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JALの現場は馬耳東風?

 昨日の大統領専用ヘリの話題でも触れた14日福島発大阪伊丹着JL2266便について補足を。
 
 幸いJAL、ANAともに本日予定されていたストライキは回避された様です。 とは言え、わざわざ全国紙に告知がでるほどのストをやろうということ自体が驚きです。
 とういうのは、民営化されてほぼ事実上組合潰しが完了したJRでは、ここ数十年幹線列車が止まるストは無いわけで、今や多くの路線でJRと対抗する国内線航空会社が未だにストを構えて利用客に不便を強いる、という考え方がやはり置かれている立場が解っていないとしか思えないのです。
 
 さて、同じ解っていないといえば冒頭の私が実際に乗った便でのお話。
 なんとか間に合ったJL2266を待合室から見ると機体は日本トランスオーシャンのボーイング737。 もちろんJALグループの機体で、恐らく沖縄から福島に来た機体を伊丹便に使っているのでしょう。 行きはボンバルディアCRJという50人乗りの殆どビジネスジェットのような小さい飛行機だったので帰りはB737でも有り難く感じます。
 でも設備はボロ。 ヘッドホンサービスも無く、テレビも無い。 こんなので福島の人は沖縄に行くの? かわいそう。

 たまたま前から二つ目の席だったので、離陸前のスッチー(日本航空はなんて呼ぶんでしたっけ?)が機長と業務連絡をしているのがよく聞こえました。 事前に機長は外国人だと聞いており、どうやらこいつがこのスチュワーデスにコナかけてるようで、スッチーは最初のうちは真面目に英語で答えていたのもの、そのうちニヤニヤ笑い出して「Oh! セクハラ」とか答えているのがまる聞こえ。
 まぁ、アメリカの航空会社ならこんなの当たり前、と日本航空の便に身を任す以上(伊丹-福島にANA便は無い)、どんなエロ機長でも無事に飛んで無事に降りてくれればそれ以上の幸せは無い訳で、それほど気にも留めていませんでした。
 
 上空は季節の変わり目らしく少々揺れ、一部飛行機に弱い人は気分を悪くされていた様でしたが、ま、それはJALのせいではございません。
 問題は着陸態勢のアナウンスが入り、恐らく場所的には奈良と大阪の県境あたりで、突然の大右旋回。
 時間的にはそれほど長くなかったものの、一般人には相当な角度で、私も思わず両手で左の肘掛けを握りしめる程の驚きでした。 当然機内では悲鳴こそあがらなかったものの、「うわっ」とか「ひや〜」っというどよめきが。
 
 一瞬「あ、これ堕ちるのかな? 福島空港に向かうカーナビがとんでもない指示をしたのは乗らない方が良いと言うお告げだったのか」と考えた程です。
 
 幸い程なく機体は再び水平に戻ったので窓の外を見たけど、別に何事も無く、ただ遠方に南西の方から生駒山系に沿って伊丹に向かう機体のライトが二機分見えた程度です。
 直後にエロ機長がスッチーに報告(らしい)業務連絡が入ったのですが、結局乗客には何の説明も無し。 これが私が一番腹が立った事で、ささやかとは言え、恐怖の説明を客にしろよ、と思った訳です。(込み合うラッシュ時の管制が突然のコース変更を指示したのかも知れないし、それなら乗員に責任は無いのです。)
 
 あれは一時は年間JAL、ANAあわせて40本程乗っている経験からも異常なバンク角で、もしかしたらあの直後の業務連絡はスッチーに「どうだい?ベイビー、おれが米軍で鍛えたターンは。あれで一発伊丹着陸ラインだぜ。このままキミにも一発着陸ラインってのはどう?」としょーもないB級アメリカ映画的口説きの続きだったのか?と邪推する程まで腹が立ちました。
 
 憎まれ口は叩きたくないですが、信用失墜で売り上げが落ち、全従業員の給料が一割カットと報道されても現場は全く理解していない、としか言いようが無いと感じました。 整備もこんな程度なら、そらエンジンも火噴くわな、とヤジりたくもなります。
 
 全日空も前輪が収納されないプロペラ機を相変わらず直せないと報道されています。 でもせめて全路線JALかANAかの選択肢があれば、と痛切に願う次第です。 実際、飛行機怖いです。

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