとしなくても恐らくは社会に出てから花開くんだと思います。 デザイナーだ、ディレクターだとは言っても人間ですから、そういうところを見ている人も多いし、少なくともここ暫くはそういう年代が指導的な立場にあることは間違いありません。
 ゴミ壁の底の方は相当酷い状態になっていたそうで、本当に感謝。
 
 ということで、ゴミと遅くからのメンテ作業の不快も生徒の自発的な掃除で爽快な気持ちになりました。
 
 これってオヤジの説教? 大事な事だと思うんだけど。

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管理者走る!

 インターネットというのは有り難いもので、その一つにリモートアクセス(管理)というのが挙げられます。

 要するにネットに繋がっていれば管理するマシンがどんなに遠くても(例え海外でも)こちらから操作することができる訳で、例えば勤務先から自宅のパソコンに入っているデータを取り出したり、その逆をしたり、はたまた設定などもあれこれ変えることができます。

 

 これがサーバー管理だと、相手先はおろか、会社にさえ行かずに自分の自宅(布団の中からとか)からでも仕事ができるという訳で、誠に有り難い技術です。

 しかしこれが災いして自宅に「サーバーおかしいよ」と電話がかかって来て、夜中だろうが旅行中だろうが仕事をしなくてはならない事も同時に可能になりました。

 

 また、いろいろな仕掛けをしておかないと簡単に赤の他人が自分や自分の管理するコンピュータに入り込んでやりたい放題やられることもあるので、特にこのリモート管理を得意とするUNIX(Linux)系のOSであっても一切これを禁止し、仮に「サーバーおかしいよ」と電話がかかって来たら夜中にタクシーを飛ばして...という例も少なくありません。

 

 てな一般論はともかく、私はこのリモート管理を最大限に利用し、事務所のマシンの再起動なども離れたところからやっており、「おぉ、デジタルって便利」と恩恵に浸っている訳です。

 が...

 たまにそれをやったら以後のコントロールが不可能になる操作もあり、もちろん気をつけているとは言うものの、新しい事にトライしているような言わば試行錯誤の時には期せずしてそういう羽目に陥る事があります。

 

 セキュリティ的にはあまりお勧めできませんが、パソコンに至る前のルーターという機械も実はリモートで操作する事ができまして、これをミスると、生命線である接続自体が切れてしまいます。

 こうなるとインターネット時代だユビキタスだなんてお題目は単なる念仏に過ぎず、あとはその場に赴いてリセットするしか方法はありません。 場合によっては画面上のボタン一個押すだけの為にそのマシンの前まで馳せ参じなくてはならない訳です。

 

 と、なぜ今こういう事を書いているかと言うと、まさしく今しがたそれをやってしまったのですね、私が。

 風呂にも入ってパジャマに着替えて、そろそろ寝るかぁ、と思いつつの作業の末だったので、あぁ面倒くさい、ってなもんです。

 まぁ、救いは酒を飲んでいなかったお陰で車で事務所まで行けるくらいでしょうか。

 

 とは言っても事務所までは歩いて10分、自転車で5分、車でもガレージから車をだす手間等考えたら5分。

 そんな距離だから良いけど、これが三ノ宮のサーバーだったりしたら地獄。

 

 だから冒頭に書いた「例え海外のサーバーでも」ってのは大変な覚悟がいる訳で、

 「ちょっとサーバー設定ミスしたので今から行って来るで。」

 「どこへ?」

 「南アフリカ」

 

 こんな旅行はしたくない...




※付け足し※

 と、アップした後、念のため再度自宅から接続したら今度はちゃんと繋がりました。

 ADSL + DDNSなのでルーターを再起動した時にIPアドレスが変わってしまった様です。 それを例の首無しiBook上で動いているDiCEが感知してDNSを更新してくれた様で...

 まだ試行錯誤を続けたいけど、ドツボのはまりそうな予感がするのでこのまま酒飲んで寝ます。

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