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週末のクラシック音楽

 今日は先月に引き続き、Audi Japanのご招待で家内とコンサートへ。

 今度はクラシック音楽で、バイオリニストの千住真理子さん+ベルリン室内管弦楽団という組み合わせ。

 

 特にクラシックファンでなくても、日曜の朝にテレビを見ていれば千住真理子さんはよく出演されており、こういうのに疎いうちの家内でも知っているいわゆるビッグアーティストです。 最近クラシックのコンピレーションCDセットが影のベストセラーとして売れている等、なかなかいい時期にいいイベントにご招待して頂きました。

 

 従来こういう企業による文化サポートイベントは東京が中心だったものを、今回もAudi Japanは大阪を第二の新天地への挑戦として選んだわけで、東京がオペラシティコンサートホールであるのに対し、大阪はシンフォニーホールが会場。 このホールは内外の音楽家から高い評価を得ている、とは聞いていましたが、私自身は足を踏み入れるのは最初で、久々のクラシックコンサートである事に加え、いろいろと期待を持たせるイベントでした。

 

 ほいでもって、ずっと以前にここで書いたように、私は結局芽が出なかったとは言え、幼稚園の時から小六までバイオリンを習っており(あぁ、恥ずかしや)、久々の生一流演奏が聞ける期待もありました。(私の時代は辻久子さんばっかっだなぁ)

 G線上のアリアや同じくバッハのヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調など、前者はエヴァの映画でのエンディングミュージックだったし、後者は私も弾いた事がある曲だけに居眠りをする事なく引き込まれて行きました。

 

 ベルリン室内管弦楽団自体もたまたま隣に座ったクラシックファンとおぼしきおじさんの話の盗み聞きによると、あの有名なベルリン・フィルのメンバーも兼ねているらしく、かと言って、中途半端な室内管弦楽団にありがちな一部のメンバーの突出した意識過剰演奏も無く、まさに一つのユニットとして非常に高いレベルのまとまりを見せていました。

 千住真理子さんで感心したのは彼女のヴァイオリンの奏でる音色の雄弁さで、二つのバイオリンの為の協奏曲で今回の指揮者でもあるハインツ・シュンク氏との合奏があり、小柄な女性であるにもかかわらず、圧倒的な表現力の差を聞かせていた事です。

 ただ、フォルテ部分の速弾きでちょっと音の立ち上がり(アタック)がぼやける事があったのが悪いとかそういうのではなく、単なる好奇心で少し気になりました。

 

 演奏終了後にAudi Japanのご好意で小パーティーが開かれ、そこで千住さんを含む楽団メンバーも顔を出し、幸いな事に千住さんご本人と少し話す事ができました。

 お世辞抜きでシンフォニーホールは良いホールである事をお聞きした上で、あの音色の事を失礼とは存じながら聞いてみると、彼女は音の響きを重視してガット弦を使用しており、これは最近特にアメリカを中心としたスチール弦の流行の中では少数派であること。 音の立ち上がり部分の癖もその弦のせいである事も教えて頂き、深く納得した次第です。

 

 確かに、そのこだわりによる結果は明らかで、まるでPAを通しているのではないかと思う程で、もちろんホールの特性にも助けられているとは言え、ソロならではの存在感を十分に伝えていました。

 シンフォニーホールの音は確かに私でも音が一つに混ざらずに一つ一つの粒がちゃんと客席まで届けてくれるのが解りました。 でもシートは最悪で、2時間と座っておられず、ここが日本のホール(と日本車)の最後の課題かなぁ。

 最後に野暮なお話を。

 今回、会場やパンフレットに飾られていたメインの車種はAudi A8で、最高車種の価格は1千6百万。 彼女のストライディバリウスはその○台分なんだとかで、メルセデスのSLRも太刀打ちできない価格だそうでございます。 ありがたや〜、ありがたや〜。

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