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平成元禄田舎芝居

 すちゃらか設計士にまとわる周辺会社だとか、弁護士の民主党議員だとか、元国土交通省大臣だとか。
 詳細は触れないとして、またこれらに限らず、ずっと不思議に思っていること。
 
 どうして最初に「すいませんでした」と言えないのかな、と。
 
 まぁ、報道は裁判ではありませんから、イコール罪人ではありません。 でもその後どんどん外堀が埋められ、すぐに「申し訳ありませんでした」と言うくらいなら、やったかどうかは自分が一番良く知っているんだろうに、と思うのですよ。
 
 20年程前、「アメリカでは交通事故の後、とにかく絶対謝ったらあかんねんて」と言われ、なんかやだね、そんな世界、と友達と話していたのを思い出します。 結構真剣に、日本人はそういう精神構造にはなりにくいと思うけど、と思っておりました。
 
 その後、幸いにして自分が当事者の交通事故には遭遇していないものの、世の中何となく「知りません」「やってません」「覚えてません」と、まずは最初にとぼけてしまった方が得、となってしまったような気がします。
 その例が冒頭のおじさん達。 別におじさんに限らず。
 
 なんだか書いていて他人に笑われているような気もしますが、「正直に」ってのは大事な事だったんじゃないかと私は思っているのです。
 恐らく冒頭「取りあえず否定おじさん」達も自分の子供達にはそう教えていた筈なんでしょうに、と。
 
 変な話、最後までつき通せる嘘なら突き通せば良いし、もうそれは嘘とは呼ばないのかもしれません。
 でも、調べればいずれバレるのであれば、問題はいつ謝るかしかないわけです。 嘘は。
 
 恐らく彼らも小さい頃はマンガを読んだり、小説を読んで来たのではないかと思います。 特に年少向けのそれは勧善懲悪ものが多いし、嘘をつくな、裏切るな、正直に生きろ、というのが多かった筈。 さらに大きくなれば思想系や社会悪系も読んだ筈でしょうが、そういうのを自分の人生に生かすのは難しいのかなぁ...
 無理だとすればなんだか虚しいですねぇ。
 
 「こんな事態を起こしてくれた設計士を恨みます、怒ってます」とインタビューで答えた建築会社の社長さん、自分の部下が建築材カット&コストダウンを強要し、リベートを要求していたのにどう釈明するんでしょうね。
 多分「遠い支店の事で目が行き届かなかった」と言うのでしょう。
 
 やな世の中。

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