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RE:CUTIE HONEY by 庵野

 まだ能天気に正月時間で過ごしている為、なかなか0時までにblogを更新できません。

 今日こそは、と思っていたのに、ついつい事務所のDICE(ダイナミックDNSのIPアドレスの更新を行うWindows用ソフト)on Virtual PC(Mac上でWindows等異なるOSを動かす為のソフト)専用マシンにしている首無しiBook(液晶が壊れて取れたiBook。ただで貰った)の壊れたハードディスクの中古をネットで探しているうちにまた0時が迫ってきました。

 

 ここ数ヶ月、精神的に落ち着いて映画はもちろんDVDすら鑑賞する時間がなかった為、せめて年明けくらいは、とツタヤに行ってきました。

 正確にはその前夜、何気なくつけたケーブルテレビのアニマックスで2004年に制作された「RE:CUTIE HONEY」の三話を全部見てしまったのがきっかけです。 知る人ぞ知る、この「RE:CUTIE HONEY」は私が久々にはまったアニメである「新世紀エヴァンゲリオン」の監督だった庵野秀明が実写版とセットで作ったアニメで、ラッキーでした。

 で、すぐにこのblogに書こうと思ったものの、やっぱりサトエリ主演の実写版も見てからのほうが良いか、とツタヤに行った訳です。

 

 もともとの「キューティーハニー」は'74に永井豪という漫画家の原作を基にテレビ化されたそうですから、マンガ自体はもう少し古い筈です。

 永井豪と言えば「ハレンチ学園」。 女性の裸表現で当時はPTAをはじめ、各方面に大きな影響を与えました。

 絵もうまい人だったのですが、なぜか私はこの「ハレンチ学園」に馴染めず、結局その後彼の本当の傑作とされる「デビルマン」も読む機会を逃してしまっています。 テレビで「マジンガーZ」にはまったのが私の中の唯一の永井作品でした。

 「キューティーハニー」も同様で、原作はもちろん、その後何度かテレビ化されても見る事なく過ごしてしまいました。

 

 恐らく「ハレンチ学園」でヒゲゴジラなどのわけのわからないキャラクターと、だんだん肥大化して行く構成が馴染めなかったのがそもそもの原因かと思うし、加えてうちの家はあの手の性表現に非常に厳格な家だったので心のどこかでは興味を持ちつつ、意識的に避けていたのだと思います。 なにせ当時の我が家では上記マジンガーZのアフロダイエースが例のオッパイミサイルを発射するシ−ンですら私は家族の顔色を伺っていた程でしたから。

 

 ま、そんな延長の「RE:CUTIE HONEY」と実写版の「CUTIE HONEY」、主題歌は今をときめく倖田來未が主題歌その他を担当し、アレンジも70年代の雰囲気をうまく伝えながら今風のちょっとアシッドっぽくまとめて好印象。 あの手のハダカも今じゃセーラームーンで子供ですら免疫がある訳で、三本放映の最初の内は家内と小三の娘も一緒に見ていた程。 まぁ、倖田來未が「エロかわいい」で女性に支持される時代ですから、あの「ハレンチ学園」が当時巻き起こした論争は何だったんだろうと懐古してしまいます。

 結果として、やっぱり庵野はアニメの方が得意なんだと思ったし、恐らく彼もそれを踏まえた上で敢えて実写版を作ったんだと思います。

 何しろオリジナル原作を良く知らないのでどのあたりまでが原作設定でとこからが庵野のそれかはわからないものの、彼が目指したと言ういわゆる「娯楽作」には充分なっていたし、加えてエヴァファンとしては特にアニメ三話あたりの演出や絵柄にそれらしさを偲ぶカットがあったりしてこれも計算通りなら有り難い限り。

 

 結局「人は一人では寂しいが他人と交わろうとすると傷つく。どれをどう乗り越えるのか」というエヴァと共通のいわばATフィールドネタが庵野らしさの真骨頂という事で、オタク道の巨匠的に言われながらも彼が今の世の中の何を憂いているのかは充分伝わってきました。

 こういう一つのテーマを実写とアニメの二つの手法のセットで描けるというのは彼の置かれたポジションならではだろうし、それを一年以上の年を経て続けて鑑賞できたの正月ならではの有り難さ。

 

 あと「ハウルの動く城」「亡国のイージス」「下妻物語」と以前から気になっていたDVDも借りましたが、洋画好きの私としては邦画四本はとても珍しい。 ま、また感想等を書く事があるかもしれません。

 

 で、今は倖田來未が歌う主題歌が気になってます。 正確にはイントロのジャズっぽいベースのランニングに参ったのですけど。

 (文中敬称略)

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