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やらなはじまらん語学

 「英語で喋らナイト」や「スマステ」を見て、よく言われる事ながら、どうして日本人って他言語に弱いんだろう、と考えることがあります。
 日本語が英語とは組み立て方が違うとか、色々な分析がありますが、最低でも中学三年間、大学まで行けば一般教養として八年間もやっていながら、と言われると本当に情けなくなります。

 そのくせ、英語大好きで、身の回りの生活用品や子供のお菓子のパッケージまで英語(たまにフランス語とかドイツ語)の欧米語をよく使いたがります。
 視覚的に欧米語の方が日本語、韓国語、中国語のような文字よりもデザインに馴染みやすいのは証明済みですから仕方が無いというものの、例えば我が家にある鍋掴みに書いてある英語は意味不明。 学生が自分の作品に書き込む英語はスペルミス。 注意しても「いいんです、これで」とか訳の解らない盲目暴走状態。
 
 あれって「売女」とか「性病」とか毛筆体で書かれたTシャツを喜んで着ている外人と同じくらい恥ずかしいんですけどね。
 
 何が嫌いって、英語が苦手である事を「おれも」「わたしも」と喜び合う風潮。
 あれって結局自分が馬鹿です、と傷を嘗め合っているだけじゃないかと。 苦手なのは仕方が無いとして、同類を見つけて安心するなよ、と。
 次に嫌いなのが英語圏に限らず、海外旅行で日本語が通じる事をありがたがる人々。 外国なんだから言葉が通じないのは当たり前、だから海外旅行な訳で、日本語を喋る店員がいないと文句を言う人に至っては本当に大嫌いです。
 
 私はサッカーには殆ど興味がないし、プレーヤーとしての中田英寿には全く興味はありませんが、それでもまずイタリアのチームに入った時に、いきなりイタリア語で記者会見をこなし、最近移った英国のチームでは英語で喋ったのには尊敬しました。 単に趣味としての言語ではなく、試合では言葉によるコミュニケーションが必要だから、という理由とは言え、その努力には敬意を表します。
 さらに驚いたのは卓球の福原愛。 まだ高校生なのにちゃんと修行中の中国では中国語でマスコミと受け答えをしていました。 コーチが中国人だとは言え、本業の卓球が忙しいのにさらに言葉の勉強をする姿勢にかなりの年下とは言え、本当に頭が下がります。
 
 全く知的好奇心や向上心の無い人は別として、心のどこかで少しでも英語がもう少しわかったらなぁ、他の言語がちょっとでも解ったら楽しいだろうなぁ、便利だろうなぁ、と思う人、ほんの少しづつでも良いから勉強しませんか? 
 「英語だからわかんねぇや」と逆切れして同じ程度の人を捜して安心したり、不幸にして外人と対面してエヘラエヘラとだらしない笑いを浮かべるのに本当に満足していないのであれば、別に流行の英語学校に行かなくてもテレビやラジオ、CD付きの本が溢れています。
 iPodの中に英語教材を入れて毎日聞いているだけでも違うと思います。
 
 少しうまくなれば次にうまくなるのはもっと速くなるし、もっと楽しくなります。 これは何の習い事でも一緒。
 
 海外のブランド品の店に行って、日本語が喋れる店員に群がって待たされ、邪険にされたと文句を言うあなた。 英語を喋れる手持ち無沙汰の店員を捜せばゆっくり落ち着いて買い物ができるし、場合によってはオマケも貰えます。 これ経験談。

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