« 平壌通りに電車が走る? | トップページ | 突然の年末バイト »

パチンコパチンコ♪

 という歌を憂歌団が歌ってましたが...
 
 ここ数日、家の周辺を駅前の新装開店したパチンコ屋の宣伝カーが走り回っています。
 駅前と言えばパチンコ屋。 と言いつつ、最近自分の部屋からも見える一軒が長い間「近々新装開店」という張り紙を貼ったままで結局閉店。 暫くしてディスカウントショップになってしまいました。
 
 パチンコ屋は長い間、儲かってしゃぁない、という商売だったのですが、長い間パチンコ業界に勤めていた友人によると、博打性が高まった事と遊びに必要な金額が上がり過ぎ、客の金がついに無くなって不況なのだそうです。
 一年程前、新聞にとある有名な釘師のインタビューがあり、「ここ暫く床に消費者金融のレシートが落ちている事が多くなりました。パチンコを楽しんでくれる事は有り難い事ですが、そこまでして...と思います」というのが掲載されていました。
 加えて以前導入されたカード方式によって店が球数をごまかせなくなり、いわゆる脱税で儲ける事も難しくなった事も関係しているのかもしれません。
 
 という背景を知っているだけに、「全台新台入れ替えでお待ちしておりま〜す!」と明るい声で車の拡声器から流れているのを聞くと「(お客様のケツの毛まで抜くよう)お待ちしておりま〜す!」かいな、と聞こえます。 いかんいかん、今日は空耳の話題じゃない。
 
 要するにこの業界もハイリスクハイリターンで、投資しない限り競争に勝てない、ということなんでしょう。 でも数日間、一日中宣伝カーを使い、当然新装開店の費用もかかっている訳で、その分客から取り返さないとやってられないのは当たり前。
 自分が博才無い故の負け惜しみとは言え、博打は胴元が一番儲かるのは太古の昔からの道理ですから、怖い怖い。
 
 てなわけで、パチンコに加えて多くのファンがいる競馬もやっぱりロマンとは捉えられないです。
 古い人間なんでしょう、私は。 大昔の芝居や映画で「あんた、その着物は私が嫁入りの時に母親に貰った晴れ着!」「うるせぇ、馬で倍にして返してやらぁ」ってのが頭から離れません。
 競馬に限らず舟も自転車も同じ。
 「馬で家建てた奴はいねぇよ」と植木等が数十年前に歌っても「わかっちゃいるけどやめられない」のでしょう。
 だからタバコが有害性をパッケージにガンガン書かなくてはならないように、はっきりと「博打だ、ギャンブルだ」と明記して開き直った方がまだ潔いと思うんですけどね。
 
 ロマンだ、家族サービスだ、欧州貴族文化だ、と有名芸能人を使って奇麗なものに見せかけるのは一種のロンダリングじゃなかろうかと思います。 なんか汚い。
 タバコの有害表記は今は白々しくても、これからの世代には確実にネガティブなものに印象づけられる筈です。 ところが公営ギャンブルはその逆の方向を進んでいる訳で、なんだ結局また汚い大人が若者騙してるんかい、と言うわけです。

|

« 平壌通りに電車が走る? | トップページ | 突然の年末バイト »

社会問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パチンコパチンコ♪:

« 平壌通りに電車が走る? | トップページ | 突然の年末バイト »