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ま、頑張ってね

 本日は早期出社で籍はまだ学校にあるのに就職活動で内定を貰った会社で働いている学生にお米を配達。

 今年の春に卒業した学生で一人、金が無くなったら家に行くからご飯食べさせてな、という学生がおりましたが、別に今日の学生は食い詰めた訳ではなく、どうもほっておくとこのまま飯食わなくなるんじゃないかと心配だった、というわけです。

 

 未だに会社訪問に一、二社くらいしか行った事が無く、うじうじしている男子学生が多い中、女子生徒はさすがと言うか、思い立ったら行動が速いというか、本来ならまだ学生のはずなのに、既に毎日会社でデザインの仕事をしている、っていうのは考えたら凄い事ですね。

 私がその立場だったらできるかどうか一抹の不安を覚えます。

 

 それでも今年は就職部を通じて就職先にお願いし、何とか週一日程度は卒業制作の為に登校させてもらうように努めたものの、それは必ずしも思い通りになる訳ではなく、中には一切学校に来れない学生もいます。

 仕事に就けないという不安は無くなる代わりに仕事の厳しさと直面している生徒にすれば、これまでのようにごく普通の学生生活の中で癒される事ができないという難しさも抱えています。

 

 まぁ、そう言う受け持ちの生徒に米を口実に様子を見に行くってのも楽しいもので、気分は田舎から米と野菜を担いで孫の様子を見に来る親父のようなものかも知れません。

 

 実際には米を置いて、ほなさいなら、とも行かないので、ふと人恋しくなった時に気軽行ける場所を、ということで普段私がよく行っているノイロ・カフェ(仮名)に連れて行って面通し。

 その間の話で、仕事で飛行機をネタにデザインをしているうちに飛行機が好きになった、というか、飛行機を見ていると元気が出るようになった、と言うので、おおそれならと、我々北大阪に住む人間にとっては有名な伊丹空港の着陸見学スポットをご紹介。

 

 そういえば、私も二十代の頃、よくここに来て何かと嫌な事を忘れようとか、希望を新たにしようとか思ったなぁ、とふと回想モードに。 だからといって今の自分が自分にとって満足できる訳でも無し、いつまで経ってももひとつやなぁ、と生徒には気取られないようにチョイ反省。

 

 ま、彼氏か車を持ってる友達がこっちでできたらまた来たらええやん、ということで再び家まで送って行きましたが、こんなことしかできないけど、ま、元気出して頑張って下さい。

 大昔、野坂昭如氏が(この名前自体、ネットで検索しないと解らない人が多いと思うけど)ウイスキーのCMで「ソ、ソ、ソクラテスもプラトンも、みんな悩んで大きくなった」と歌ってましたから。

 そうそう、偉そうに言ってるけど先生もみんな悩んで大きくなったし、恐らくまだみんな悩んでると思います。

 米ならまた正月に家内の実家から貰って来るから。(そう言う話ではないような気もするが...)

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